成田良悟のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
“「なっ…ならば 貴様は一体何者だと言うんだ!」
「私は私ですよ それ以上でも以下でもありません
ですが 貴女が正体を明かして下さった以上 このままではフェアではありませんね」
「………?」
「私は透明「人間」と自己紹介しましたが…申し訳ありません
あれは嘘です」”[P.41]
なんでこれが打ち切りになってしまったんだろうってくらい面白い。
キャラが立った登場人物や複雑な世界観がまさに成田さんという感じ。
皆が主人公ってほんと好き。
“「1日ぶりだね!覚えてるかい?」
「……失礼しました」
「まあそう怖がらないで」
「増えた!?」
「ははは ただの歩法と残像と幻術の組み合わせだよ」
「ええええっ!?
ひーとーごーろーしー!」
「そうだよ?覚えててくれてありがとう」” -
Posted by ブクログ
デュラララ!!最終巻。
まあ、終わらせようとしたらこうなるよなあ、といった感じ。しかし成田さんは本当に群像劇がお得意なんですね、いつにも増して人、場所、時間が入り乱れて話が進んで行きます(それで読者はちゃんと理解できるように書かれている)。
この巻の話自体にそこまで魅力は感じなかったのですが、何しろこの作品の世界観が好きですし、キャラクターにも愛着が湧いています。12巻まで読み進めた方なら大方楽しめるのではないでしょうか。
あとは、このシリーズで必ず最後に付けられているCASTページを実は毎巻楽しみにしていたりしたのですが、今回は最終巻なだけあって何だか感慨深かったです。登場人物の括り方や順番なんかが巻によって違うのですが、最後はこうか、と。
実在する街(三次元)にこれだけ魅力的なキャラクター(二次元)を絡める。インドア派の私でも思わず山手線に乗って街に出て行きたくなってしまうような、そんな心躍る素敵な作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作『デュラララ』の主要学生3人組
(帝人、正臣、杏里)の中で異形は杏里だけだった。
でも、『SH』はどうも違うように思える。
まだはっきりとは描かれていないが、
おそらく3人とも異形なのではないか。
八尋は静雄と《喧嘩できる》時点でお察しだし
(でも静雄は人外じゃないんだけど)
久音は《丸呑み》《蛇》などのキーワードが
強調されているので何らかのアレがあるかと思う。
姫香は…名字が辰神とかいう仰々しいやつなので。
姫香は予告の時点では
姉が失踪したということしか書かれていなかったが、
蓋を開けてみれば妹も失踪していた。
首無しライダーの《恋人》に会うといったきり、
戻ってこないのだ。
そうなると新羅がめちゃくちゃ怪しいのだが、
何を隠そう新羅とセルティは
半年間の旅行に出ているので、
そもそも彼女らと接触できたかどうかが疑問である。
つまりここは謎。
謎といえば、八尋が池袋に上京してくる
きっかけをつくった人物、これもわからない。
圧倒的支配率で相手をずたずたにする八尋を見て、
「君は喧嘩が強いという個性をもった
ただの“人間”じゃないか」と言い切る、
《池袋》から来たという旅人。
新羅とセルティは旅行中温泉めぐりも
していたので、旅館である八尋の家にやって来て
彼と接触していてもおかしくない。
語り口からして新羅だろうが、確定ではない。
臨也は前作で瀕死?の重症を負って以来、
表舞台に現れていない。
ニコ動で配信された13巻後を舞台にした短編
『ニコココ』にも、出てこなかった。
『SH』では
《黒いファー付コートを纏った情報屋の男》が
出てくるのだが、明確に彼であるという描写が無い
のでなんともいえない。
むしろアフェリエイトサイト
《いけニュ~ バージョン I.KEBU.KR.O》の
管理人がこいつだという説が有力で
IとOでイザヤオリハラという見方もできるし、
管理人の名前はリラ・テイルトゥース・在野だ
(並び替え)
そして語尾がウザいといわれている管理人に
「“ニャン”がよろしいかと思われます」と
呟いたのは鯨木だろう。
そして渡草。渡草である。
なんと、八尋の父の遠縁にあたる人物であることと、
兄はアパートを数件経営している
青年実業家であることが判明。
せいぜい一軒だと思ってました、すみません。
兄の名前は二郎(弟は三郎)、
父親の名前まで想像できる簡潔なセンスいいぞー
「君の受験のときみたいに
三郎に車を出させる予定だったんだけど、
聖辺ルリのコンサートがあるとかでね」
伊達に会員ナンバー1桁じゃないですね。
そして母校がオワコン呼ばわりされてて
ちょっと笑った。
さて、浮かれきって帰ってきた
セルティと新羅を待ち受けていたのは、
【外道】首無しライダーを糾弾する【人攫いのクズ】
《道交法違反》
『娘が首無しライダーに興味を
持っているのですが、
殺してでも止めさせるべきでしょうか』
などなど、ネット上での誹謗中傷罵詈雑言
(一部事実)だった。
「うああああ、もうお終いだぁーっ」
と嘆くセルティに
「落ち着いてセルティ、まだいける、まだいける!」
と根拠の無い慰めをする新羅が微笑ましい。