「大人」がいない……

「大人」がいない……

660円 (税込)

3pt

教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。戦国時代、三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。「老」=「偉」の時代である。平成の現在、「大人」はいったい、どこへ行ってしまったのか?誰も教えてくれなかった「大人のあり方」を、いろいろな角度から考える、平成版「大人入門」。

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「大人」がいない…… のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年09月23日

    親が自分の子どもに対する接し方について、論じているくだりにドキリとさせられた。将来自分がなってしまいそうで不安になった。

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    Posted by ブクログ 2012年07月08日

     最近の日本に大人がいない、ということをいろんな事例で危惧する本でした。
     そういえば、日本在住が長い異国の方がたまに母国に帰って親戚などに会うと、年齢不相応に若く見え、驚かれることがあるそうです。(その人によるもんだとは思いますが。)日本の社会、環境にはなにか、人を成長、老化させない(子供のままで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月30日

    [ 内容 ]
    教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。
    戦国時代、三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。
    「老」=「偉」の時代である。
    平成の現在、「大人」はいっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月14日

    導入から清水節炸裂、と言った感じで、名古屋人にはたまりません。読んでて、なるほど、成る程、と納得もし、清水さんと一緒に心配したり、考えたり、というように、同調できた内容でした。

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    だいたい清水さんの他の文を読んでいたら,そこの延長線上の話だったわけですが、本の構成としてはなかなか面白く、主張している内容も頷けるものでした。

    あえてラディカルな事は書かずに、実直に徹していつつも、読ませる所は読ませるのは、やはり筆力ってものだろうなぁ。

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    Posted by ブクログ 2014年09月16日

    共感並びに納得できる点は多い。
    現実の分析は正しい様な気がするが、それでどうするかまで踏み込めていない。
    かねがね気になっていたことなので、少し期待しすぎたのかも知れないが、トータル的には満足できる。

    学校の先生が一番面倒だと思っていることは、生徒の父母と関係を持つことだそうだ。
    これは、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月09日

    この人、「大人」だなぁ〜と思う人に、最近会ったかな?日本人は永遠の12才?自分では「大人」だと思っているけど、「大人でない」人の存在が、一番迷惑だよね。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ふむ。タイトルに惹かれて購入。ほんとに大人がいないなぁと思っていたので。大人じゃないことの利点も踏まえてて、意気込んで読んだ自分が恥ずかしい。冷静であれ。バランスを取れ俺。それが大人だ。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「大人」がいなくなっているのは、世界的な現象かもしれない。少なくとも、先進国では。その分、ガキっぽい白か黒か式の対立も深まっている気もする。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月24日

    読みやすかった。
    可愛い文化もいいけれど、そればっかりになって大人のいい面まで飲み込むのはどうだろう、という内容。確かに、バランスは大事。
    いつまでも甘やかされているわけにもいかない…耳が痛いです。

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