清水義範のレビュー一覧

  • はじめてわかる国語

    Posted by ブクログ

    国語について取り上げた一冊。

    国語といっても、授業で習って試験で出されるものもあれば、
    漢字、話し言葉に聞き言葉、童話に文章読本に話題は及んでいます。

    主要科目の中で一番最後に取り上げられただけあって、
    ちょっと扱いに苦労してるんだなぁと感じが伝わってきますが、
    サイバラのイラストも含めて気楽に楽しめました。

    ま、その分なんにも後には残らなかったんですけどね。
    そんなもんです。

    0
    2011年06月25日
  • 大剣豪

    Posted by ブクログ

    単なる時代劇のパロディかと思っていたが、ちゃんと物語として面白かった。

    特に、鉄仮面の話と碁の話は歴史の裏が空想出来て面白い。

    0
    2011年07月02日
  • 人生うろうろ

    Posted by ブクログ

    エッセイと物語を合わせたような一冊。サクッと読めました。
    人生で体験する、様々な転機や出来事について。

    0
    2011年05月31日
  • 日本ジジババ列伝

    Posted by ブクログ

    お年寄りをテーマにした短編集。
    引退後ますます元気な老人から長い人生を懐かしむ老人まで様々な老人が描かれているが、どの老人もどこか寂しくもほのぼのとしていて面白かった。

    0
    2011年04月23日
  • 飛びすぎる教室

    Posted by ブクログ

    清水義範のテーマ別雑談と西原理恵子の(たまにテーマに沿っている)マンガのコラボもの。
    シミズ博士はイスラム建築に凝っているそうで、この本でもあちこちで引き合いに出されるが、見たくなるよ。
    驚いたのは、大天使ガブリエルについて、天使は無性だがガブリエルはたいてい女性の形で描かれると書いてあったこと。いろいろな受胎告知を見たけど、今まで女性の形と思ったことなかった(いや天使に性別はないんですけどね)。シミズ博士にはあれらが女性に見えるのか。というか、あれらが男性のように見える私のほうが異例なのか?

    0
    2011年03月27日
  • やっとかめ探偵団

    Posted by ブクログ

    登場人物の方言が気になってしまって、
    読むのに時間がかかった&本筋に集中できなかった…

    でもまつ尾さんの魅力や、名古屋ことばから溢れる名古屋らしさがウリだから、
    そういう点ではしっかり読める作品であった、と思いたい。

    0
    2011年04月16日
  • 雑学のすすめ

    Posted by ブクログ

    これこそ雑学といった、方向性のないネタが満載。
    一応、大雑把に文化の話かな。(^^;

    興味の持ちどころが、連載時の清水の興味の対象ですから、本当に「どうでもいいじゃん」って感じるところがあるのが、これまた楽しいというか。(^^;
    自分の興味から完全にずれているというか、思いもよらない知識が入ってきて楽しかったです。

    0
    2011年03月06日
  • ザ・対決

    Posted by ブクログ

    ロビンソン・クルーソー対ガリヴァーが一番面白かった。

    ロビンソン・クルーソーのことを公園にいるホームレスと呼んだりガリヴァーをサタデーと名付けるなど、小ネタが盛り込まれており、とても楽しい。

    それぞれの章で文体を変えていることも凄いと思う。

    0
    2011年04月23日
  • イエスタデイ

    Posted by ブクログ

    細かな固有名詞は自分が知らないものばかりだったので分からなかったが、
    過去を懐かしむというちょっと不思議で独特な感覚を上手く描いた面白い話だった。

    0
    2011年04月23日
  • 単位物語

    Posted by ブクログ

    私は、単位というものは数値を分かりやすく解釈するための座標にすぎず、それ自体には意味が無いと思っていた。

    しかし、この本のように単位一つ一つの成り立ちから意味を求めてみると、色々と素朴な面があって面白い
    と思った。

    0
    2011年04月23日
  • 雑学のすすめ

    Posted by ブクログ

    読んでいるときはなるほどと思うが、読み終わると片っ端から忘れていくのが。私にとってたぶんいらない知識なのかもしれない。ということで2回読んだけれど、2回目も新鮮に読めた。ちょっとズレた西原さんのイラストが面白い。

