石井睦美のレビュー一覧

  • キャベツ

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    いい。

    しあわせな日常ってこういうことをいうんだと思う。

    毎日がんばってて、

    でもがんばってるわけじゃなくて、

    ちょっとさぼったり、

    それほどは無理せずに、

    やりたいことをやるとか、

    やるべきことやるべきとか、

    そういう問題じゃないとか言いながら、

    今日も明日も生きていく。



    やっぱり、家族って、

    あたたかいごはんをいっしょに食べるのがいいんだろうな。

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    2014年09月26日
  • キャベツ

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    働くお母さんと妹のため、ご飯を作るお兄ちゃんの奮戦記。
    家事をこなしながら繰り広げる妄想のシチュエーションがナイス。
    初めての恋にとまどいながらも頑張るお兄ちゃんに拍手。
    妹とおばあちゃんもいい味出してますよ。
    お母さんの「泣いちゃダメな人の理由」がとても素敵。

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    2013年08月04日
  • キャベツ

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    久しぶりの日常小説。
    読んでいる最中はあんまり手応えがないけれど、読み終わったあとの余韻は独特のものがある。
    そして料理をしたくなった。
    というか、丁寧な食生活を送りたいなと思った。
    こういう生活の丁寧さが日々の生活を豊かにするんだろうな、と物語にはあんまり関係ないようなことまで感じさせる小説だった。

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    2013年03月19日
  • キャベツ

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    『キャベツ』
    なんだか面白いタイトルだなぁって思ったら。
    書き出しから引き込まれる。

    男性には、ちょっと思いつかない切り口かな。
    主人公の趣味のひとつ『妄想』には注目。

    美味しそうな料理も登場する。
    主人公になりたい自分がそこにいた。
    他の作品も読みたくなりましたよ。
    (END)

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    2013年03月03日
  • 白い月黄色い月

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    暗喩に満ちた物語であり、読み手によって姿を変える物語。
    不思議な島のホテルに住む記憶をなくした少年。そこにはカエルの顔をしたオーナーと喋る百科事典ビブリオがいた。

    余白のたっぷりした文章なので、いかようにも想像を挟み込むことができます。物語の中でもひとつの物事に答えを出さず、そうであり且つそうでないという流れを持つため、より一層世界は曖昧になります。一応答えらしきものを提示して入るけど、肝心な部分ははぐらかしたまま。それが消化不良を起こすかどうかも読み手次第なのかも。

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    2013年01月28日
  • キャベツ

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    しあわせって、何も変わらないことなんじゃないかな。と思うときがよくあります。黙っていても周囲はめまぐるしく変化するけど、それでもごはんを食べて、一日それなりに生活して、寝る。現状維持の繰り返しの毎日が一番なんじゃないかなって、いつも考えます。そんな私からすると、この小説は父親と早い時期に死別している以外は恵まれた環境で家族の仲も良い、ちょっと絵空事じみた家庭環境で、変化を求めず冒険もしない主人公なのでとてつもなく地味なお話ですが、こういう売れ線を狙うあざとさを感じない作品はのんびり出来て大好きです。

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    2012年12月29日
  • レモン・ドロップス

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    この世界観、すごく好きだなぁ。

    「なめて落ち着くより、あたしは7個のレモン・ドロップスを持っている、と思うほうが断然すてき。」この一文が、とても好き。

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    2011年11月20日
  • レモン・ドロップス

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    どの登場人物も好感が持てる。細かいエピソードのひとつひとつがいい。この雰囲気はとても好き。ただ一つだけ気になったのが、15歳って考え方とか言葉遣いとか、こんなに幼いっけ?ってこと。児童文学出身の作家さんだからかなぁ。

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    2009年10月04日
  • レモン・ドロップス

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    ぁ、ぁぅ、ぁぅ、ぁー・・・
    うまくせつめいできないけど、だけど、こんなにすきな本はひさしぶり。いや、はじめて?

