石井睦美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
14歳の時に父親が亡くなり、母一人の肩に自分と妹がぶら下がり生きていく事になった。初めて会社に行った母が帰ってくると息も絶え絶えで家事はままならない状態。僕は出来合いのお惣菜にご飯とお味噌汁を作った。
それから数年、大学生になった僕の日課は、毎日毎日家族にご飯を食べさせること。朝昼晩とごはんを作り続けて来た。どんな事があったって僕はご飯を作り続ける。妹につまらない男と言われたって僕の味が家族を守ってきたんだから。
ある日家に帰ると見知らぬ少女が家に居た、彼女はとても可愛らしく、素晴らしく清楚で僕の好みそのままだった。彼女の笑顔にノックアウトされてしまった。けれど彼女は妹の友達だったんだ・・・。 -
Posted by ブクログ
村山由佳の「美味しいコーヒーの入れ方」を思い出すようなカンジだけど、なんか、女性作家の書く青年って、綺麗でまっすぐで、見てるこっちがこっ恥ずかしいような気分になってきちゃうのは、僕の心がスレているのか、むしろ、なんだか見透かされて居るようだからなのか。
とりあえず、タイトルどおり、主人公はキャベツが好きで、読んでてロールキャベツが食べたくなった。クリームソースの。
ちなみに、前編を通して大事件とか驚きの展開とかはありません。淡々と、色々と日常というか生活が進んで行くようなカンジ。でも、それが逆になんだか、人生って平凡でいてインパクトみたいな気分にさせられる。
そいや、キャベツといえば、「は -
Posted by ブクログ
キャベツくんの草食系男子っぷりが妙にリアルです(笑)かこちゃんに手を出したくても出さない理由を自分であれこれ考えちゃうところとかね。デートの時の第一声が「何だか変なことになっちゃって」っていうのもまさに^^
まぁそんなところはこの本の主題ではなくて、母子家庭に育ち家庭的で読書・料理・妄想好きな長男と、明るくて口は悪いが家族思いな妹の二人が、日常や家族に対して感じてることを、「父親がいない」という事実に基づいてうまく描かれてます。
「ん?じゃなくてさ、箸とか取り皿とか出そうって思わないの?」この発言は兄弟が居れば何度も取り交わす会話だと思います。我が家も例外では(ry
そこでたとえ悪びれなく