石井睦美のレビュー一覧

  • 王さまのお菓子

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    とにかく絵が秀逸。
    描かれるガレット・デ・ロワの美しい曲線と、香ばしい香りが漂ってきそうなこんがりしたパイの色にうっとりしてしまう。

    私が買ったことのあるガレット・デ・ロワはクリスマスの時期(あちらではクリスマス=新年なのだろう)に売られていた物で、フェーブは小さなタイルのような形の陶器だった。

    この絵本のフェーブは可愛らしい人形の形。
    彼女が主人公の女の子のことを思う様子が可愛らしく、寒い時期に心を温かくしてくれる物語だと思う。 2022.6

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    2022年11月26日
  • キャベツ

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    これは佳作。
    寒い日にロールキャベツとかクリームシチューなんて食べるたびに思い出しそう。
    主役にはならなくても大切な存在だよ、キャベツ。

    初読みの作家さん。前知識もなく読みましたが、他作品も読んでみたいです。

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    2022年04月15日
  • もみの木

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    子どもというより大人が良さをしみじみと味わえる絵本。クリスマスのお話かと思いきや、まるっきりそうではない。目の前の幸せを大切にしたくなる。

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    2021年12月10日
  • ご機嫌な彼女たち

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    シングルマザーでありワーキングマザーである寧、万起子、美香、崇子。それぞれの背景と子供たち。中でも美香、母親に愛されず高校も中退して自立するためにスーパーで働き恋人に妊娠を告げると逃げられる。それでも娘の美雨を思いっきり愛して育てて最後は粕谷さんみたいないい人と結婚して。「美雨を背負ってるんじゃない、一緒に手をつないで歩いてる」てかっこいい!
    読んでいて幸せな気持ちになりました、ありがとうございました。

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    2021年06月05日
  • キャベツ

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    何回読んだことか!
    純粋にくすくす笑えて、涙して、登場人物たちがたまらなく愛おしい。
    優しい兄弟。優しい家族。そして美味しいごはん。

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    2021年05月17日
  • もみの木

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    もみの木は大人になった時にねずみさんが来てくれたんだけど、みんないなくなっちゃって寂しがっていました。

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    2020年12月09日
  • まいごの てがみ

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    最初のページ、最後のページにハガキが挟んであります。雨でぬれて読めなくなったハガキ、その内容を推理するような絵本です。絵柄も素敵ですし、話の内容もとても楽しめます。

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    2020年11月27日
  • 幸福の王子

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    あらすじ不要の有名児童小説。
    そういえばちゃんと文字で読んだことがなかったかもしれない。

    初めて「幸福の王子」の物語を知った時、なんて美しい話なんだと思った記憶がある。数十年経って改めて読むと、ツバメが可哀想になってきた。ツバメはただ王子の我が侭を聞いてしまったが為にその命を犠牲にしたのだ。1晩だけでツバメをエジプトに行かせていれば、彼は死ななかったかもしれない。王子が分け与えた宝石や金だって、貧乏な人は1晩で豪遊して使い切ってしまうかもしれない。貧しい人の心が清いなんてもはやフィクションの中だけの話だ。そんなことを考えてしまった。結局、いくら悔い改めた王子であろうと人である以上自分勝手な部

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    2019年02月11日
  • ふしぎの国のアリス

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    ・何がおこるかわからないへんてこなせかいで、アリスは大きくなったり小さくなったりします。1ばん大きかったのは400cmです。そしてくるっくるおちゃかいにもさんかしました。

    ・アリスがへんなウサギを追って深い穴に落ち、なにからなにまでふしぎなワンダーランドに行ってしまいました。たのしそうな世界だなーと思いました。

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    2018年02月06日
  • キャベツ

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    「自分と関わるさまざまなことにいろいろ戸惑って、困惑してかまわないとぼくは思っている。というより積極的にそうすべきだとも。ただし、そうやって出した答えに対してはぶれたくはない。」


    高校生の妹ちゃん、生意気なんだけどかわいくてにくめないな~。久しぶりにどストライクで好きな本に出会えて、「あ。私が好きなのはそうだ。こんな本だった!」って思い出した。しあわせな気持ちになりました。

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    2017年09月24日
  • 皿と紙ひこうき

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    大分県日田市の山間部、陶芸一家の愛娘の健全な生活を営む日記。瑞々しい筆致。甘やかすぎない作風。
    高校まで、バスで片道50分。その間も、親類の人生について考えを巡らせたり、詩集を読んだり。
    高校一年生の少女の生き方に背筋を正されるものがある。少しぜひ再読したい。

