あらすじ
『暮らしのおへそ』(主婦と生活社)を立ち上げ、12年にわたり取材、執筆をしてきた編集ディレクター・一田憲子(いちだのりこ)さん。
これまでに、数多くの暮らしの達人たちを取材してきました。
そんな一田さんご自身の暮らしも、知恵とアイデアにあふれています。
築50年ながら、いつ訪れてもすがすがしい空気が流れ、とても居心地がいい部屋。
適度に片づき、適度にモノがあり、わが家のようにほっとできる。
そして、パパッと出てくる、おいしいごはんや手作りのおやつ。
――そんな一田家のファンになってしまう人が、後を絶ちません。
でも、当の一田さんは、ご自身のことを、「生まれながらの大ざっぱ人間で、面倒くさがり」と言います。そして、常に仕事の締め切りを抱えて全国を取材で飛び回る毎日の中、家事に使える時間は限られています。
いったい一田さんは、どんなふうにして日々の暮らしをまわしているのでしょうか?
その秘密は、取材先で教わったアイデアや、人とのやり取りで知ったモノ・コトを、家に持ち帰り、実際に試し、毎日の中に落とし込む。その連続の中にありました。
本書では、一田さんが実践してみて本当に役立ち、忙しい中でも続けてこられている習慣と知恵をご紹介します。
時間がなくたって、工夫次第で、毎日はずっと快適になるし、楽しめる。
そんな暮らしのヒントを、美しい写真とともにお届けします。
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Posted by ブクログ
なんだかんだ丁寧。丁寧な暮らしというワードからミーハーな感じなのかと思っていたら、母親ぐらいの年代の人だった。逆に紹介される生活用品の説得力が高まっているかも。無理なく取り入れられるアイデアがけっこうあった。
丁寧な暮らしの心みたいなことも書いてあって納得。
Posted by ブクログ
今までのこういう系では一番参考になったかも。
忙しさの中で毎日出来る事をやるって感じで、苦痛にならない自然体で過ごされてる雰囲気が凄く良い。
ご本人も同じ業界のいろんな方から影響され、参考にしてるっていうのも飾らずサラリと書かれてるし。
あれもこれもマネしようと思う事が沢山ありました。
実は存じ上げない方だったけれども、いろいろ他の本もチェックしてみよう。
Posted by ブクログ
*『暮らしのおへそ』編集ディレクターイチダさんの知恵袋、初公開!大ざっぱで面倒くさがりの私が快適に暮らすための住・食・衣のアイデア41編*
ここには、理想の暮らしが載っています。
いえ、この方のお家が理想なのではなくて、「取材先で教わったアイデアや、人とのやり取りで知ったモノ・コトを、家に持ち帰り、実際に試し、毎日の中に落とし込む。その連続の中で生まれたのが今の暮らし」と言う在り方が。
私も大好きで、それぞれの著書を熟読している生活上手さん達のアイデアを惜しみなく披露されているので、あ、その記事読んだ!とか、それ読んで私もやってる!などと、親近感もたっぷり。したいこと、出来ること、出来ないけど代わりになるもの、自分なりの取捨選択で日々を展開させていけることこそ、大人の暮らしの醍醐味では。
「たった一つの理想の我が家」の作り方が学べて、明日も自分らしく頑張ろう、と心が元気になる素敵な1冊。
Posted by ブクログ
情報を送り出す仕事をしている人ならでは。ないけれど、暮らしは大事にしている感覚が出ていた。丁寧に、が呪縛にならないように、の祈りか。
いやいや、十分、丁寧ですって。
Posted by ブクログ
とてもよかった。
丁寧に暮らすことが目的ではなく
その先にある嬉しさや喜び、心地よさが目的なのだと言語化されることで何をするべきか見えてきた。
欲しいと思うアイテムもあり
新居を整えるのにとても良い気づきをもらえた
Posted by ブクログ
暮らしのおへそという雑誌を手掛けているフリーライター。適度にズボラな暮らし方が、仕事で日々クタクタになって生活している自分たちにあっていると思った。引き出しの中まで整える必要はないのだ、どこになにがあるのか分かっていれば。合理的で素敵な暮らし方だと思った。
Posted by ブクログ
丁寧な暮らしというか、毎日コツコツとやることが未来の自分を助けてるんだなぁと思った。私自身、色んな暮らしの本とかネットとか見てるけど、出来てることできてないことあって、でも人それぞれ得意分野が違うのだから全く同じことが出来るわけなくて、でも、美味しかったそれでいいんだなぁと思った。 『暮らし』について考えてることがある人読んで欲しいですね。
Posted by ブクログ
確かに完璧ではないかもしれないが、十分丁寧に暮らしているように見える。これくらいを目指してみるのがちょうどいいんだな、と思った。ひとつひとつ日常の積み重ねが大切なんだと感じられる一冊。
以下メモ
