あらすじ
【「この結婚、本当に正解だったのかな?」そんな妻に送る必読書】
「暮らしのおへそ」編集ディレクター・イチダさんが夫婦の問題に向き合いました。
共働きから専業主婦まで、7人の妻へのインタビューを通して、ムカつくこともあるけれど、それでも前向きに、ご機嫌に夫と暮らす方法について考えます。
「この結婚、本当に正しかったのかな?」と胸によぎる妻は必読の一冊です。
〈こんな方にオススメ〉
・最近、夫婦のコミュニケーションがギクシャクしている
・夫の短所ばっかり目がつく!どうすればいい?
・夫に育児や家事のつらさをわかってもらいたい
・専業主婦だけど、自分の収入がないことを後ろめたく感じる
〈本書の内容〉
1
夫婦の本当の姿はひとりひとり。
相手を変えるのでなく、まずは自分が変わることから
久保輝美さん(パン教室・ベーグルショップ元店主)
2
子育ては助けてもらわなきゃ、つらすぎる。
まずは、自分のための主張を声にすることから
本多さおりさん(整理収納コンサルタント)
3
自分にとっての「一番大事」が
夫には 「一番」とは限らないと知る
附柴彩子さん(石鹸専門店経営)
4
夫は夫の人生を 妻は妻の人生を楽しめばいい。
できるのは、互いの応援団になることだけ
鈴木尚子さん(ライフオーガナイザー)
5
大事なことは語り合っても解決しない。
必要なのは、同じ空気を吸うということ
山本祐布子さん(イラストレーター)
6
夫とは、妻とは。そんな役割の一歩外に。
見方を変えれば、 ご機嫌に暮らす方法が見つかる
竹田理紀さん(フリー編集者)
7
ずっとお母さんが家にいるという幸せを求めて
枦木百合子さん(専業主婦)
〈著者プロフィール〉
一田憲子(NORIKO ICHIDA)
編集者、ライター。OLを経て編集プロダクションに転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が人気を得ている。「暮らしのおへそ」(主婦と生活社)では編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『うちでごはん いつもの「おうちご飯」をちょっとよく見せる工夫』(扶桑社)、『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』(幻冬舎)がある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うーん。
前向きの諦め。ほしいのは家族みんながご機嫌で暮らせること。事実と感情の塩梅。現実に寄り添う、正論よりも。私は子供を産んで価値観が変わりました。あなたも父親になったんだから変わって当然でしょ、と思った。ずっと悪いことしたなあ。というのはすごい。優先順位が違うことはOKにする。その中で家族がどう過ごすかだ。家族はこうあらねばの像に縛られる。
うーん。
なかなかそこまでいかれないなあ。
Posted by ブクログ
著者の仕事関係者へのインタビューということで、好きな事を仕事とし、家庭と両立しつつバリバリ働いている方の話が多く、専業主婦の自分にとっては、夫婦関係以前に1人の女性の生き方として率直にすごいなぁと圧倒される部分が多かった。
最後のインタビューのみ専業主婦の方だったが、夫婦共に妻は働かず夫の稼ぎだけで暮らす事を最善と感じているからこそうまくいっているように感じた。
私は自分が働いていないことを後ろめたく感じている事、夫に期待してしまっている事、自分の価値観と夫の価値観を合わせたいと思う事、によって夫に対して無駄に不満を感じてしまっているのかもしれない。
夫婦なら互いに助け合い、支え合って生きていくもの、と考えがちだが、その本質はひとりとひとり。
まずは自分が自分の足でしっかり立つことが大事だなと思った。
Posted by ブクログ
なるほど、成長させるために現れてくれた夫。。。
だとしたらまさに「忍耐力」を死ぬほど試されてる。
でもどこまで。。?笑
小さながんばりにもご褒美が必要だよってこの本が教えてくれた。
今年のテーマは「気持ちを言える人にはオープンに」「小さながんばりにもご褒美を」。今年は自分を大切にしてあげよう。きっと周りにも優しくできる域が広がるはず。
自分の気持ちをわかってもらうのは夫じゃなくてもいい。
その通り。いろんな人にわかってもらっていまの自分がいる。
だったら無理しなきゃわかってくれない相手じゃなくていい。
