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巨大なモスク、そびえるミナレット(塔)、野菜が中心で美味な料理、所構わず大声でケンカするが親しみやすい人々。初めて訪ねたトルコでイスラム世界にどっぷりはまった著者夫婦は、イスラムの国々をとことん見ることを決意する。有名なエジプトやモロッコはもちろん、イラン、ウズベキスタン、そしてイエメンまで。宗教の陰に隠れた、人々の本当の暮らしとは!? 中高年夫婦で行く旅のコツも満載。電子オリジナル特典として、文庫未収録写真を多数掲載。
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Posted by ブクログ
ここ10年くらい、清水さんの書く小説なりエッセイなりを読んで来た人にはおなじみのイスラム世界からとらえた旅行記。 それぞれの国の素朴なところを楽しみつつ、毎回「酒が飲めるか」を心配している様子のギャップが面白い。 エジプトの国土利用率が5.5%程度、とゆー話はちょっと驚いたのと、なぜ「イスラムの...続きを読む国々」にスペインが入っているのか世界史に疎い自分には意外だった。
著者が50代に夫婦でイスラムの国々を旅行した紀行文。著者は3回のインド旅行後トルコに行った際、すっかりイスラム世界にはまってしまい、その後ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、チュニジア、モロッコ、エジプト、スペイン、イエメンと各国を訪れた。 私自身、卒業旅行でトルコに行き、歴史・文...続きを読む化の厚みと、なによりもイスラム建築の幾何学的な洗練された美しさに圧倒された。本を手にした時、その時のことが思い出されたので他の国々はどうなのだろうと思い読むことにした。 読んでみると、やはり国によって色々と違うところがあり(お酒が飲める飲めないとか、人々の感じとか)、その違いがまた魅力的だった。今では大変なことになってしまっているシリアなど、当時は行けたのか!という驚きとともに、貴重な遺産が今となっては破壊されてしまって残念だと思った。
旅行記としても読めるし、さすがに作家だけあって時代の流れをスマートにまとめた歴史解説書としても読めるし、サブテーマ的な扱いではあるものの、各国の料理文化、そしてイスラム圏を見る際に避けて通れない酒と人々との関係について知る文化紹介本としても読める、かなりお得感のある本。 一章でひとつの国を扱ってい...続きを読むるので、自分の興味のある国だけ読むのも好いですが、著者がスタート地点と決めた国からどんどん西に移動していて、その訪問順を崩さずに章立てされているので、最初から順繰りに読んでいくと、著者と同じ視点でイスラム巡りをすることができ、「前に○○を訪れた時はこう違う」なんていう記述にも戸惑わずに済みます。 ネタ色の強い紀行文としては宮田珠己氏の著作が好きなんですが、あれはあくまで「宮田氏だからこそできること」であって、常人にはちょっと真似できない、というか真似したくない旅行も多々含まれてます。 そこからいくと、この本で描かれている旅行は著者が50代になってからのものということもあり、無理せず旅行会社が組むツアーなどに申し込んでいる、いわば「正攻法」で訪問するパターンなので、参考になるところも多いんじゃないかと思います。 ホントは☆は5つでも好かったんだけど、タイトルにせっかく「夫婦で行く」とあるのに、旅のパートナーである奥様との会話や旅先でのエピソードがちょっと物足りなかったので、その点だけマイナスにしました。 でも、これからこの本で取り上げられている国に旅行する予定があるなら、お供にして損はないと思います。 唯一、この本のせいではなく残念なのが、ここで取り上げられている国のうち、シリアやイラン、レバノンなどには治安の問題で今は行きにくくなってるんじゃないかということ(著者が訪れているのは2000年代初頭、今から10年近く前)。国際情勢次第で、昨日まで行けたはずの国に行けなくなる可能性があると思うと、思い立ったらとりあえず行っとけ、という行動力が必要なんだな、と、本と関係ないところでしみじみしてしまいました。
テーマを決めて、世界を旅することの面白さ。 インドへの旅をきっかけに、イスラムの国々を回ろうとする筆者。トルコ、ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、チュニジア、東トルコ、モロッコ、エジプト、スペインときて、イエメン。世界史で学ぶだけではわからなかった、それぞれの国の姿。一口にイスラ...続きを読むムの国々と言っても、宗教に対する態度はそれぞれ。情勢が変わって、きっとここに描かれた姿は、もう見られないかな、と思う国も。
ヒッチハイクとかバスだとかのダイハードな旅行ではないけれども、テーマのある旅なので読んでいて流れがよかった。これを読んだ後にハプスブルク関連の本を読んだので、スペインの下地がわかってよかった。
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