あらすじ
「何かをやめることは、私が私で生きるための
人生後半の大掃除だった気がします」
“年を重ねると、世界はとらえようのないほど広くて、不確かなもの、とわかってきます。だったら、ものさしを「自分」に置くしかない……。引き出しの中身を、自分のものさしで再定義していく。それが、私の50代の始まりでした。
そんな作業の中で、若い頃から「これは絶対に必要」と持ち続けていたあれこれが、実はいらないんじゃないか、と思うようになりました。~中略~この本は、そうやって私が暮らしの中で、1つ、2つと「やめたこと」をまとめた一冊です。”(本文より)
『暮らしのおへそ』ディレクター、イチダさんの大人がもっとラクチンに生きられるコツ34
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40代を目前に子供の幼児期も終わり、祖父母がなくなり、実親が歳をとり介護を控えている。小さかったこども、若かった自分、頼もしかった親や祖父母も必ず歳をとる、時間は限りがある、ということを最近身にしみて感じている。
人生って、まわりの目を気にして、他人や世の中の評価軸に振り回されて、こうみられたいと見栄をはって、ビクビクしてバタバタしていたら、あっという間に終わってしまうのかもしれない。
そんな時に手に取ったこの本。シンプルな装丁になんとなく手にした。丁寧な暮らし系の本かと思いきや、ちょっと違った。もっとリアルで、幸せや豊かさの本質について軽やかに素朴に書かれていた。
一田さんの気質と自分の気質が重なるところが多く、なんだかホッとしたり共感したり、ハッとしたりしながら読み、とても励まされた。
あらためて。
幸せは自分の中にある。
曇ったり、ほこりをかぶったり、見えなくなってしまうときもあるけど、その幸せを日々のケアで守る。
日々の中に幸せを見出していくことの大切さを感じた。
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意識してなかったけど、結構やめてる事多かった。
今年は、独り占めをやめよう!
糖質を軽くやめるということで、朝食をフルーツにするをやってみたいけど、お昼までお腹もつかなー。
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本の帯より、
『暮らしのおへそ』ディレクター、イチダさんの
大人がもっとラクチンに生きられるコツ34
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日頃考えていることに近く、
でも確信が持ててはいない。
もしかしたら、
日々頭や体では感じとっていても、
漠然とした感覚のようなもので
認識すらしていない。
そんなことが、文字となって
優しい語り口で目の前に現れる。
読みながら、頭の中がクリアになる、
そんな本でした。
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真似たい、やめること
■「誰かと一緒」をやめる…誰かのコピーにならない。自分が好きなことを1つ2つと、増やしていく。
■反省をやめる…寝る前には楽しいことを考える。反省するなら次日の朝にする。
■「もっともっと」をやめる…今あるもので工夫できるか考えて試す。今持っているものに、フォーカスをあてる。
■ファンデーションをやめる…いい日焼け止めを使う。
■高級下着をやめる…本当に自分の毎日のために「必要」なことにお金をつかう。すべて高価なものを選ぶことやめる。
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いわゆる「丁寧な暮らし」をしてきたであろう著者が、50歳になって生き方を考えて変えたことを教えてくれる本。
あらゆることを完璧にするのは不可能なので、出来ることに力を入れようとか、外聞を気にして、常識に囚われていたことも、やめてみれば大したことなかったということ多数。
自分から見ると、まだまだ著者は十分に丁寧や暮らしぶりだなーと思いますが、ああしなきゃ、こうすべきみたいな考えはなるべく捨てて、ある程度力抜いて暮らしていけるようになりたいです。子供が独立してからかなー(無事に独立するかどうかは、これからの育児次第ですが。)
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著者は50代の女性、仕事一筋に頑張ってきたフリーライターさん、旦那さんと二人暮らしでお子さんはなし。
こんまりさんの「心がときめかないものは断捨離する」という発想を大人の女性の生活で実践したイメージです。
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誰しも、背伸びをしすぎてしんどくなってしまったことがあると思います。そんなときに考え方を見直すきっかけをくれる一冊です。できないことを無理してやるよりも、そのエネルギーをできることを伸ばす方に使ってみようという考え方がすごく心に響きました。完璧な人間はいないのだから、そう考えた方が精神衛生的にも、自分の将来的にもお得だなと思いました。特に、何においてもSNSで自分よりできる人が見えてしまう現代において必要な考え方だと思います。
