鎌谷悠希のレビュー一覧
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ネタバレ最終巻。よかったなー。っていつも思う。
いろんな人の固定化してしまった強い願い、思いとを元の形に自然に返すことはできないけれど、森羅万象という過ぎた力をみんなでどうするか必至に考えていった感じ。
物語の中で悪者役としてしか存在できなかった人もほんとはどうにかなればよかったとも思う。
彼の目的達成のための努力が全部全部溝に捨てられたのは惜しい。
あの世界は元に戻ったようで戻っていない。誰もが痛みを抱えて再度歩きはじめた。
…でも帷先生は愛されてるな。いままでの苦労で既に対価を払っているのかな。
禁術のバランスは結構悪かったけど、萬天の秘術も素敵だったよね。これが秘術っていったのは相澤だったかな。確かの層なのかもしれない。
ある意味で忍術はもう技術に追い抜かされてしまうようなところも書いているのかなっとも。忍道部は科学部のコンテストにでざるを得なかったわけですしね。 -
Posted by ブクログ
この5巻は弱さや喪失を受け入れることはそんなに簡単な問題ではないことが描かれていました。
自分用の息継ぎ地点。今回の主役はゆたかの同級生で背が高いことに引け目を感じている鞆和也。自分自身が弱い存在であることは自分でよくわかってる。しかし、周りから色んなことを決めつけられ自分の行先を縛られてしまう。思春期マインドと言われてしまえばそうですがその解消って時が経てば忘れるだけで根本的な解決には至らないと思います。今回和也は合唱をクッションにして自分なりの息を吐き方を覚えました。家族や合唱、ゆたかとの人間関係などたくさんのことに悩まされたけど彼なりに1つの答えに行きつけたのが良かったです。ビバ青春。
アイデンティティの喪失。自分はなんのために生きているのか、だれに喜んでもらいたくて歌ったのか。このポポフの話はゆたかの兄穣とも繋がっていました。未来を恐れて今を戦えないポポフ、母すら自分を省みない今に絶望してしまった穣。ポポフが出した結論は自分なりの楽しかった思い出を反芻しながら未来への希望をゆたかの声から感じ取ったゆえの答えです。穣は歌を止め、笛を奏でるようになりましたがポポフはどうなるんでしょうか。
少年ノートはその表題作通り少年少女たちの思春期らしい一片を見せてくれています。それはとてもキレイな青春もあれば苦々しい思春期の思い出を掘り起こされる描写もあります。それでもそのバランスがとても心地良いのがこの作品の良いところだと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ”ボーイソプラノ”とは、言葉の通り、男性が歌うソプラノです。
主人公のゆたかは中学1年生で様々な歌に挑戦してゆきますが、
その歌声は声変わりを迎えてしまうと無くなってしまうものなのです。
「歌がすき」という純粋な気持ちで挑む反面、
いずれは今のように歌えなくなってしまう、という不安が彼には常に付きまといます。
葛藤を抱えながらも、
一時のきらめきを最大限に楽しもうとする、ゆたかの姿勢には涙腺がゆるみっぱなしです…。
また、歌声はもちろん絵で表現されているのですが、
どこまでもイメージが広がるような絵柄なので、すんなりと物語に入り込むことができます!
そして歌の内容やメロディーをついつい検索してしまうのです…!!
久しぶりにヒットしたマンガでした!
モーニング・ツーで連載されているようなので、続きが気になります^^