清水義範のレビュー一覧

  • おもしろくても理科
    好きな教科が理科で清水義範が好きで西原理恵子が好きだったので、もうツボ!と即ゲットした本です。理科がおもしろいんだよーと平易に説明してる本なわけですから、理科が得意な人には物足りなく理科が嫌いな人にはやっぱりおもしろくないんじゃないか…と思ってしまうのですが、でも西原の突っ込みマンガがあるのできっ...続きを読む
  • どうころんでも社会科
    社会って暗記で面白くない。これが世間一般の社会という教科への印象。でも社会って生活にとても身近なもので、知れば知るほど面白いものだと教えてくれる本。
    北海道産のこんぶがなぜ沖縄や富山で多く消費されているのか、など、ためになってうなってしまう話があります。こういう社会の授業したいな〜。
  • もっとどうころんでも社会科
    どうころんでも社会科の続編。今回もおもしろい。西原さんとの漫画のコントラストが相変わらずいい味だしてます。
  • ウケる!大人の会話術
    文字通り、ユーモアを交えた大人の会話術について。

    自分よりも世代が上の人向けとは感じたものの、参考にはなった。
  • 行儀よくしろ。
    現代日本の教育論。学力よりも知力や道徳が大切と言う話。学力は知力の中の1つの物差しである。学力だけが全てではないということ。
  • 蕎麦ときしめん
    「文体模写=パスティーシュ文学を確立する」とある。しかし、古来から本歌取りは日本文学の伝統。そして先立つ小林信彦の「発語訓練」(1983年)のほうが文体模写の嚆矢と思う。唐獅子シリーズの「唐獅子源氏物語」(s57年)は源氏物語の文体模写である。
    蕎麦ときしめん」の前書きで、清水氏ではないという設定の...続きを読む
  • 国語入試問題必勝法 新装版
    「国語入試問題必勝法」
    タイトルに騙された気分w
    兄がまさしく主人公と同タイプの、国語だけ苦手な人間だったので、受験の時これ知ってたら有難がったかもな~と思いながら読んでた。
    だってやたら説得力あるんだよなあ、この解法。是非試してみたくなっちゃう。笑

    「靄の中の終章」
    収録作品中、いちばん印象に残...続きを読む
  • ifの幕末
    「清水義範」による長篇時代小説『ifの幕末(『幕末裏返史』を改題)』を読みました。

    「池波正太郎」の『人斬り半次郎 幕末編』、『新装版 幕末新選組』に続き、幕末を舞台にした作品です… 「清水義範」作品は、6年前に読んだ新解釈世界史エンターテインメント作品『シミズ式目からウロコの世界史物語』以来なの...続きを読む
  • 日本語がもっと面白くなるパズルの本~難問、奇問、愚問を解く~
    パズルと言うより「日本語クイズ」の方が相応しいし、それをテーマにしたエッセイと言うのが実態
    問題の書かれてあるページを捲ると回答が書かれてあるけど
    回答だけではなくどんな問題か分かるように記載してくれたらページを行ったり来たりしなくてよいと思う

    昔の言葉、最近の言葉、局所的に使われている言葉、業界...続きを読む
  • 学校では教えてくれない日本文学史
    古事記から現代文学までの日本文学史の流れと、変容しながらも日本文化の根底にある価値観みたいなものの理解を深められた。

    古事記の美しさと醜さを同格に論じるところ、源氏物語の短歌と敬語が頻繁に用いられるところ、枕草子や方丈記や平家物語などの滅びの美さ、奥の細道の陰を醸し出す紀行文学。

    日本はやはり、...続きを読む
  • やっとかめ探偵団
    これも悪くないけど、あともう少し。仲間のお婆さんのキャラがいまいち立ってないのと、展開が平凡。主人公以外は年寄りの嫌な特徴が個性になってて、そこが入り込めないとこでもある。アイス十衿はかなり面白かった。
  • 夫婦で行くイタリア歴史の街々
    イタリア、いいですね! 中世の街並みが多く残っているなんて。建物や美術品を観て感動できるって素晴らしいと思います。それにしても、世界史の授業のような盛りだくさんの内容。高校でちゃんと歴史を勉強しておくべきだったと後悔。歴史の知識があればもっと面白く読めたはずです。
  • もっとどうころんでも社会科
    清水義範の面白エッセイ『もっとどうころんでも社会科』を読みました。
    清水義範の作品は昨年10月に読んだ『映画でボクが勉強したこと』以来ですね。

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    “活きた社会科”をお勉強する面白エッセイ。
    日本人はどうして土地に執着してしまうのか? 
    その答えは大化の...続きを読む
  • 蕎麦ときしめん
    パスティーシュ作品は初めて読んだが、思っていたよりも面白く、短編がいくつか集まっているものだったので読みやすかった。
  • 国語入試問題必勝法 新装版
    真面目そうなタイトルに反して、いや反しすぎて一体私は何を読んでいるのだろうと思ってしまった。いやいやいや、決して悪口を言おうとしているわけではなくてですね、ユーモアといいますか、そういうのはあるのはもちろん、著者の想像力には圧倒されました(特に初めの猿かに合戦)。ええ。少々まわりくどいところもあった...続きを読む
  • 【カラー版】夫婦で行く旅の食日記 世界あちこち味巡り
    楽しきねー。清水先生がご夫妻で巡る、イスラム、バルカン、アフリカ、ヨーロッパ。特に見識を振りかざすとか蘊蓄をたれることはなく、淡々と食べたものを記録するのみにて気楽に読める。お酒事情もわかるしね。
    こういう大人数のツアーというものがこの2年は絶滅状態だけど、また復活しますように。私は行かんけど、父と...続きを読む
  • MONEY〈新装版〉
    2021.11.03~11.07

    面白かった。でも、イメージしていたものとは違った。
    もっと笑える作品かと。

    マネはできないです。ご安心ください。
  • 国語入試問題必勝法 新装版
    表題は吉川英治文学新人賞。笑いばかりではなく、「時代食堂の特別料理」とか琴線に響くものもあり、売れ続けている理由もわかる。「いわゆるひとつの‥長嶋節」は初収録。
  • 心を操る文章術
    文体模倣の名手・清水義範さんが自作や他の作品を具体例にして、ちょっとした工夫で印象が変わる文章の書き方を解説した本。

    文体模倣でユーモア溢れる作品を生み出した清水義範さんならではの文章技法の解説はとても面白いです。

    読者の心に響く作品を書きたいと思う方は一読の価値ありと思います。
  • 大人のための文章教室
    文法論を学んできた自分が親しんだ名前を見つけたので、この方の主観だけで書いているものではないことが分かる。(永野賢とか、普通は知らない。)
    書き方は優しいけれど、重文複文のあり方とか接続詞の使い方とか、文章構成の基本を押さえてある良書。
    最後まで読めなかったのでまた借りたい…