清水義範のレビュー一覧

  • 身もフタもない日本文学史

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    雑談1 「源氏物語」のどこが奇跡か
    雑談2 短歌のやりとりはメールである
    雑談3 エッセイは自慢話だ
    雑談4 「平家物語」と「太平記」
    雑談5 紀行文学は悪口文学
    雑談6 西鶴と近松―大衆文学の誕生
    雑談7 「浮世風呂」はケータイ小説?

    雑談8 漱石の文章は英語力のたまもの
    雑談9 みんな自分にしか興味がない
    雑談10 エンターテインメイントの文学の華

    ざっくり文学史。これくらいなら苦手意識なく読める。
    雑談8以降は著者の好みに偏りあり。

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    2018年07月01日
  • 老老戦記(新潮文庫)

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    <内容紹介より>
    グループホームの老人たちがクイズ大会に参加した。珍回答を期待する主催者を手玉に取る面々。覚醒した彼らは海外旅行に出かけ、合コンに妖しく浮き立つ。一方、世間では団塊アゲイン党なる政党が勃興した。同世代の反体制派が闘争を開始、社会に衝撃が走る。これは悪夢か、現実か。日本を守らんと義勇軍を結成したのは……。超高齢社会日本を風刺するハードコア老人小説。『朦朧戦記』改題。

    ――――
    作品は二部構成になっており、第一部ではグループホームに暮らす軽度の認知症(予備軍も含む)の老人7名の、やや破天荒な日常が描かれています。
    クイズ大会の出場を依頼された老人たちですが、「珍回答をいう姿を笑わ

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    2018年01月06日
  • 行儀よくしろ。

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    よく言えば読みやすい。悪く言えば中身が薄い。

    ・学校に教育を丸投げするのはおかしい。特に学問以外のことに関しては、学校だけに頼らず家庭、そして社会の中で子供は学んでいくものである。
    ・子供は社会の鏡。子供がイライラしているということは、世の中の大人が(自分の人生に満足しておらず、)イライラしているということ。
    ・文化は変わる。そして言葉も変わる。問題は、どう変えていくのかということ。
    やはり、敗戦をきっかけに失ってしまった良き日本的道徳は少なくない。それを引き換えに発展を手に入れたといっても過言ではないだろう。
    ・生き方における美しさのなかに幸せを見出す社会。

    最後まで読んだけれど、タイト

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    2017年11月09日
  • ウケる!大人の会話術

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     会話をすることがいかに難しいのか。言葉をいかにスムーズに発することができる人になれれば良いかと思えば思うほどこの本は重く感じられる。 


     会話と文章は別物である
     雑談力が会話を制す
    「聞く技術」が信頼感の鍵
     敬語の技法とユーモアの技法
     チャーミングな話し方のためのご法度
     ビジネストークで人を動かす
     プレゼン、スピーチ、講演の技
     よどみなくゆったり流れる言葉
     男の会話、女の会話
     よい会話は楽しいものである

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    2017年10月26日
  • ウケる!大人の会話術

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    著者はもともと文章の書き方に関する著書を出している。
    人は文章にて人に高く評価されたい願望を持つ。
    一方で、人は会話の巧者にもなりたがっている。
    自分の思いを滞りなく相手に伝え、円滑な言葉のキャッチボールを楽しめるようになれば、他人と心がつながり、生活が楽しくなる。そのための実例をあげて書かれている。

    対象:コミュニケーション下手で自分の思いを相手に上手く伝えられずに人間関係に悩む人

    やり方:思いきって話し始めること、会話が上手くなる方法を雑談風に、具体例をあげて、そこからくみとっていく。

    本屋の新作棚にあって、おすすめされてた。
    ただ、著者自身を事例にしているため、話題の内容が基本的に

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    2017年11月03日
  • 蕎麦ときしめん

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    パスティーシュを面白く受け取れるか、あるいはくだらない遊びと煙たがるか、ひょっとすると気にもしないか。案外Twitterの大喜利になれた今の時代には、安っぽいパロディーとしっかりとした模倣文学の狭間にすっと差し込まれた身近な作品なのかもしれない。

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    2017年10月08日
  • 黄昏のカーニバル

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    初めて読んだ作者さんです。

    パスティーシュってのがよくわからなくて、調べたりもしました。
    …が、僕にはちょっとよくわかりませんでした。。。

    しかし、そんな言葉は置いておいて、
    作品としては非常に読みやすく、面白いものでした。

    なかには「どういうこと?」と思うところもありましたが、全体を通して「世にも奇妙な物語」のような雰囲気で楽しく読めました。

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    2017年09月26日
  • 大人のための文章教室

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    文章をどうしたらうまくかけるのかを書いた本。
    接続詞の使い方だけでも違う。
    文章の長短
    ですますかであるか。

    手紙、実用文、紀行文、随筆のそれぞれの書き方が述べてある。

    特に接続詞を知っているだけで、うまく使うだけで印象が違うのがよくわかった。

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    2017年09月23日
  • 日本の異界 名古屋

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    まぁ、名古屋人なら当たり前をえがかれた一冊です。私の年齢でも、うんうんと理解&納得出来る箇所もありますが、若い方はちぃーとわかりかねる内容も多々あるでしょう。しかし、楽しく読めました。

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    2017年08月23日
  • 八つの顔を持つ男