好きなこと、やりたい事がわからなくなったら、娘たちに伝えてあげよう。
「もうすでにやってるかもよ?思い返してごらん」って。
「人のために行動を起こすことは自分のためでもある」
自分の子どもに対して「「産まれて来てくれて」と言う表現を使えると言うことは
その子をリスペクトしていると言うこと。
文字通り、”産まれて来てくれた”我が子たち。
感謝してもしきれない。
Posted by ブクログ
2022.05.06
タイトルが直球すぎて夫にタイトル見られたら気まずいな…と思いつつ借りた本。
もう最初っから「わかるーーーー!」の連続。
刺さるキーワードばっかりすぎて「そうそう!もう本当にそうなんだよ!!!」と共感しまくり。
夫婦って本当になんなんだろうね。
なぜ結婚したかったんだっけ?なぜ今の夫をパートナーに選んだ?というのはもう思い出せない。
決して愛がないわけではないけど、出会った頃は夫のこと全然好きじゃなくって、燃えるような恋から始まっていないというのが私の中でずっと後ろめたかった。
同じような「後ろめたさ」について、「はじめに」にいきなり書いてあってびっくり。そして、少しほっとした。
●久保輝美さん
誰と結婚しても同じ悩みは起きる。始まりかたはそんなに重要なことじゃない。結婚は「あがり」じゃなく「入り口」。
●本多さおりさん
好きなことは探しても見つからない。好きなことって、もう絶対にやっていること。知らず知らずのうちにやっちゃっていること。
(いくら家事育児をしてくれていても夫は当事者意識を持ってくれていない。結局最終判断は私。決断するのも疲れるのに…私だって誰かに任せたい時もある)
●附柴彩子さん
大学生時代、インターンシップでお世話になった会社の社長の奥さんでした。サボンデシエスタ立ち上げの頃で、試作品などをもらい、優しくしてもらった思い出があります。まさかこの本で再会するとは…!シエスタがあった喫茶店でお茶をご馳走になった記憶もあります。懐かしい…。
今思うと、世間知らずで迷惑をおかけしたという苦い記憶でもあります。あの時は本当にすみませんでした。
Posted by ブクログ
私も周囲も結婚歴はまだ浅く、家族の不満を共有はできても「私は葛藤の末、今こうして落ち着いている」みたいな知見はなかなか得られないので諸先輩方のお話はとても参考になりました。
考え方や価値観、既存の役割についてなどハッとさせられる事が多く、読んで良かったです。
Posted by ブクログ
クールで理論派。思ってもみない意見を言ってくれるから、新しい発見があった。私が選んだのは、自分と同じタイプではなく、真逆のタイプの夫。でも、実際に生活し始めると、その『違い』を受け止めるのがしんどくて・・・。理論で正しいとはわかっているけれど、ただ黙って『どうだよね』と寄り添ってほしいときもある。最近では、この人は、私を成長させてくれるために、私の目の前に現れたんだなって思うようになった。
機嫌よくなるための、魔法の言葉。「すごいね~」「そうなんだ~」「がんばったね~」「さすがだね~」この4つをルーティンで言ってくれればいいから。
私は夫をいちばんの理解者だと思っているし、何かが起こったとき、必ず助けてくれる、という信頼感を持つこともできます。でも、今考えていることを話して「そうそう、そうなのよね~」とわかり合えるのは、夫より女友達だったりする・・・。
若い時の恋愛、たまたま出会って「恋する」ことにワクワクして・・・。しかも自分の生き方もまだ定まっていない。そんなときに人生の伴侶を確信と共に選ぶなんて、とても無理じゃないか。
言葉を変えるだけでプラスへとひっくり返すことができる。不満を言うことで、自分自身をブラックホールに落としている。
「矢印の話」矢印を相手に向けちゃダメなんだってわかったんです。『何かをしてほしい』とか『どうしてわかってくれないの?』とか。そうじゃなくて、矢印を自分に向ける。『私は何がしたい?』『どうありたい?』って。『コーヒーが飲みたいな』と思ったら、自分をおいしいコーヒー屋さんに連れて行ってあげる。妻は妻で、夫は夫で、自分で自分をハッピーにする。
優等生体質で怖がりなので、誰かに「それは違う」と言われることが本当に苦手でした。違うのは、仕事のやり方や考え方や、好みのはずなのに、自分が丸ごと否定されたような気がして、必要以上に傷つき、落ち込んで・・・。でも、冷静に考えれば、私とあなたの意見が違うだけ。「違い」=悪では決してないということ。
安定した輸入は、安定した暮らしの土台となる