鎌谷悠希のレビュー一覧

  • TRUE Colors 境界線の上で

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    私と同じ年代なら、この本のタイトルを見れば絶対にCyndi Lauperの名曲“True Colors”を思い出すだろう。いまこの本を手に取る中学生読者にもそのことを伝えたい。

    そもそも私が中学生時代に読書に求めたのは、ひたすら“背伸び”だった。友だちが読んでいた三島由紀夫を手に取り、文庫本で薄いからと読み始めた「午後の曳航」で登場する中学生たちの早熟さにしびれた。さらに日常的な中学生活に満足できない私は三島を読み進め、「金閣寺」は難しそうだからと手にした「仮面の告白」を読み、自分の手の届かない世界の存在を感じたものの、それが自分の身近にあるとまでは考えられなかった。
    つまり私にとって三島小

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    2026年03月21日
  • TRUE Colors 境界線の上で

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    シリーズ前作も大した切れ味のアンソロでしたが、今回もすごかった。今児童書やYAジャンルではかなり最先端の意識が描かれていますが、その一歩先を書く、という志を感じました。どれも良かったですが「ぼくと、体と」が選んだテーマもラストの切り方も一番凄かったかな。
    なぜ自分が痴漢に遭うのか? 顔か? と思って好みのタイプを顔でジャッジする自分の価値観に気付いてしまうなど、こういう言い方はよくないんですが男子主人公だからこその物語になっていて大変よかったです。性の話がサラッとした自然な形で出てくるのも男性作家だから可能なのかもしれない。

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    2025年09月29日
  • ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録 1巻

    匿名

    無料版購入済み

    新鮮

    仏像や仏師を描いた今までにないタイプの作品でおもしろいです
    まさかの仏と人間が融合しちゃうし、その時呼び出された明星菩薩の一人称が「僕」だし
    口調は丁寧だけどめっちゃ負けん気のある人間くさい性格してるしいろいろおもしろいです

    #タメになる #笑える

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    2025年06月05日
  • ベル・リュエル 1er 銀ねこ通り

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    物語や思い出を商う街・エウフェミア。
    『Belles Ruelles』とは"美しい路地"という意味。
    タイトルにふさわしくとても美しい。

    私が一番気に入った銀ねこ通りのお店は、時計店「パラディソ」とランプ屋「セントエルモ」。とても繊細で見入ってしまいました。
    どのお店もすごく素敵で、行ってみたくなります。

    2巻、3巻と続くので、続きも読んでみたいです。

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    2025年05月05日
  • ベル・リュエル 1er 銀ねこ通り

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    架空の街を舞台にして様々なお店の物語を巡る作品集。
    雰囲気のある街並みにはファンタジーの要素もあり、RPGで街を探索しているみたいでとても素敵。

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    2025年01月22日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    YA!ジェンダーフリーアンソロジー。いわゆるLGBTQだけでないテーマが描かれている。
    「男女」に縛られてないか、「普通のこと」と考えるのを停止してないかと問われる想いが胸をつく。
    執筆者は小林深雪、にかいどう青、長谷川まりる、如月かずさ、水野瑠見、菅野雪虫、鎌谷悠希。

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    2024年12月20日
  • ベル・リュエル 1er 銀ねこ通り

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    11名の作家さんが架空の街「エウフェミア」の路地に個性豊かな店や施設を描いたコミック&イラスト集で、それぞれの作家個性と世界観が調和していてとても見ごたえがある1冊。それぞれの物語がひとつの通りの中で時間にとらわれず進行して、旅人になって街の散策とお店めぐりを楽しむ気分で読んだ。

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    2024年07月14日
  • 少年ノート(1)

    匿名

    購入済み

    うわぁぁぁん

    中学生の頃の自分に読ませたい。あの頃自分が悩んでたことの、全てがこの作品に詰まってるから、読んでたから不安感は減っただろうな。

    しまなみ誰そ彼と並べて心の1番大切なものを置く場所にある漫画です。

    #泣ける #深い #共感する

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    2024年07月03日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーアンソロジー。
    性に悩む中学生たちが主人公。ほろっときたり切なかったり可愛かったり、感情が忙しかった。
    惜しいのは男の子目線が少なかったところ。男の子主人のジェンダーフリー短編集、ぜひお願いします。


