【感想・ネタバレ】しまなみ誰そ彼 3のレビュー

あらすじ

理解し合えないまま、それでも共に生きる。

夏祭りの苦い思い出を拭えぬまま迎えた新学期。
たすくは、想いを寄せる椿から文化祭の課題を一緒にこなそうと誘われ、戸惑いながらも足を運ぶ。
しかし、すでに顔見知りである「談話室」のメンバーを揶揄する椿の姿に、たすくは困惑と悲しみを抱えることに。
一方、「談話室」メンバーの内海の元に、かつての部活仲間の小山が現れた。
小山は善意から、内海が今「男性として生きている」ことを、部のOG達に知らしめようとするが…?

尾道を舞台に鎌谷悠希が描く性と生と青春の物語、第3集。

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購入済み

この物語の内容はチクチク胸が痛むけど、尾道ののんびりした雰囲気のおかげで和らいでる。椿くんも苦しんでいそう。どうなるんだろう。

#泣ける #切ない

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2024年03月07日

購入済み

核心に迫ってきた(?)

物語の核心というよりも、筆者の核心ですかね。人が知らぬ間に相手を、大切に思っている相手でさえも傷つけていことを実感するお話。他人を誰一人傷つけない生き方はないと思うけれど、こういった経験を通じて、少しでも傷つけてしまう相手を減らせればと、そう感じる回でした。カーーーーッ!!あんた天才だよ!!!!

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2020年04月21日

Posted by ブクログ

親切心から性的マイノリティの人を過度に気遣う人々と、それを鬱陶しく思う当人たち。ほっておいてもらいたい、無視してほしい、いないものとして扱ってほしい、という心の叫びが痛々しい。私はLGBTには当てはまらないけど、それでもその気持ちには共感できる。

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2017年12月02日

購入済み

読み続けるつもりです

1巻では自分の苦しみにのみ没頭していたたすくが2巻以降少しずつ他者の痛みにも目を向けられるようになってきて、これからどういう風に成長していくのか見届けたいと思います。しかし椿くんって一体何なんだろうね。

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2017年11月24日

Posted by ブクログ

フリスタ特集から。多様性を考えるでなく、考えるまでもなく自然と在るっていう、そんな状態が目標。それまでは、多く触れて考え続けるしかないわな。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

尾道で繰り広げられる、誰かさんと猫集会の人たちとの出会い、LGBTの話。人は、自分が思うよりずっと性という概念に囚われているのではないか。それ故にLGBTの人たちを〝そういう人〝と称する。そのことが悪気はないとしてもすでに差別の対象になり得る恐れがあること。個人的には椿くんが同性愛に対して理解を示すようになったことが嬉しかった。最後まで理解できなくても、分かりたいと思うことは間違いではないと思う。三巻で終わるにはもったいないぐらい好きな漫画でした‥‥。誰が誰を好きでいても違和感のない世界であるように。

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2018年05月19日

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