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    人間生きていくためには幾つもの顔を持たねばならない。裏表どころではない。ということで正幸の姿に何ら違和感を覚えなかった。ちょっと笑っちゃったけどね。
    あらすじ(背表紙より)
    都内の出版社に勤務する松本正幸、五十歳。妻と一男一女のごく平凡な家庭を営む。―彼は田舎に住む年老いた両親の行く末を案じ、また浪人中の息子の進路で悩む父親でもある。そしてまた、地域住民との親睦を図りつつ、部下の女性と秘かに不倫を愉しむ顔も持つ。様々な「顔」を持つ男の実体は…?「企業」「恋愛」「家族」小説としても味わえる奇妙な連作長編。

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    2017年07月21日
  • 考えすぎた人―お笑い哲学者列伝―

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    生産した物は、その場にいる人間が等しく分けあうのが共産主義。しかし、大国が共産党一党独裁政治をすると、必ず官僚による利権の独り占めが生じ、公平な配分は行われない。不満を抑え込むため秘密警察が作られ逆らう者は弾圧される。マルクス唱えた理想と夢は、欲にまみれた人間には実現不可能であった。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、デカルト、ルソーなど世界の名だたる哲学者を、とびきりのユーモアで面白おかしく紹介する。笑いながら哲学の断片をも齧ることができる。一粒で二度美味しいお得な作品だ。

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    2017年06月10日
  • 間違いだらけのビール選び

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    統一感なく、な短編集。

    落ちがあるような、ないような
    共感を得るような、得ないような。
    表題の話は、なんだそりゃ!? という状態ですが
    この業界、ありえそうです。

    雨、に関しては突如としてそちらのジャンルに、ですが
    発見されたのは、一体誰なのか。
    ヒント…というか、多分、なのは出てきますが
    本当にそれなのか、違うのか。

    ブラッド・ゾーンは支配されていると思うと
    ぞっとするものがあります。
    いや、それに気が付く自分も、本能に支配されてる、かと。

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    2017年05月29日
  • 愛と日本語の惑乱

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    17/01/28 4:30am
    清水作品としては余り得るものはなかった。
    唯一「フェルスター症候群」(Foerster's syndrome) と言う言葉を知ることができたことだけが収穫。

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    2017年01月28日
  • 独断流「読書」必勝法

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    清水氏の西原氏に対する評価、「この人は大した小説読みだ」は、清水氏に悪気はないのだけど、教師が生徒に対してよくやる評価(褒めているようだが、こう評価するのは自分より下と見なす人に対してのみ)である。この評価に喜ばず、それに敏感に反応した西原氏の反射神経はさすがである。

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    2017年01月12日
  • 愛と日本語の惑乱

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    40代初めの売れっ子コピーライター、野田敦。
    彼の恋人は、妖艶な女優、新庄百合子。
    恋人の愛が冷めていく中で、野田の日本語がおかしくなっていく。
    そこらへんの仕掛けが、ああ、清水義範さんだな、と思わされる。

    野田はSHK(この後に決して48とかはつかない。「敷島放送協会」の略なんだそうだ)の放送用語委員でもあるという設定で、そこで日本語に関するいろいろな問題が出て来る。
    ちょっとお勉強本みたいになるけれど、これはこれで興味深い。
    縦書き文書での数字の書き方はどうするべきか。
    外国の地名は現在、現地音に近い呼び方をするのに、中国の地名だけは日本語読みしているのは改めるべきなのか。
    差別語や、そ

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    2016年11月27日
  • 【カラー版】夫婦で行く意外とおいしいイギリス

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    イギリスの食べ物がメインの本なのかと思いましたがイギリスの歴史がメインの本でした。北部の旅の様子が興味深かったです。

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    2016年11月19日
  • 【カラー版】夫婦で行く意外とおいしいイギリス

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    写真あり、コンパクトな歴史著述がある旅行記。無味感想なガイドブックに食傷気味な人には、ピッタリ!
    定着したイギリス料理のモノ足りない味の体験談を見て、やはりフィッシュ&チップスしかないのかと思う。
    旅行行程は、イギリスの見どころを全て回るツアーは、働いている間は、無理だろう。しかし、独特な文化を体験するために、いつかは行ってみたいなぁイギリスと思う作品。

    1つお願いしたかったのは、サビルロードでスーツを仕立て、その体験談が欲しかったというのは、リーマンのヒガミになるのかな。

    国家の問題だと思うのですが、旅行者が、イギリス以外のワインを飲まざるをえない物価の高さを、何とかすべきでは?

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    2016年09月26日
  • 【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々

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    テーマを決めて、世界を旅することの面白さ。

    インドへの旅をきっかけに、イスラムの国々を回ろうとする筆者。トルコ、ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、チュニジア、東トルコ、モロッコ、エジプト、スペインときて、イエメン。世界史で学ぶだけではわからなかった、それぞれの国の姿。一口にイスラムの国々と言っても、宗教に対する態度はそれぞれ。情勢が変わって、きっとここに描かれた姿は、もう見られないかな、と思う国も。

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    2016年09月09日
  • 【カラー版】夫婦で行くバルカンの国々

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    年初に旅したクロアチア。バルカン全体のイメージをつかむための本を探し、いくつか見つけた中の柔らかい旅行記。
    作者のこってりした文体に好き嫌いはあるかもしれないが、バルカン半島の全体像を掴むにはいいんじゃないかな。
    元バックパッカーとしては、バスツアーなんて!と斜めに構えていたが、前回の旅でそのよさも知り、この本はバスツアーでありながらもアンテナの張り方次第で無理なく現地を体験することを伝えている。

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    2016年04月30日
  • 身もフタもない日本文学史

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    現代のところはちょっと端折りすぎだろ!と思ってしまうが、近代以前の紹介はわかりやすく、なんといっても面白い。この著者の視点って、いつも斬新で感心してしまう。

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    2016年04月03日