藤原緋沙子のレビュー一覧

  • 冬の虹 切り絵図屋清七

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    内容(「BOOK」データベースより)
    思いがけず新しい絵師も加わり、清七が跡を継いだ絵双紙本屋・紀の字屋は繁盛していた。一方、それを恨む同業者の近江屋が、悪徳商売で店の乗っ取りをはかっているという、良からぬ噂が聞こえてくる。ついには仲間の与一郎が人殺しの罪を被せられ、清七は真相を追っていくが―大好評の書き下ろしシリーズ、堂々の完結。

    令和2年1月23日~26日

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    2020年01月26日
  • 雪の果て―人情江戸彩時記―

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    内容(「BOOK」データベースより)
    貞次郎の想い人、弥生は心ならずも目付神崎に嫁いだ。貞次郎は奸計に遭って、神崎の腕を斬り脱藩。江戸での潜伏の日々、神崎の参府と弥生の出奔を知り…(「雪の果て」)。餅菓子を売りながら女手ひとつで幼子を育てるおみさの前に、父親になるはずの男が五年ぶりに現れたのだが、幕吏に追われる身となっていた(「梅香餅」)。女たちのはかなくも強靭な愛の姿を炙り出す傑作人情譚四編。

    令和元年12月1日~2日

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    2019年12月02日
  • 藍染袴お匙帖 : 12 藁一本

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    内容(「BOOK」データベースより)
    唯一の身内である弟を医者にすべく、阿漕な金貸しをしてまで仕送りする姉。だが弟は修業先の京から江戸へと密かに逃げ帰っていた。姉の急病を治療した桂千鶴は、同じ医術を志す者として弟に手を差し伸べるが、その厚意は思わぬ事件へと繋がってしまう。追い打ちをかけるように、千鶴の想い人、菊池求馬に大坂勤番の命が下る。累計九十五万部突破の超人気シリーズ、激動の第十二弾!

    令和元年11月1日~3日

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    2019年11月03日
  • 秘め事おたつ 細雨

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    内容(「BOOK」データベースより)
    両国の稲荷長屋で金貸しを営むおたつ婆は、口は悪いが情に厚く、困っている人を見過ごせない性分。ある日、常連客の弥之助が身投げを図ろうとした女を連れてくる。訳も訊かず寝食を与えるおたつに、女は自身の過去を語り始めるが……。誰の身の上にもある秘め事。それらを清算すべく、おたつと長屋の仲間達が奮闘する書き下ろし新シリーズ第一弾。

    令和元年9月25日~27日

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    2019年09月27日
  • 秋の蝉~隅田川御用帳(十八)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    縁切寺慶光寺の御用宿「橘屋」に、醤油問屋「紀州屋」の番頭がやってきた。橘屋に駆け込み離縁となった内儀のおきよを捜してほしいという。行方不明になっているおきよを捜し始めた橘屋の用心棒・塙十四郎だったが、ようやく捜し当てると、おきよは窮地に陥っていた。悪行に利用する輩やおきよを襲う悪党に十四郎の剣が唸る!著者の代表シリーズ、感涙の最終巻。

    令和元年7月25日~28日

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    2019年07月29日
  • 冬の野 橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    竜閑橋袂で、美人女将の愛嬌と絶品茶漬で繁盛する『紅葉屋』の娘が攫われた。橋の管理を頼みに来ていた橋廻り立花平七郎は探索に乗り出す。凄腕の定町廻りだった平七郎は、閑職と揶揄されつつも数々の難事件を解決、町人の信頼を得ていたのだ。やがて拐かし犯が房次郎という浪人を捜していたと発覚すると、女将は狼狽する。房次郎は大和の国で別れた夫だった…。

    令和元年7月14日~16日

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    2019年07月16日
  • 月凍てる―人情江戸彩時記―