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マインドや日常生活の一コマで、著者が意図的にやめたことを綴ったエッセイ。話を広げるのが本当にお上手で、読みやすい文章。
「反省をやめる」「張り切っておしゃれすることをやめる」「完璧に掃除するのをやめる」…考えてみると、自分が大人になってからやめたことって、考えたことなかった。
いつの間にかやめてたことも多いなぁ。
この本を読んで、「これ、自分も取り入れてみようかな」ということもちょくちょくあり、勉強になる。
自分の生活を見つめ直す、ちょっとしたスパイスにおすすめ。
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勝手に、なんて気が合うんだろう!と思ってしまったくらい共感できることだらけ。だから自分もそうしてみようかな?と前向きに捉えられることが多かった。
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『できないこと』をやめてみると、『できること』に時間を使える。
ズボラなところがあるのに、なぜか完璧を目指してしまうところもある。そんな私自身を振り返ってみるのにちょうどよかった本。
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自分の持っているこだわりが「自分」なんだ、と思いがちですがそのこだわりが自分を縛り付けてるんですよね。こだわりなくしてみると楽になる所は沢山あるんだなと思いました。
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私ももう辞めたことたくさんある。何をやめるかは人それぞれ。共感したり、え?って思ったり…他人のことを少しだけ知って、感じたことをまた自分の中に落とし込んで考えてみる。自分と比較しながら振り返られるから楽しく読めた。
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目から鱗な本でした。 著者の一田憲子さんが実際に20代~50代と年齢を重ねるにつれて変化した暮らし方や思考をまとめた一冊なのですが、これからの私の人生に大きく影響を与えてくれること間違いなしな内容でした。 特に、私は今の自分の暮らし方や思考に違和感を感じ始めている今日この頃なので、一田さんが今までに感じてきた違和感に凄く共感できたし、答えを導き出してくれた気がして、読んでいて救われるような気持ちにもなりました。 これからまた何かに迷ったり悩んだときに読み返したい一冊です。
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一田さんの本、何冊目かだしよく目にするなーと思ってたんだけど、ご本人を見たのは初めて!!!
上品そうなおばあちゃんだったんだ!
でも、おへその雑誌つくる人って聞いたら、あーなるほどなー!の感じでした!笑笑
この本も、群ようこさんの『しない!』を毒素抜いた感じの本だった。多分年齢も同じような感じゃないかなぁ?わからないけど、立ち姿と服姿がおばあさんに近い年齢のように見えたけども。
群ようこさんの一刀両断で書き連ねるところを、一田はんはひとつひとつ丁寧に言葉を連ねていく。言ってることはほとんど同じ気もする。笑笑
読んでて楽しいのは群ようこさん、さっさと読み終えたいなら一田さんって感じかな。あと、一田さんの書き方だと同じことしてもやたら丁寧な生活感がでる。笑笑
不思議。
要は物はいいようってことだな。笑笑
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無理せずやめた方が良い事はたくさんあると気付かされます。50歳にもうすぐなるので、しっかり見直し、人生を幸せに感じられるようにしていきたいと思います。
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著者が50歳になって、あらためて生活を見直してやめたこと37について書かれている。
この著者のファッションについての本には同調できなかったけれど、この本はしばし自分を振り返る時間を与えてもらった。
Posted by ブクログ
人それぞれ拘りや考えがある。
その拘りや考えが必要なのか
その拘りや考えで自分をしんどくさせてるなら
一層のことやめようと思えてくる内容。
これも色々経験あっての結論なんだな。
Posted by ブクログ
確かにと納得できる部分もあった。
いいもの(値段が高いとか有名とか)を
使っている私っておしゃれでしょって
いいたかっただけなんだろうなと
振り返って思うとか。
何を持つかより、どう使うかの方が
大事だと気づいたとか。
私もそういう時期があり
高い食器などを買ったけど、
結局普段使いはできないし
それを使う特別な日なんてそうそうなく
(逆に特別な日は外食する)
食器棚の飾りか、自己満足で
終わっている。今となればもったいない
としか思えない…