・ゴミ箱と洗濯機はついでに掃除する。
・毎日30分掃除する。
・消毒用エタノールを活用。
・マイクロファイバークロスを活用。
・朝、ウォーキングとヨガをする。
Posted by ブクログ
掃除など,一見面倒な家事を,暮らしの中で無意識に続けられる「流れ」の中に組み込むというのは,なるほどと思いました。
私からすれば,十分に丁寧に暮らしていらっしゃると思いますが,決して華美に走らず,気負いなく,ご自身がよいと思う物に囲まれた生活は,大変あこがれます。
掃除のテクニック,書類の整理方法,料理,手土産など,これは真似したいと思ったことから,私も少しずつ初めていこうと思いました。
Posted by ブクログ
素敵なお家だったなぁ。
お手本にしたいことも、いくつかあった。
家は狭いので、もうこれ以上は物を増やせない。
本当は毎日、キッチンもきれいにしたい。
すべては気力がないので、できていない。
もう少し、やる気がでないものか…
Posted by ブクログ
タイトルに引き付けられて読んでみました。
少しずぼらな人なのかなと思って読み始めたところ、いきなしゴミ箱の外も中も拭く話。
めんどくさいから、こうすりゃいいじゃん!ということが書かれていると思いきや、そうではなかった。
丁寧すぎるでしょ。
朝は5時半に起きて半身浴をし、30分の速足での散歩、そしてヨガ。
その時間は、少しでも長く寝るために使っている人が多いのではないでしょうか?
立派過ぎます。
「丁寧に暮らしている暇はない」とは、「やりたいことがいっぱいある」ということ。
それでも使える時間は限られているから、100点は諦め80点くらいで良しとすること。
そうするための方法や気の持ち方がいろいろと書かれていました。
お掃除のマイクロファイバークロスは私も半年くらい前から使い始めていたので納得です。
(楽するための)道具の選定は大事ですよね。
引き出しの中は整理しないし、下着や靴下もたたまず放り込むだけだそうですが、使うときに困らないならこれも有りでしょう。
自分にも何でも放り込んでおく引き出しがありますが、単に捨てられず使いもしない物入れになってしまっています。
絶対にできそうにないこともいろいろ書かれていましたが特に以下の2つ。
・風呂に入った後(出るとき)の5分間の風呂場掃除。
・本を読み終わったら、保存するか処分するかをその場で決める。
本に関しては、
どんなに感動した本でも「読み返す」ということはめったにない。
まだ読んでいない本が山ほどあるのに、すでに読んだ本を読み返している時間はない。
とのことで、確かにそのとおりなのですが処分する決断はなかなかできません。
一田さんて日々の暮らしのいろいろな面に結構こだわりがある方だと思いました。
でも人それぞれ自己流の「いい気分」で暮らす術を持っていることは大切なことです。
Posted by ブクログ
はじめに。に、書いていたしっくりと来た言葉をメモ。
完璧を目指すより、完璧の一歩手前にあるできることをつまみ食いする程度が私には合っているようです。
暮らすことが大好きです。世の中には政治、経済、アート、自然などさまざまな世界が広がっています。そこで知ったことを、家に持ち帰り、ビジネスの話を掃除の能率へ、アートをティータイムのひと時へ、毎日の中に落とし込む。そうやって世界を自分のものにしていく場が暮らしだと思っています。
短時間でご飯を作ることも、手をかけずに部屋をこざっぱり保つことも、私の在り方、生き方へとつながっています。
Posted by ブクログ
『丁寧に暮らす』ことに憧れてきたけれど、
かけ離れた現実に『自分はなんてダメなんだ』とがっかり。
『暮らしのおへそ』を立ち上げ、取材、執筆をしてきた著者。
数多くの暮らしの達人たちを取材してきたからこそ、
きれい好きな人とズボラな人の違いを分析し、ズボラな人やその人なりの暮らしを整える知恵とアイディアを説いています。
『丁寧に暮らさなきゃとあせるより、丁寧の先にある おいしい 楽しい 気持ちいと いう体験をより多く重ねることで、暮らしはぐんと豊かになります。(引用)』
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暮らしのおへその編集の方なので、おしゃれな日々の暮らしぶりなのかなと思っていたけれど、こだわりもありつつ引き出しの中はぐちゃぐちゃとか、すべて完璧ではないところにすごく好感が持てた。
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かっこつけるでもなく、等身大で肩の力の抜けた内容に励まされた。親近感。
ハウツー本かと思って読み始めたしハウツーも書いてはあるのだけど、エッセイが主軸というのが良かった。
Posted by ブクログ
掃除、収納、ファッション、料理。
