一田憲子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ著者を含め8人の生き方、人生の選択、それが今の仕事にどうつながっているかのそれぞれの取材をまとめたもの。
取材している相手の言葉の合間に、著者の主観の文章がいっぱい入っているのだけど、それが、なんというか、いい。誰かの人生や生き方を聞いてるときって、自分はこうだったな、私だったらこうしてしまうな、ってつい自分のことを振り返りたくなるもので、それが自然だと思う。それは、読み手が個々に感じて突っ込めば?いいのだろうけど、著者の一田(いちだ)さんの人生や時代背景的なものが入ってくるのが、私は読んでて心地が良かった。
著者以外の7人はすべて女性。あ、著者も女性だけど。
私より年上の人もいれば、同世代 -
Posted by ブクログ
石鹸、パン、ジャム、服などを売る社長さんにお話を聞いたビジネスの話。といっても技術的なことではなく、どういった流れで立ち上がったのか、とか、今までなにをしていたのか、とか、どういったコンセプトでとか、もちろん、どのように売り上げが伸びたのかが書かれています。
これは今からビジネスを立ち上げても、なくても、働く人にとっては興味深いものだと思います。
それと同時に社長のお話を聞いて、本書をまとめた編集の方がどのように生活に落とし込むかも書かれてます。
たとえば、友達に心をこめてプレゼントを選ぶとか、お礼状を書くようにする、とか、トイレに入ったら便器を拭いて出るようにしてみる、とか。
ビジネス書 -
Posted by ブクログ
掃除、収納、ファッション、料理。
巷に「暮らし」に関するHOW TO本は溢れているけれど、私は読んでもすぐ忘れてしまう…。
本書は小技やレシピを含むHOW TO本でもありながらも、著者・一田さんの、暮らしに関する試行錯誤(失敗経験)を元にした考え方がベースになっているのが印象的だった。
「理想はこうだけど、私には無理」だから、「こうしたらうまくいった」とか、「これを諦めたらラクになった」というスタンス。
こういう行動の根底にある心構えみたいなものを教えてくれるものが、本当に身になる本だなあと最近感じる。
お料理本でいうなら有元葉子さんの『レシピを見ないで作れるようになりましょう』みたいな。
-
Posted by ブクログ
いつもの道具をのぞかせていただくことで、人それぞれの暮らし方やこだわりが見えてくるようで興味深くよんだ。
一田さんの本は、出てくる人がみな魅力的にみえるし、読み手側によりそってくれているようでとても楽しい。不思議だなぁ。一田さん自身のお話も聞いてみたいなぁと思う。
道具はそのときそのときの暮らしぶりによって、気になるものが変わってくると思うので、2018年現在気になったものをメモ。
・スコッチブライトのスポンジ
・ユミコイイホシポーリセンのトレイ
・バング&オルフセンのポータブルスピーカー
・木下宝 作 グラスとピッチャー
・工芸はなせのしょうゆさし -
Posted by ブクログ
離れて暮らす高齢の両親との日常を綴るエッセイ
特別何かおこる訳じゃない、何気ないけど愛おしい日々のこと
かつてはいばりんぼうで嫌いだった父
20歳からひたすら家のことだけをして父に尽くしてきた母
90代、80代になった今、お互いの関係は緩やかに優しく変わってきた
誰でも90代、80代になるのは初めて
できなくなったことばかりでかわいそうに見えるけど、それは見ている方の傲慢で…
それぞれは毎日目一杯に生きているんだよね
今、改めて親との関係を築き直し、たくさん会話をして彼らの人生を称えることができる著者は、なんて幸せなんだろう
私も父ともっと大人同士としていろんな話をしたかったなぁ~