「他人を見下す若者たち」の対になる様な新書だと思う。「最近の若者はロクなヤツが居ない」「学力低下で頭の悪い若者ばかりだ」と言うが果たしてそうか?そして、そう言っている大人は果たしてどうなのだ?という問いかけを淡々と静かに考えて行く。
激しい決めつけもなく爽快な一刀両断の結論もなく、ズバリという決定打には欠け物足りなさを感じるかもしれないが立ち止まって一寸『教育』というものを静かに考えさせてくれる一冊だと思う。が、清水義範ファンとしては清水はもっと書ける!とも思う。これが気に入った人は他の作品も読んでみてください。