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    内容(「BOOK」データベースより)
    幼馴染みのおまつとの約束をたがえ奉公先の婿となり主人に収まった吉兵衛は、義母の苛烈な皮肉を浴びる日々だったが、おまつが聖坂下で女郎に身を落としていると知り…(「夜明けの雨」)。兄を殺した仇を九段坂で張り込む又四郎に国許より兄嫁自害の知らせがもたらされた(「月凍てる」)。江戸の坂を舞台に人びとの哀歓を掬い取った人情時代小説の傑作四編。

    令和元年6月2日~4日

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    2019年06月04日
  • 風草の道 橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    久里浜沖で流人船が難破した。助かったのは、流人の鹿之助ひとり。しかし三日後、彼は姿をくらます。北町奉行の榊原は鹿之助が親友の倅でないかと危惧し、立花平七郎に極秘の探索を依頼する。探索の中で、徐々に明らかになる鹿之助の閉ざされた過去。養子としての葛藤、凄絶な恋、そして流人になった理由…数奇な運命に翻弄された男を、平七郎はどう裁くのか!?

    令和元年5月25日~26日

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    2019年05月26日
  • 残り鷺 橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸市中に現れた、宮家のご落胤を名乗る一行。大奥とつなぎを取ってやると称して商家から金を巻き上げ、奉行所を悩ませていた。平七郎が探索に乗り出した直後、真福寺橋に二人の女の亡骸が流れ着き、一人はご落胤一行と共にいた女と判明する。女が持っていた伊勢神宮のお守りに込められた哀しき想いとは?平七郎が非道な輩の正体を追う!心澄み渡る第十弾。

    令和元年5月21日~25日

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    2019年05月25日
  • 寒梅~隅田川御用帳(十七)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「消息を絶った密偵を捜してほしい」―縁切り寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは―。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。

    令和元年5月20日~21日

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    2019年05月21日
  • 麦湯の女 橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    本所・法恩寺橋袂で麦湯屋をやっている器量よしの娘。奉行所が総力を上げて追う浪人は、必ずその娘と接触するはずだった。だが、そこに現われたのは吟味方与力の一色弥一郎。娘を見張っていた橋廻り同心立花平七郎は、娘と楽しげに語らう一色の姿から情報の漏洩を疑う。自らを犠牲にしてまで浪人を救おうとする娘のひたむきな想いとは…。待望の第九弾。

    令和元年5月15日~17日

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    2019年05月17日
  • 梅灯り 橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「夢のなかでおっかさんに会ったんだ」幼い頃、母親に捨てられた少年僧・珍念が橋廻り同心立花平七郎に嬉しそうに話した。夢で再現された母との最後の場所。そこは梅の香が漂う橋の上だったと言う。二百数十ある橋を一つ一つ、梅の香をたよりに巡り歩く珍念。だが、折しも殺しが発生、珍念が行方知れずに!「橋廻り同心」シリーズ第八弾。

    令和元年5月14日~15日

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    2019年05月15日
  • 蚊遣り火―橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸の夏の風物詩―杉の青葉などをいぶして蚊を追い払う蚊遣り火。それを庭で焚く女の姿を、松幡橋の袂からじっと見つめる若い男がいた。前夜、橋向こうの小間物屋の主が殺された。若い男の不審な佇まいに平七郎は素性を洗う。やがてその男清吉と、蚊遣り火の女おちかの悲恋が明らかになると同時に、新たな疑惑が…。橋廻り同心平七郎の人情裁きやいかに。

    令和元年5月11日~13日

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    2019年05月13日
  • つばめ飛ぶ~渡り用人 片桐弦一郎控(五)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    安芸津藩の改易で浪人となり、江戸で渡り用人として糊口を凌ぐ片桐弦一郎。久しぶりに故郷入りした弦一郎の前に、藩改易の真相が明らかになる。そして、江戸に戻った弦一郎は、またも厄介な用人の仕事を引き受ける。今度は家内に複雑な事情を抱える高禄の旗本家。それぞれが勝手に振る舞う若殿や奥方を更生させることはできるのか。大好評シリーズ、待望の新五弾。