巷に「暮らし」に関するHOW TO本は溢れているけれど、私は読んでもすぐ忘れてしまう…。
本書は小技やレシピを含むHOW TO本でもありながらも、著者・一田さんの、暮らしに関する試行錯誤(失敗経験)を元にした考え方がベースになっているのが印象的だった。
「理想はこうだけど、私には無理」だから、「こうしたらうまくいった」とか、「これを諦めたらラクになった」というスタンス。
こういう行動の根底にある心構えみたいなものを教えてくれるものが、本当に身になる本だなあと最近感じる。
お料理本でいうなら有元葉子さんの『レシピを見ないで作れるようになりましょう』みたいな。
「~ねばならない」を捨てて肩の力を抜く、でも自分に合ったやり方で暮らしを楽しく素敵にする。
そんな姿勢がとても素敵で、私もそんな「姿勢」をまずは真似したいなあと思った。
Posted by ブクログ
いろんな方のステキな暮らし方生き方を届けてくれる編集者一田憲子さんが、ご自分の暮らすコツを教えてくれる。
色々な方から学ばれたことを、自分流にアレンジして、自分が暮らしよく工夫されて楽しく生活している様子にとても刺激をうけた。自分流でいいんだなと肩の力がぬけるかんじ。
Posted by ブクログ
結局、外と内のバランスなのだろうなぁと思う。
暮らしのよさって、
家事を通じてしか感じられないのだけれど、
そればかりでは息がつまる。
だから、外で社会にふれ、内で暮らしにふれる、
その配分ややりようを工夫し続ける
試行錯誤し続ける
それが人生の醍醐味なのだろうな。
そしてそれにはきっと、
パートナーがいた方が面白いのだろう。
大変でも。
Posted by ブクログ
暮らしの中のお楽しみの種をたくさん持つ
丁寧の先にある、楽しい、美味しい、気持ちいいという体験を多く重ねることで、暮らしは豊かになる
気分がのらない時は休めている時。気分にちゃんと耳を傾けてみる
少しでもいい気分でいられる時間が長くなるように、よく眠り、きちんと食事し、よく笑う。
丁寧な暮らしとは、程良くが良くて、自分の気分をよく聞いて、自分はどの程度が丁度いいのか、
頑張りすぎないのがいいことがよく理解できた。
頑張りすぎてる人は多いと思うし、家にいる時ぐらいはゆっくりまったり過ごせたらいいな
Posted by ブクログ
何をもって「丁寧な暮らし」と思うのかは人それぞれ。自分なりのこだわりをちょっぴりもって、毎日の生活の中に小さな楽しみをもつことが素敵な暮らしにつながるんだなと思った。
Posted by ブクログ
年齢を重ねていくなかで、自分に合う・合わない、できる・できない、がちょっとずつ見えてきたところ。ちょっと前だったらこの本の内容に、無理だー、とか思ってたし、それができないことに自己嫌悪になっていたけれど、今ならスッと入ってくる。取り入れたいことも色々あった。
自分の気分に耳を傾ける、って大事。自分がこの生活好きだなと思える生活をしたいなぁと思った。
Posted by ブクログ
編集者さんだけに色々な情報を得て
こういうシンプルで良い暮らしができるのですね。
掃除にしても 毎日きちんとやれば
大掃除なんてのは いらなくなるし
持ち物も その時その時に 処分とか区別していけば
楽になる。
真似したいけど なかなかできないですね~~
できる事から 少しずつ やっていきましょう。
Posted by ブクログ
…暇はあるけどやる気が起きない…
まったくできる気がしない…
でも うんうん と思うところも沢山.
ちょっと真似出来そうなところは真似してみようか?
Posted by ブクログ
家事は面倒だけど、きれいに住みたいを実践する人。この本を参考にやってみることいくつか、2週間過ぎました。なかなか良い。ズボラな私も少しルーチンに組み込むだけで爽やかな気分になれると分かった。
Posted by ブクログ
丁寧に暮らしている暇はないけれど、
けれどの先にある自分らしい日々が愛おしくてたまりません
丁寧の先にある美味しい楽しい気持ちいいという体験を多く重ねることで暮らしはぐんと豊かになる
心が目覚めるような上質な体験をした時もう一度あの体験がしたくなる
手をかけた数だけワクワクが増えていく
手土産はあなたと会うのを楽しみにしていましたというきもちをつたえるもの。だからなんでもいいからかっちゃえ!は避けたい
Posted by ブクログ
文章が好き
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他 ◯
暮らしのヒントがいっぱい。
自分の生活に役立てようと思う。
Posted by ブクログ
さらっと読める一冊。写真ページと文字ページとが見開きごとに交互に来るので読みやすい。
ただ十分すぎるほど丁寧な暮らしをされている印象で、こんなにできるかしら…と不安になった。が、どの本でも結局行くつくところは同じだなと思った。