【感想・ネタバレ】鳴き砂～隅田川御用帳（十五）～のレビュー

藤原緋沙子

「慶光寺」の御用宿「橘屋」に、身重の武家の妻女が駆け込んできた。亭主が酒好きで、女を連れて帰ってくるという訴えに、橘屋用心棒の塙十四郎が調べたが、亭主の評判は逆に意外なほどよかった。そこで、本人に質したところ、妻は夫婦が歩んできた衝撃の過去を話す――。表題作をはじめ、女の弱さと強さ、深い情愛を描いた三編を収録。著者の代表シリーズ第十五弾。

[匿名 · ★★★★☆]

十四郎が藩のお抱え剣術役として身分が認められて　万吉の出生わかり　いろいろなことが収まるところに　収まり始めている。
最後の鳴き砂はこのまま　映像にしたい。
昔　父と見た時代劇のような映像が心に浮かんだ。

＃泣ける ＃切ない ＃感動する