    平成31年4月25日~27日

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    2019年04月28日
  • すみだ川~渡り用人 片桐弦一郎控(四)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    川に落ちた小娘を自ら飛び込んで救った渡り用人の片桐弦一郎。その人助けが噂になり、小大名小栗藩から仕事が舞い込む。将軍が上覧する水練競技に参加する者たちの指導だった。目を覆うばかりのひどい有様に苦悩する弦一郎だが、これをきっかけに、小栗藩の存在を揺るがす一大騒動に巻き込まれる―。鮮やかな筆致で読み手の心を掴む待望のシリーズ第四弾。

    平成31年4月24日~25日

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    2019年04月25日
  • 密命~渡り用人 片桐弦一郎控(三)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    片桐弦一郎の用人仲間である但馬佐兵衛が、何者かに殺された。懐中にあった大金が紛失している。金は能勢家の殿様の命で借り受けたものであった。佐兵衛から自分の身に何か起こった時、妻子の様子見を頼まれていた弦一郎は、彼らを訪ね犯人探しを開始する。現場付近で目撃者を見つけ出したことを告げると、但馬家を巻き込んだ思いもかけぬ事実が…(表題作)。

    平成31年4月20日~22日

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    2019年04月22日
  • 桜雨~渡り用人 片桐弦一郎控(二)~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    ―旅姿の男を襲う二人の浪人。仲裁に入った片桐弦一郎は、仲違いで負傷した浪人を長屋に連れ帰る。その男は信濃の元藩士で、意趣返しで襲ったという。二日後、暇乞いをした男の死体が発見された!憤る弦一郎の前に、信濃飯坂藩元執政・千坂兵庫から使いが来た。どうやら男はお世継ぎ問題に絡む政争の犠牲になったらしい。弦一郎は、千坂の依頼で信濃へ旅立つが…。

    平成31年3月18日~21日

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    2019年03月21日
  • 白い霧~渡り用人 片桐弦一郎控~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    次期藩主の座をめぐる政争が幕府に露見し、安芸津藩はお取り潰しとなった。江戸藩邸詰めの片桐弦一郎は、浪人となり、神田の裏長屋で暮らしている。突然の改易でこの世の無常、悲哀を知った弦一郎は、傭われ用人として、苦しい内情ながらも体面だけは重んじる武家屋敷の建て直しを図る。―市井の人人の縺れた事件を人情味豊かに始末する、傑作新シリーズ。

    平成31年3月16日~18日

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    2019年03月18日
  • 夢の浮き橋―橋廻り同心・平七郎控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「この世の中の、すべての人があの人をどう言おうと、私だけは信じてあげたいのです」組紐屋のお幸は盗賊の疑いをかけられた与七をそう言ってかばった。十六年前、永代橋の崩落で両親を失い、心に深い傷を負ったお幸を癒したのが愛する与七だった。だが深まる疑惑に、橋廻り同心立花平七郎が心を鬼にする…。剣と情をもって正義を貫く、橋廻り同心シリーズ第六弾。

    平成31年2月7日~10日

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    2019年02月10日
  • 冬萌え―橋廻り同心・平七郎控

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    ながら懸命に待ち続ける女。古川(ふるかわ)橋——亡き父親の秘密を追い、父の深い愛情を知る娘。人気急上昇、北町奉行所の橋廻り同心の人情裁きが冴えわたる好評シリーズ第五弾!
    内容(「BOOK」データベースより)
    吾妻橋―主君への忠義のため、惚れた女房を苦界に沈めた男。弁慶橋―殺害現場に居合わせながら、なぜその子は堅く口を閉ざすのか。蓬莱橋―「二年間待って」という約束を胸に、罪を肩代わりしながら懸命に待ち続ける女。古川橋―亡き父親の秘密を追い、父の深い愛情を知る娘。人気急上昇、北町奉行所の橋廻り同心の人情裁きが冴えわたる好評シリーズ第五弾。

    平成31年1月24日~28日

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    2019年01月28日