    よかったのは、にかいどう青さんの「チョコレートの香りがするね」と長谷川まりるさんの「チキンとプラム」。
    にかいどう青さんの短編、あまりにも好きすぎるな、とずっと思っていたんだが、さすがに今回完全に射抜かれた。いやーあまりにもお見事。残酷なくらい切ない。ホラーのほうも読んでみることにする。

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    2024年04月27日
  • しまなみ誰そ彼 4

    購入済み

    とっても繊細で素敵な物語。誰かさんのつかみどころのないところが最高だった。チャイコさんと瀬一郎さんカップルのラストは泣けた。

    #エモい #切ない

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    2024年03月07日
  • しまなみ誰そ彼 3

    購入済み

    この物語の内容はチクチク胸が痛むけど、尾道ののんびりした雰囲気のおかげで和らいでる。椿くんも苦しんでいそう。どうなるんだろう。

    #切ない #泣ける

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    2024年03月07日
  • しまなみ誰そ彼 2

    購入済み

    キュンキュンしたり切なくなったり。美空さん大人びてるけどまだまだ子どもで繊細だった。思春期に入る時期だし、なかなか簡単にはいかないんだな。

    #切ない

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    2024年03月07日
  • しまなみ誰そ彼 1

    購入済み

    まさかこんな良本があったなんて知らなかった。ゲイの子の辛さや葛藤がよく描かれてる。誰かさん不思議な人だなー。

    #泣ける #切ない

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    2024年03月07日
  • ベル・リュエル 1er 銀ねこ通り

    匿名

    特別感が満載

    どの作家さんの話しも、まるで画集のような美しい絵で漫画と言うより美術品を見ているようでした。『街』を意識して読み進めると風景が想像できて、読み終わった時は旅行客にでもなったかの気分で満足感がありました。
    次回作も絶対買うと決められるほど満たされました。

    #深い #ほのぼの #癒やされる

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    2023年12月30日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーアンソロジー、ふーんと読んでみましたが、すごい! YAや児童書はジェンダーの問題をきちんと語る作品は多いですが、最先端も最先端の話がずらっと並んでいて全くゆるみのない仕上がり。作品ごとにテーマ分けもされてるし、話のバランスもいい。非常に優れた仕事だ。

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    2023年11月20日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    こういう本が、小学校や中学校の図書室にあってほしい。ジェンダーについてだけじゃなく、他のさまざまなことについても、いろんな考え方や生き方があっていいんだって思わせてくれる本だから。

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    2023年07月15日
  • ヒラエスは旅路の果て(3)

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    最初の、おじいさんが出でくるあたりからもう、ずうっと涙が止まらなかった。生きることの尊さと儚さ。喪いつづけても生きていく決意。悲しくて苦しくて辛いのに、なんだか生きる勇気を見出せるような漫画だった。大好き。電子で買ったけど、紙でも買っていろんな人に読んでほしい。

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    2022年10月24日
  • ヒラエスは旅路の果て(3)

    購入済み

    完結おめでとうございます

    絵もお話も、どこまでも素敵でどこまでも美しかったです。素敵なお話をありがとうございました。

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    2022年10月09日
  • しまなみ誰そ彼 1

    無料版購入済み

    ゲイの扱い

    同性愛者であることを隠したまま暮らす少年の物語。カミングアウトをして自分らしく生きよう!…というのは聞こえはいいけど場所をまちがえると地獄。私もこの本の舞台である尾道の近所で育ったが、今の時代で日本の空き家が溢れかえっているレベルの田舎でゲイであることを公表しようものなら、親不孝者として肩身が狭いというどころではない扱いを受けるだろう。今はゲイがあちこちにいる欧州に住んでいるが、ここではゲイの人が生き生きと暮らしている。ゲイの人々は日本の田舎に住むべきではない。がんばれ少年!

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    2022年04月03日
  • ヒラエスは旅路の果て(1)

    匿名

    無料版購入済み

    死への旅の始まり

    主人公の女の子の冒頭のノリが時をかける少女と重なって、まさか彼女が死ぬ為にとは思わず、えって少し固まりました。
    今まで触れた事の無いテーマの作品でした。作者さんの着眼点は凄いなぁと。どんな風に畳んでいくのか興味を持ちました。

    漫画の表現力の高さも素晴らしかったです

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    2021年12月01日