清水義範のレビュー一覧

  • 身もフタもない日本文学史

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    肩肘のはらない日本文学史。
    作家が書いているだけあって読み物として面白い。
    短歌のやり取りがメールのやり取りというのは他でも読んだことがあるが、江戸時代にケータイ小説があったというのは新しい発見だった。

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    2010年08月13日
  • 大人のための文章教室

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    将来の教員採用試験に少しでも役立てるかと思い、
    また少しでも、文章力をつけようという想いから購入し、読破。

    前半は、大変参考になるようなことも書いてあり、面白く読めた。

    後半は、随筆や、紀行文の書き方などがあり、そこは自分の目的としてはいらなかったが、全体的に役に立つ本かなと思った。

    最近本を読むことにはまっていて、俺も少し成長してきたかな?

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    2010年07月04日
  • 雑学のすすめ

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    読み終わったら自分がすごーく物知りになったような気になって、夫に「あのね、今日はじめて知ったんだけどね」とか4回も5回も話しかけてうるさがられた。ほぼ24時間後の現在、よく覚えているのは清水センセイよりもりえぞうさんのパートのほうだったりして。あ、清水センセイの師匠が半村良だっつーとこは覚えてました。結構びっくりしたし。

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    2011年08月06日
  • 神々の午睡(下)

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    全くどこまでもふざけた人だ。

    出会えてよかったと心から思う。

    1巻でまとめてくれたらもっとよかったな。

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    2010年06月23日
  • どうころんでも社会科

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    「日本語使い」のハカセが、毎日かあちゃんの挿画をそえての社会科にまつわるエッセイ。
    昆布ロードの話は、知らなかったし、面白かった。そういえばとろろ昆布で巻いたおにぎりって、東京のコンビニではあんまり見ないなぁ。

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    2010年06月23日
  • 雑学のすすめ

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    ふむふむ。読んでると楽しくてお勉強になるような気がするんだが、一瞬で頭からすり抜けてしまうのは、私がとりあたまだからでしょうか・・・せんせい。

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    2011年09月12日
  • 大人のための文章教室

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     文章を読みやすくするために、文章にリズムをつけること。リズムをつけるとは、句読点の場所を短くつけた後、長めにつけてみるなどして、文章に変化をもたせるということだ。はじめの書き出しは短めの言い切り文にする、次に長めの文で説明する。このような文章はたしかに読みやすい。

     なんだかんだいっても、文章は書きなれることが一番の上達方法なのだ。毎日ブログで日記を書くなどするのもよい。問題は継続する方法をみつけること、継続は文章上達に限らず、何をするにも必要不可欠な要素なのだが、身に着けるには確かな覚悟が必要だ。

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    2015年05月11日
  • 飛びすぎる教室

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    ネタバレ

    お二人の軽妙な会話に乗り切れず、残念。きっともっと楽しい本なのだろうから、再チャレンジしたいです。とりあえず、挿入される西原マンガを中心に読みました。

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    2015年09月21日
  • やっとかめ探偵団と鬼の栖

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    違うお話2本立て。
    今回はどちらもおばあちゃん達がひらひら元気に情報収集しています。
    読むたび、おばあちゃんって人様の話を聞くのにいいポジションだな、と。
    これほど自然に輪に入って抜けられる人種はいませんねw

    虐待に、人の弱みに付け込もうとする男。
    昔も今も、変わりないという事でしょうか?
    撲滅キャンペーン、出来ればいいんですけど…。

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    2010年04月10日
  • はじめてわかる国語

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    作者の子供の頃の国語授業の話から、国語教育に対する思いまで、様々な話題が満載です。
    国語教育に携わる方におすすめです。

    挿絵?はご存知西原理恵子さん。サイバラ・ファンも必見です。

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    【個人的に興味を持った話題】
    ・小学校のの授業は道徳教育も兼ねている。
    ・文学的感性と国語テストの点は、相関しない。
    ・生足とは「成熟していない足」でも「加熱処理されていない足」でもない。
    ・エ行の仮名に続く「い」はエの長音。・・・とは限らない。
    ・「赤い靴」の女の子は、実は外国に行ってなかった。
    ・「さようなら」の挨拶は「

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    2010年04月06日
  • やっとかめ探偵団と殺人魔

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    名古屋のおばあちゃんの、連続短編推理物。
    おばあちゃんが主人公のせいなのか、それともこういう書き方なのか
    やたらに会話が多いです。
    しかし相手がおばあちゃんだと思うと、これくらい喋るな~という
    てんぽのいいもの。
    むしろ下町感が出ていいかも?