    0
    2011年01月28日
  • 早わかり世界の文学 ――パスティーシュ読書術

    Posted by ブクログ

    文学の傑作といわれる作品を十数作品挙げ、そのあらすじを紹介しながらある種筆者の文学論を展開している。昔の文学作品はとっつきにくくてまだ読めていない人にはあらすじが一気にわかって楽しめるのはもちろんだが、そのあらすじの話し方がとても面白いので原作を読んでみたくなること必至だと思う。とくにドン・キホーテはいままで誤解してたことが分かって、あんなにもユーモアに富んでウィットの効いた作品であったことはこの本を読んで始めて知った。また、文学を読むことは楽しいことはもちろんのこと、現代でも必要であることがひしひしと伝わってきた。高校生や大学生に向けての講演が元になっているので言葉が平易で読みやすいのも良か

    0
    2011年01月21日
  • 青二才の頃 回想の’70年代

    Posted by ブクログ

    時代エッセイ。単純に読んでて楽しかった。70年代についてほとんど何も知らなかったから特に。

    現代とあまりに違いすぎて、昔はいいなーとは単純に言い切りたくない。

    自分が中年を迎えたとき「青春の2010年代」なんて振り返れるかしら。

    0
    2011年01月14日
  • 大人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章の技法であったり、文章上達のための技術を知りたいといった人には、あまり勧められない。

    文章を読むのが好き、文章を書くのが好きといった人が、清水氏独自の観点に接して、自分のものに取り入れてみたい部分を見つけたいといった人にはお勧めです。

    ワープロで書く、手で書く時の違いや、メールと古典の共通点など、なるほどといった箇所に強くひかれた。

    タイプ別文章の書き方は、今まで自分が書いてきたものと照らし合わせていくといいだろう。

    『文章とは自分を他者に伝えるためのもので、うまく伝えたい、できれば相手を同感させたいという目標を内在しているものなのだ。』

    清水氏の文章を最初に読んだのは、確か学生

    0
    2010年12月31日
  • おもしろくても理科

    Posted by ブクログ

    私は理科が嫌いです。が、面白く読めました(そういう趣旨の本なので当たり前か?)。でも内容をしっかり理解したか?と言えば微妙かも(笑)確かに分かりやすく書いてくれていますが、いまいち理解出来ない部分も。。。

    0
    2010年12月29日
  • ピンポン接待術

    Posted by ブクログ

    日本に「ゴルフ禁止法」が出されて、ゴルフが出来なくなってしまったら、「接待ゴルフ」にかわるものは、ピンポンである……。

    という説の元、お話が進んでいきます。
    なるほど~、接待となると中年の人が多いから、激しいスポーツは無理だし、となると「浴衣にスリッパ」で行うピンポンというのは本当に都合がいいのかもしれない。

    この本は短編集なので、他にも興味深い話がたくさんありました。
    国でたった一人のオリンピック出場者の話とか、あと一番「わかる~」と思ったのは、昔は勉強は出来なくてもスポーツが出来る子が人気があって輝いてたのに、大人になるとそういう子はちょっと生活に苦労してたりして、逆にスポーツはダメだ

    0
    2010年12月09日
  • 身もフタもない日本文学史

    Posted by ブクログ

    28ページ 「アキレウスは無敵の英雄だが、かかとに弱点があり、そこを切られて死ぬ」 切られて→射られて

    28ページ 「オデッセイ(オデュッセウスの英語読み)」 →(オデュッセイアの英語読み)

    0
    2019年01月16日
  • ことばの国

    Posted by ブクログ

    何も考えずに笑いたくて買ったけど、「言葉の戦争」という短編では特に、日本語と言葉の使い方について思わず考えさせられた。一日くらい大和言葉のみで生活してみるのも良い経験かもしれない。外来語の定着度や便利さに気付けるだろう。

    0
    2010年11月15日
  • 独断流「読書」必勝法

    Posted by ブクログ

    古今東西の、有名どころ本の感想…というか
    突っ込みどころ? になるんでしょうか??
    あれの意味が分からない、これの意味が分からない。
    けれど分かれば面白いのもあるよ~でも理解できない。
    みたいな内容は、感想、でいいのでしょうか?w

    途中にある漫画は、内容に沿っているものもあれば
    まったく沿ってなくて、我が道を走っている事も。
    続きものになっている部分もあって、別々に読んだ方が
    お楽しみはあるかも知れません。


    聞いた事はあるけれど、あらすじ程度しか知らないものから
    それすら知らないものから、題名から知りません、まで。
    ちょっとした興味はわきましたが、最後まで読むと
    読まなくてもいいかなw 

    0
    2010年09月30日
  • 行儀よくしろ。

    Posted by ブクログ

    教育・文化が乱れ、美しい日本人のあり方が失われつつある現代社会に警鐘を鳴らす一冊。モンスターペアレンツに読ませてあげよう。

    0
    2010年08月31日