【感想・ネタバレ】河馬の夢のレビュー

あらすじ

TVクイズ番組のアブナイ内幕(「世界の国からこんにちは」)、ラジオの解答者を襲った身も凍る電話(「こだま電話相談室」)、米国人団体を率いて絶体絶命に陥った女子大生(「帰国子女京都観光ガイド」)、商社マン4人による知ったかぶり世界ことわざ合戦(「急がば回れ」)ほか…前人未到のギャグ満載で平成の金満ニッポン人に贈る抱腹絶倒、爆笑保証の傑作小説集!

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Posted by ブクログ

上越新幹線から東海道新幹線に乘り繼ぐ際に、東京驛のキヨスクで購入。
前日の飮み過ぎで、頭が冱えないので、輕い讀み物を讀みたかつた。
その點で清水義範の本はうつてつけである。

この本は8篇の短篇を集めている。
「ことば」に對する作者の洞察が示される作品が多い。

私が氣に入つたのは、「説教」にフォーカスした「アホダラ教」といふ作品。
酒が入るとついつい説教めいたことを口にしてしまふオヂサンにとつて、耳が痛いと同時に、救ひを感じる作品であつた。

2003年12月13日讀了

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2009年10月04日

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