    最初の話からちらっと出てきていた連続殺人魔は
    最後にはちゃんと解決されます。
    が、それまでずっと単なる話題だと思ってました。
    …侮りがたし!w

    こんなおばあちゃん、まだまだどこかにいそうです。
    けれどおばあちゃんの前に、駄菓子屋をまったく見なくなりました。
    大人の駄菓子屋、なら見るんですけど…。

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    2010年03月28日
  • 【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々

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    ヒッチハイクとかバスだとかのダイハードな旅行ではないけれども、テーマのある旅なので読んでいて流れがよかった。これを読んだ後にハプスブルク関連の本を読んだので、スペインの下地がわかってよかった。

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    2010年02月28日
  • 永遠のジャック&ベティ

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    ネタ勝負!な話。
    英語の教科書に出てくるジャックとベティが40年後に再会したら・・・?
    という設定で展開するこの話。
    なんか教科書の時の癖で、「あなたはベティですか?」「はい、私はベティです」みたいな口調でしか話せないという(笑)。
    そんな調子なので会話につまり、「これは窓です」「これは床です」と言い合ってる所が笑える。

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    2010年02月24日
  • 大人のための文章教室

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    何でも感じに変換しない。難しいのはあえてひらがなで書く。
    頼み事は最後に自署すると心がこもってよい。
    接続詞を意識せよ。しかし、あまりに使いすぎるとうるさい。極力少なくせよ。
    文は長いの良くない。しかし、短文だけもダメ。バランス大事。
    司馬遼太郎は、
      短文 短文 ちょっと長い文
    という構成を良く使い、リズムをとった。
    長文も3つくらいの短文をつなげるのが限界。
    最初に言いたいことを短文で。そのたと長文で補強する。
    読点は、あくまで意味をわかりやすくするもの。多すぎるとうるさい。
    例えば、
     私は、彼が・・・・・・・・。(主語が連なり、しかも長いときにわかりやすくするもの。)
    従って
     私は

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    2010年02月21日
  • スシとニンジャ

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    初めは純朴な旅行者ジム君の、頓珍漢な“ニッポン”像が可笑しいが、やがて日本社会の変なところまで考えさせられる。読後がさわやかなのは、ジム君の前向きなキャラクターがあってこそ。

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    2010年02月17日
  • 行儀よくしろ。

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    読みやすくて、かつ、納得させられました^^*

    高校の時に夏休みの課題で
    新書を読むということで、この本を選んだのですが
    この本を選んでよかったです(^ω^)

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    2009年11月06日
  • ザ・対決

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     似通った物を対決させる。例えば、お茶vsコーヒーどっちが上か、桃太郎と金太郎どっちがNo.1か、ロビンソンクルーソーvsガリヴァーなどなど。身近にあるもの、似通ったものを独特の視点から清水義範が対決させる!
     清水義範は突拍子もないアイデアで勝負する作品が多いですが、これもその一つ。誰かが考えそうなことなんだけど誰もやらなかったようなアイデア、これは特にそうですね。なかにはソクラテスvs釈迦なんてのもあり、遊びすぎと言えなくもない。またもや清水義範の独特なセンスにうなってしまうのです

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    2010年05月14日
  • どうころんでも社会科

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    080904(n 080919)
    081202(n 090201)
    090924(a 091002)
    100309(n 100711)
    101223(a)

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    2010年12月23日
  • おもしろくても理科

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    070828(n 080416)
    080529(n 080831)
    081226(n 090226)
    090227(n 091002)
    090921(n 不明)
    100625(a 100726)
    101223(a)

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    2010年12月23日
  • おもしろくても理科

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    これに書かれている一文が、高校生のときに青臭いことを色々考えていたワタクシの光明になったのです。
    以来清水氏はワタクシの心の師匠でした。

    この本自体は、理科アレルギーの人に
    理科って面白いよ、
    というもの。

    慣性の法則、脳の中身、地球の滅亡などを軽い語り口でつらつらと述べていらっしゃいます。

    合間に入っている西原氏の漫画が逸品です。
    お二人の掛け合いが面白い。
    (この後、どんどん続編が出版されているのですが、
     お二人の距離が離れてゆくのが寂しいです)

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    2009年10月04日