一田憲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「悲しいことが起こっても、縁側の光は美しいし、困ったことがあっても、コーヒーは美味しい。だから、悲しさや悩みに引きずられすぎないように、暮らしの中の小さな『いいこと』の方に顔を向けられたらいいなあと思います。」
「悪いことばかりを足し算すれば、毎日はどんどん暗くなります。でも、あっけらかんとした父のように、『いいこと』だけを足し算すれば、空はどんどん明るくなる。」
「そっか、私は夫に何にも伝えてなかったなぁって...。私は怒ると黙る癖があります。丁寧に、『こうしてくれたらよかったのに』とか『こうしてくれたら嬉しい』と言えない。『察してよ』ということは無理だと重々わかっているのに、いつも言葉が足 -
Posted by ブクログ
年を重ねると 今までたいして考えもしなかった『人生とはなんぞや』について考える時間ができた
その中で 避けて通れないのが「寿命」だ
まだ「死」は そこまで身近でもない気がするものの
誰しも明日は分からないことは平等だ
老いても老いなくても「死」はみなに一度だけ訪れる人生の大きなイベントの一つだ
「死」イコール「こわい」でもある
副題の「60歳、今までとは違うメモリのものさしを持つ」という部分 →この本読んだら持てた
新しい虹色の物差しを手に入れた気がする!
歳をとるのもこわいばっかりじゃないって思えた
今回もたくさんの名言ありで以下に記す
◯『誰もが、どうしても不安や怖さから抜け出 -
Posted by ブクログ
一言の挨拶、一瞬の笑顔で相手を幸せにできる。そうやって人に優しく、温かくいられたらいい。
落ちていくことが悪ではない。そこにどんな幸せを見つけられるか。マイナスの中にも明るさを見つけられれば、新しい力を手にできるかもしれない。
あれこれ頭で考えるより、いいねと言ってみるとうまくいく。プラスの眼鏡をかけなきゃ損!
環境に自分を放り込んでみたら、不安や摩擦が起こって背中合わせにあるまだ見ぬ世界への扉が開かれるかも。
自分の心が弱ることは、自分の小ささを知ること。元気じゃない日にしか見えない聞けないものを楽しむ。
疲れた時、嫌な時、ス〜と吸うことにする。大丈夫、できなくったって。時間をかければきっと -
Posted by ブクログ
わたしは結構読みやすくて参考になった一冊。ただ、その感想は人によると思います。本書では自分の「スキ」にこだわり、それを仕事にまでされているセンスある方が多かった印象です。それは著者がライターとして関わった方を子育ての面から再インタビューしたためです。だから、都会のサラリーマンタイプのワーママは少数派で(いなかったような)、「えっ熱!?病院の予約埋まってるし・・。夫は出張、親は遠方・・どうすれば・・詰んだ」のような方は出てこないので、読者の立場によって感想は人それぞれとなると思いました。ただ、そういう経験をきっかけに今の生活があるという方はいました。今の生活に至るまでの経緯が共感できるものが多か