清水義範のレビュー一覧
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今までに作家の数々の「文章読本」というものが出されていますが、読み物としてそれらの作品を鑑賞できますが、実用として参考にするにはなんだか違和感がありますね。谷崎潤一郎の『文章読本』は除いて。『大人のための文章教室』は、著者がこだわっていますがあくまでも「教室」というこで実用に役立つことが数多く書かれ...続きを読むPosted by ブクログ
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主人公まつ尾を中心とした穏やかなお年寄りが醸し出すのどかな雰囲気に似合わず、話は幼児虐待と子殺し、そして娘を思う母の代理殺人と続く。
こういったのどかな状況設定ではもっとぬるい湯に浸かったような事件が合うと思うのだが。
まつ尾の悲しい過去、幼くして別れさせられてしまった娘と心が通わせるシーンもあり...続きを読むPosted by ブクログ -
名古屋版のミス・マープルの三作目ですね。
名古屋弁を読むのも慣れてき来て、作品の流れに乗ることができた。
一連の殺人事件ををそれぞれ短編に仕立てた最後の一編でその謎をさらりと解いてしまう、悲しいけれど綺麗な筋書きとなっています。
相変わらず主人公波川 まつ尾の周りに集まる年老いていながらも自分の...続きを読むPosted by ブクログ -
接続詞を出来るだけ多くの種類を使ってみる。一つの文は三節まで。文体特にである調にですます調を入れる際のテクニック。変換しすぎの注意。これくらいかな。役に立ちそうなことは。Posted by ブクログ
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理科と言いながら、だいぶ取っ付きづらいところまで
幅を広げてしまったのか、かなり読みづらなかったです。
ま、それでもだいぶ読みやすくはしてるんでしょうけど…。
ビッグバンの会なんて、早々に投げ出したくなるほどでしたよ。
サイバラの絵でちょっと癒されましたが。Posted by ブクログ -
2011.07.30
最初の三編で大爆笑。腹痛い。他は集中力が持たず、かつ文体が苦手であまり読めなかった。二十年以上前に書かれたものとはびっくり。Posted by ブクログ -
びっくりするくらいハチャメチャな短篇集。
予期しない方向に突っ走っていくので、戸惑いながらもワクワクする。
おじいさんが大活躍する「ワープロ爺さん」、「栄光の一日」、ぐだぐたっぷりがツボな「インパクトの瞬間」が良かった。
「冴子」はダメだった。苦手。Posted by ブクログ