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    2014年10月22日
  • キャベツ

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    2014.5.30
    とても良かった。描かれている世界も、ことばの選び方も。
    中2のときにお父さんを亡くした時からキッチンに立つようになったお兄さんの視点で語られていて、みているものや感じていることがすごくリアル。
    人に薦めたくなる一冊。

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    2014年06月23日
  • キャベツ

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    中二で父親を亡くしたぼくは、母親と妹のために毎日ごはんを作ることになる。そんなぼくに妹が友達とのデートを斡旋するのだった。
    実に爽やかな物語。草食男子のぼくの恋愛ものかと思いきや、兄妹の関係が主体の話でした。
    妹からキャベツくんなどと呼ばれるほどに所帯染みて地味めのお兄ちゃんと、ズケズケとものを言うけれど素直なところもある妹。お兄ちゃんが好きだから自分の一番の友達と付き合って欲しいと思ったのか。お兄ちゃんを知らない人に取られたくないからなのか。そんな妹の気持ちが垣間見えて何とも甘酸っぱい。
    でも端から見ると言いたい放題の妹に翻弄される兄という感じでもあるし、妹のそんな部分を受け容れている兄の姿

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    2014年03月16日
  • キャベツ

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    中二でお父さんを亡くした男の子が、妹と働く母のために毎日ご飯をつくり洗濯もたたむ。
    料理系小説が好きなので、間違いなくど真ん中に好きな作品。
    妹の友達と恋をする話になるのかと思いきや、物凄く家族の話。
    深く優しい家族の話。
    川向こうのおばあちゃんのキャラとその奥にある頼もしいほどの愛情に感服。

    お兄ちゃんの妄想、面白すぎる。

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    2013年02月20日
  • レモン・ドロップス

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    文庫になったと知り、衝動買い、そして再読。
    初めて読んだ当時は、主人公の美希と年も近くて、すごく共感した覚えがある。
    今読んでも、全然違和感なかった。
    この本に引用されている音楽や小説は知っているものが多くて、きっとそれもいいんだろうな。
    当時からあとがきがすごくすきで、今回の文庫版ならではの解説も良かった。
    何度読んでもやっぱりこの本すきだなぁ。

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    2009年10月14日
  • すみれのさとうづけ

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    「世界のお菓子シリーズ」の二冊目。
    クリームの地に紫の配色が素敵な絵本で、題名からは甘い香りが漂うようです。

    去年の夏におばあちゃんが亡くなり、
    サラは一人でくらすおじいちゃんのことがしんぱいでたまりません。
    おじいちゃんの家にお泊まりにきたサラは、庭いちめんにさくすみれの花にむちゅうになって…。

    サラの表情やしぐさの可愛らしいこと!
    すみれの精に教わりながらつくったさとうづけはキラキラしてまるで宝石のよう。
    さとうづけを一粒おとすと、グラスの中でシュワシュワと音をたて青いろにかわるソーダ水がとてもきれいです。
    おじいちゃんはおばあちゃんと過ごした日々を次々と思い出して…。

    ひょっとして

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    2026年08月10日
  • 愛しいひとにさよならを言う

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    人によって「愛しいひと」はさまざまで、その愛の形もさまざま。愛という文字を見ると、男女の関係を1番に想像するかもしれませんが、この作品はもっと深い意味での愛に触れたような気がします。作品全体に流れる雰囲気がとても好きです。

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    2026年07月18日
  • ひぐまのキッチン

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    30社連敗で就職浪人の樋口まりあ。伝手で祖母の昔馴染の会社の社長秘書になることに。秘書業務の中の悩みのタネは時折訪れる来客へ昼食をお出しすることで⋯。
    社長をはじめ、前任の秘書の先輩など同僚の面々がいい人たちしかいなくて最高の職場環境。若干自意識迷走中のひぐまちゃん、食べる人を思い少しずつ誰かの力を借りながら業務に向き合っていく姿は自然と応援できる。
    シリーズものとはしらず、次作もぜひ読みたい。

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    2026年06月07日
  • 王さまのお菓子

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    フランスの新年を祝うお菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした絵本。
    誰かの幸せを祈ったり運んだり…
    くらはしれいさんの繊細なタッチのイラストがより一層ストーリーを引き立て、ほっこり優しい気持ちが残りました。
    読み終わった後に表紙のカバーを外すと、改めてほっこりしました。
    カバーの中の表紙も是非楽しんでほしいです。

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    2026年04月27日
  • きょうはぎょうざの日

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    中国の家庭の暖かな雰囲気のストーリーで、餃子作りも知ることができます。家族が集まる楽しさと、美味しい食事の楽しさが文章からも絵からも伝わってきます。

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    2025年11月21日