一田憲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生の後半をいかに生きるかについて語る本(やその他の読み物)は、自分が還暦を迎えた時に複数読みましたが、その読書リストに一冊加わりました。そして今回のこの本を読んで改めて思うのは、その各著者の還暦迎えるまでの人生前半の生き方は、本当に人それぞれなのですが、還暦迎える頃に辿り着くそのあとの人生をどう生きるかについての考え方って、皆ほぼ同じなんだなということです。そしてそれらを自分なりに一言にまとめてみると、生活の様々な事柄について自分の考えで優先順位をつけなおすことかなと思っています。でその優先順位の付け方や、高い優先順位を付けた事柄を実践する方法は、やはり人それぞれに違うんだろうなと思っています。著者の一田氏は自分とは同じ年だからか、男女の違いはありますが、考え方には共感できる部分が多かったです。ライターさんだけあって、文章の表現力は上手ですね。
この本も含めていろいろ読んだあとで、自分が今考えていることを感想として書いておきます。
上手に「くだる」について
人生の後半を、「下山」や「下り坂」に例える考え方は、数年前に武田鉄矢氏が何かのTV番組で語っているのを観て、そういうものなのかなと思って納得していたのですが(氏によるとずっと登山を続けると最後は遭難するそうで、その例えが上手だなと思いました)、いざ自分が還暦を迎えた今思うのは、自分は一生山を登っていたい、上り坂を登り続けていたいなということです。もちろん、その傾斜は緩やかで良いし、上る速度はゆっくりで良いんですけど、上ることをあきらめたくないという思いが強いです。仕事は続けたいし、好きなことに時間使いたいし、新しいことを学びたいですが、自分にとっては、それは「下る」ではなく「上る」ことだと思っています。この感覚は、還暦迎えるまで、好きなことを仕事にして頑張ってきた人と、決して好きとは言えない仕事を生活のために頑張ってきた人で違うのかもしれません。(著者の一田氏はどちらかというと前者かなと思います。自分は後者。)自分の人生はこれから、という人間にとっては、後半の人生は決して「下り坂」ではないのではないかと思います。
改めて自分の人生について考えさせてもらえたので,本の評価は5点満点です。 -
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はじめに
を読むだけで、今自分が決して揺らがないしあわせの中にいるということを思い出せる
ここは一田さんと一緒だ!とうれしくなったり、これは真似してみようと思う発見があったり
生活がちょっと楽しくなったり
人生の歩み方を教えてもらえたり
手元に置いて定期的に読み返したい
いいことコレクションが消化さないまま
スクショやメモしたきっかけさえ思い出せなくなる
これは私も一緒 笑
1つずつ一歩ずつでも取りかかろう
この本の中のことが、60歳の一田さんが感じていることであれば、アラフィフの今はまだ、たくさん試したり、無駄になったとしてもいろいろやってみることを楽しんでもいい時期なのかもしれない
読み終わって、まだ若い、もっと毎日を楽しもうと思えた -
Posted by ブクログ
コロナ禍に突入した、2020年の1年間の日記形式エッセイ。1月1日から始まるのも良い。
本当にキツい、でも確かに学びも多い一年だったことを思い出します。
冒頭にある、"どこにも出かけなくても、何かを持たなくても、小さな習慣をひとつ変えることぇ、今みで見えなかった風景が見えるようになる"を感じた一年でしたね。
"私にできるのは、今日より明日がちょっとだけよくなるように、毎日5ミリずつ、いろんなことを試しながら進んでいくことだけ"
"おばあちゃんになってと、ご飯の作り方や掃除の仕方を少し変えてみて、「ほ〜、そうだったか!」と新しい発見ができたら、それが幸せかなのかもしれないなあと思います"
こういった考えや捉え方が特に大事だった5年前に思いを馳せました。
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Posted by ブクログ
これから40代、50代以上になるのにあたり、「やらないこと」「やめること」を知りたいときに役立つ本。
心、おしゃれ、食べる、日々の暮らしで手放すこと、50代でやめた方が良いことのリストが参考になりました。
そして、そこに至るまでの気持ちも。
特に響いたのは以下の3つ。
・「わかってからやる」をやめる
・「誰かと一緒」をやめる
・反省をやめる
ファンデーション、疲れる靴、高級下着…やめることはマイナスではなく、今使っているものを大事にするためのステップやそぎ落としなんだと沁みました。
"幸せになる方法をあれこれ探すより「幸せだ」と感じる心を磨いた方がずっと近道"(156ページ) -
Posted by ブクログ
今まで読んだ一田さんのエッセイの中でも1番良かった!紹介してあるご飯が本当に美味しそうで、真似して作ってみたいなと思うものや、生活の中で取り入れたいことがたくさんあった。
大谷選手のように「楽しんで」やること。力まずエンジョイすることで、持続可能かも。卓球の張本選手「オリンピック当日は、準備してきたものを出すだけ。この半年、いかに良い準備をするかが大事。試合はただの答え合わせであって、それまでの練習、勉強が1番大事だと思う。だから、今日、表彰台を降りたら五輪が始まると思って頑張りたい」という言葉。結果というものは、その日まで淡々と積み重ねてきた日々から生まれる。すべての小さな日常は、いつか積み重なって成果となってこぼれだす…。何かを成し遂げるより、日々何を感じるかを大事にしたい。
みやぞんの「実る努力と実らない努力がある」という話も面白かった。本人が楽しいと思っていることは実る。辛い努力は実らない。なるほどな〜。大谷選手の話に通じる。 -
Posted by ブクログ
40代を目前に子供の幼児期も終わり、祖父母がなくなり、実親が歳をとり介護を控えている。小さかったこども、若かった自分、頼もしかった親や祖父母も必ず歳をとる、時間は限りがある、ということを最近身にしみて感じている。
人生って、まわりの目を気にして、他人や世の中の評価軸に振り回されて、こうみられたいと見栄をはって、ビクビクしてバタバタしていたら、あっという間に終わってしまうのかもしれない。
そんな時に手に取ったこの本。シンプルな装丁になんとなく手にした。丁寧な暮らし系の本かと思いきや、ちょっと違った。もっとリアルで、幸せや豊かさの本質について軽やかに素朴に書かれていた。
一田さんの気質と自分の気質が重なるところが多く、なんだかホッとしたり共感したり、ハッとしたりしながら読み、とても励まされた。
あらためて。
幸せは自分の中にある。
曇ったり、ほこりをかぶったり、見えなくなってしまうときもあるけど、その幸せを日々のケアで守る。
日々の中に幸せを見出していくことの大切さを感じた。