石井睦美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村山由佳の「美味しいコーヒーの入れ方」を思い出すようなカンジだけど、なんか、女性作家の書く青年って、綺麗でまっすぐで、見てるこっちがこっ恥ずかしいような気分になってきちゃうのは、僕の心がスレているのか、むしろ、なんだか見透かされて居るようだからなのか。
とりあえず、タイトルどおり、主人公はキャベツが好きで、読んでてロールキャベツが食べたくなった。クリームソースの。
ちなみに、前編を通して大事件とか驚きの展開とかはありません。淡々と、色々と日常というか生活が進んで行くようなカンジ。でも、それが逆になんだか、人生って平凡でいてインパクトみたいな気分にさせられる。
そいや、キャベツといえば、「は -
Posted by ブクログ
キャベツくんの草食系男子っぷりが妙にリアルです(笑)かこちゃんに手を出したくても出さない理由を自分であれこれ考えちゃうところとかね。デートの時の第一声が「何だか変なことになっちゃって」っていうのもまさに^^
まぁそんなところはこの本の主題ではなくて、母子家庭に育ち家庭的で読書・料理・妄想好きな長男と、明るくて口は悪いが家族思いな妹の二人が、日常や家族に対して感じてることを、「父親がいない」という事実に基づいてうまく描かれてます。
「ん?じゃなくてさ、箸とか取り皿とか出そうって思わないの?」この発言は兄弟が居れば何度も取り交わす会話だと思います。我が家も例外では(ry
そこでたとえ悪びれなく