清水義範のレビュー一覧

  • 日本ジジババ列伝

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    觀察の達人、清水義範が描いた、年寄の諸相。

    年をとると云ふことが如何なる事なのかを面白く描いてゐる。

    私も既に40台。
    まだ年寄ではないが、年寄とは幾つぐらゐからなのだらう。
    自分では年寄ではないと思つてゐても、周圍の人間が年寄だと認識すればやはり年寄になつてしまふのだらうか?
    そんなこんなをいろいろと考へさせられた。

    「八十年間世界一周」。
    この題名はもちろんベルヌの「八十日間世界一周」からのパクリであるが、これを讀んでゐて、北杜夫のお母樣、齋藤輝子さんを思ひだして、こんな年寄になりたいものだなあと思つた。

    2003年10月10日讀了

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    2009年10月04日
  • グローイング・ダウン

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     明日が今日で、今日が昨日で・・・・・。
     未来がどんどん遠ざかり、今という今が次々と過去へと進む。
     読者よ、諸君はいま、清水義範のステキな短編を読んでいる。
     だが時が経つと、諸君はその短編を知る以前の諸君となり、
     それどころか清水義範を知る以前の諸君となるのだ。
     いざ覚悟して読みたまえ。
                         (文庫裏表紙)

    表題作を含む9つの短編集。
    どの物語も 意表をつく設定でありながら、どこかほのぼのとした雰囲気をかもし出している。
    たとえば、生まれる前の記憶の中に存在するかもしれない、というようないつかどこかで見覚えのある出来事であるような。

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    2009年10月07日
  • 12皿の特別料理

    Posted by ブクログ

    レシピがざっくりと紹介されているので、つい作りたくなります。
    ところで、名古屋のきんぴらごぼうって食物繊維を強調したようなしゃきしゃきの堅いものでなく、やわらかいのって本当なのでしょうか?(2002.10.11)

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    2009年10月04日
  • 永遠のタージ

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    歴史解説書

    この作者は金鯱の夢などのユーモラスだけれど読みごたえのある名古屋ものを書いているので、毛色の変わったこの作品はどうかと思って読んでみたが全くの期待外れ。
    小説ではなく、単なるムガール帝国の歴史解説書となっている。

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    2022年10月04日
  • 【カラー版】夫婦で行くバルカンの国々

    購入済み

    がっかり

    バルカン旅行の予習として見つけて読んだのだが、ほとんど『地球の歩き方』の抜粋で構成されているようなもの。一言一句全く同じ部分も多い。コピペすれすれなんじゃないだろうか。オボちゃんじゃあるまいし。
    有名な人のものだけに楽しみにしていたのだが、上記の点以外でも平凡な文章だし、本当にがっかり。
    自身の有名さの上にあぐらをかいて、やっつけ仕事程度に書いたとしか思えない。

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    2014年06月28日