    甘酸っぱいなぁ。。まるでレモンドロップス。
    すっごい夢中で読んだ。1時間で読めた。
    森絵都に、ちょっと世界観が似て無いかと思った。

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    2010年07月28日
  • まいごの てがみ

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    絵本の中にお届け先のわからない葉書きが付いていて、えっ!面白い仕掛け?お話が進むに連れて、お届け先がわかる
    1通の葉書きでこんなにみんなが関わってもらって 幸せな葉書きですね

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    2025年11月27日
  • ひぐまのキッチン

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    主人公よりも周りの面々が印象に残る(悪くない)
    変わった料理ではなく馴染み深い料理が出てくるので『私の思い出のあの時のあの料理』の匂いや見た目、味、一緒に食べた人、作ってくれた人も浮かんでくる。
    かるいものから ちょっと鼻の奥がツンとするような感じのお話もある。
    1話のボリュームもちょうどよく お昼休みに読むにはピッタリの本だった。

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    2025年05月23日
  • ふしぎの国のアリス

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    ネタバレ

    子どもが見た夢の中のお話のような、辻褄が合わない、荒唐無稽な、不思議なストーリー。それゆえの先の展開の読めなさが、子どもを飽きさせない構成になっていると思った。一方でその論理性のなさから悪夢を見ているような恐怖を感じた。
    想像力が錆びてきた大人の自分には理解が難しかったが、どのシーンを切り取っても色彩豊かで絵になり、空想をかき立てる魅力があるのは分かった。多分、子どもの頃に読んだなら、このシーンでは自分ならこうする、といちいち想像を広げたんじゃないかと思う。
    言葉遊びが多く、翻訳版だと面白さが伝わりにくくなっている気がした。
    主人公のアリスは、どんな状況でも物怖じしない元気いっぱいな女の子でよ

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    2025年02月13日
  • もみの木

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    切ないような後味の悪いようなお話。
    もみの木は希望を持って生きるけど、人間がこの後どうするかが想像できる分、切なさが増している気がする。

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    2024年11月08日
  • キャベツ

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    洋くんを通して見る日常の風景は、私の知らないキラキラとした何かが溢れていて、愛おしいなと心から思った。
    わたしも洋くんのようなお兄ちゃんが欲しかった…!
    いや、やっぱり、かこちゃんのようなポジションで、洋くんと美砂ちゃんに関わりたい。

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    2024年11月06日
  • まいごの てがみ

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    冒頭に一部が消えてしまった手紙、最後に文面が補足された手紙が差し込まれているしかけえほん。だれあてのおてがみ??

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    2024年10月18日
  • 魔女のマジョランさん ケンタの世界一まずいクッキー

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    全見開きにカラーイラストがあるシリーズより。これシリーズの第2弾なのですね。分量的には中学年向けかな。

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    2024年10月18日
  • 王さまのお菓子

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    フェーブの出てくる絵本
    登場人物が皆やさしくて、何より絵がロマンチックで素敵
    色彩が今の流行りにぴったりなので
    大人の女性に好まれそう

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    2024年10月09日
  • 愛しいひとにさよならを言う

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    わたしと、ママと、ユキさんと、チチと、あと、おばあちゃんを巡るおはなし。
    話自体はとてもおもしろかったけれど、ところどころ校正の甘さが気になってしまって、いまいち没入できず。

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    2024年08月20日
  • 魔女のマジョランさん 世界一まずいクッキーのひみつ

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    井田千秋さんが好きなので、イラストレーター買いです。最高です。
    お話は……少し思ってたのと違ったな〜これは大人も楽しめるものではなく完全に子ども向きだな〜と思いつつ、まあ魔女とか魔法とか好きなので読みました。

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    2024年07月20日
  • ご機嫌な彼女たち

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    毎日どんな日でもお味噌汁を作り、ご飯を炊くことの大切さを学んだ。人に振る舞えるようなご飯を作るのすごく憧れる。

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    2024年03月27日