清水義範のレビュー一覧
-
社会って暗記で面白くない。これが世間一般の社会という教科への印象。でも社会って生活にとても身近なもので、知れば知るほど面白いものだと教えてくれる本。
北海道産のこんぶがなぜ沖縄や富山で多く消費されているのか、など、ためになってうなってしまう話があります。こういう社会の授業したいな〜。Posted by ブクログ -
「国語入試問題必勝法」
タイトルに騙された気分w
兄がまさしく主人公と同タイプの、国語だけ苦手な人間だったので、受験の時これ知ってたら有難がったかもな~と思いながら読んでた。
だってやたら説得力あるんだよなあ、この解法。是非試してみたくなっちゃう。笑
「靄の中の終章」
収録作品中、いちばん印象に残...続きを読むPosted by ブクログ -
パズルと言うより「日本語クイズ」の方が相応しいし、それをテーマにしたエッセイと言うのが実態
問題の書かれてあるページを捲ると回答が書かれてあるけど
回答だけではなくどんな問題か分かるように記載してくれたらページを行ったり来たりしなくてよいと思う
昔の言葉、最近の言葉、局所的に使われている言葉、業界...続きを読むPosted by ブクログ -
古事記から現代文学までの日本文学史の流れと、変容しながらも日本文化の根底にある価値観みたいなものの理解を深められた。
古事記の美しさと醜さを同格に論じるところ、源氏物語の短歌と敬語が頻繁に用いられるところ、枕草子や方丈記や平家物語などの滅びの美さ、奥の細道の陰を醸し出す紀行文学。
日本はやはり、...続きを読むPosted by ブクログ -
イタリア、いいですね! 中世の街並みが多く残っているなんて。建物や美術品を観て感動できるって素晴らしいと思います。それにしても、世界史の授業のような盛りだくさんの内容。高校でちゃんと歴史を勉強しておくべきだったと後悔。歴史の知識があればもっと面白く読めたはずです。Posted by ブクログ
-
清水義範の面白エッセイ『もっとどうころんでも社会科』を読みました。
清水義範の作品は昨年10月に読んだ『映画でボクが勉強したこと』以来ですね。
-----story-------------
“活きた社会科”をお勉強する面白エッセイ。
日本人はどうして土地に執着してしまうのか?
その答えは大化の...続きを読むPosted by ブクログ -
真面目そうなタイトルに反して、いや反しすぎて一体私は何を読んでいるのだろうと思ってしまった。いやいやいや、決して悪口を言おうとしているわけではなくてですね、ユーモアといいますか、そういうのはあるのはもちろん、著者の想像力には圧倒されました(特に初めの猿かに合戦)。ええ。少々まわりくどいところもあった...続きを読むPosted by ブクログ
-
楽しきねー。清水先生がご夫妻で巡る、イスラム、バルカン、アフリカ、ヨーロッパ。特に見識を振りかざすとか蘊蓄をたれることはなく、淡々と食べたものを記録するのみにて気楽に読める。お酒事情もわかるしね。
こういう大人数のツアーというものがこの2年は絶滅状態だけど、また復活しますように。私は行かんけど、父と...続きを読むPosted by ブクログ -
2021.11.03~11.07
面白かった。でも、イメージしていたものとは違った。
もっと笑える作品かと。
マネはできないです。ご安心ください。Posted by ブクログ -
表題は吉川英治文学新人賞。笑いばかりではなく、「時代食堂の特別料理」とか琴線に響くものもあり、売れ続けている理由もわかる。「いわゆるひとつの‥長嶋節」は初収録。Posted by ブクログ
-
文法論を学んできた自分が親しんだ名前を見つけたので、この方の主観だけで書いているものではないことが分かる。(永野賢とか、普通は知らない。)
書き方は優しいけれど、重文複文のあり方とか接続詞の使い方とか、文章構成の基本を押さえてある良書。
最後まで読めなかったのでまた借りたい…Posted by ブクログ