あらすじ
「消息を絶った密偵を捜してほしい」――縁切寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは――。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「消息を絶った密偵を捜してほしい」―縁切り寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは―。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。
令和元年5月20日~21日
匿名
まさかの
十四郎とお登勢がやっと結婚できたのに まさかの離れ離れで。
この本の間はずーっと十四郎が遠くに行っていたから 不思議な感じだった。
それでも 優しくて強い十四郎は 彼らしく問題を解決して 2箇所の人々を救って やっと帰ってくる。
次のお話では 二人がゆっくりと一緒に過ごせると良いな。