藤原緋沙子のレビュー一覧
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シリーズ第十四弾。
久しぶり過ぎる新刊。
今回は第一話「ほととぎす」、第二話(表題作)「雨のあと」の二話構成となっております。
ここ数年、忘れた頃に新刊が発行される、このシリーズ。
登場人物がうろ覚えでも、何とかなってしまうお馴染みの展開なので、まぁ安心して読めるといった感じです。
相変わらず困った人を放っておけない千鶴先生が、偶々関わる事になった問題や事件を解決していく流れで、頭は切れるし腕っぷしは強いしで、安定の万能感は健在です。
それに比べて、同心の浦島さん&岡っ引きの猫八コンビの使えなさっぷりが酷くてイライラ。
毎回千鶴先生に頼ってばかりのクセに、何かお礼をするわけでもなく、それど -
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「隅田川御用帳」の続きとなるセカンドシリーズ「隅田川御用日記」の第二弾。
縁切寺「慶光寺」の御用宿〈橘屋〉を巡る人情中編二話が収録されています。
第一話「永代橋」:〈橘屋〉に上方から出てきた酒問屋の内儀が離婚希望で訪れます。主人が江戸で妾を囲っているのが理由のようで。さらにその翌日、〈橘屋〉の主・十四郎は幼馴染の想い人を探しに江戸に出てきたおなつが絡まれているのを偶々助けますが・・。
第二話「米屋の女房」:兄の仇を討つために剣術に励み、家族を仇討ちに巻き込まない為に離縁を望んで〈橘屋〉にやってきた、元武家の米屋の女房おみさ。巷をザワつかせている似非祈祷師が、その仇のようで・・。
十四郎とお -
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江戸回向院前にある「へんろ宿」は、手持ちの金が心細くて、旅籠に泊まれない人や、御府内近郊の神社仏閣に参詣するためにやって来た人など、普通の宿には泊まれない、泊まりたくない人達のために三年前に、
始めた宿。
主人は、一兵衛といって、元は旗本三百五十石笹岡家の嫡男で、お家断絶後、両親を相次いで亡くし、諸国を回り、剣の修行をし、後、武士を捨てて、宿屋の主人となった。
妻は、佐和といい、一弦琴の名手で、五日に一度、町の裕福な商家の娘達に教えている。謝礼金は、へんろ宿の上がりより、ずっと多く、一兵衛、佐和夫婦と、女中のおとらの三人の暮らしを支えている。
《へんろ宿》
自分の妻になる筈だった女の不幸 -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ 15
立花平七郎は、定町廻りの黒鷹と呼ばれていたが、訳あって、橋廻り同心となったが、事件探索の腕は、少しも鈍っていない。平塚秀太と二人、犯罪者への追及捕縛は、定町廻りの連中が舌を巻く活躍をしている。
秀太は、平七郎を師と仰ぎ、一緒に仕事をすることにやりがいを感じている。
定町廻りで、役立たずと言われている、工藤豊次郎と亀井市之進は、とうとう、定町廻りを外され、定仲役へ、約替えとなった。
定仲役とは、決まった任務が無く、忙しいところを助力する役目。
手すきの時には、橋廻りを手伝いたいと言う希望がかなって、かつてはいがみあっていた間柄ではあるが、今では、木の置 -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ 14
同僚たちから、閑職と揶揄され、陰で笑われていたが、定町廻りが手を焼いている、数多くの難事件を解決してきた、立花平七郎と平塚秀太は、今や江戸の町民たちから、信頼を寄せられている。
同心達からは、羨望・嫉妬の入り交じった目で見られている。
《紙人形》
金策に訪れた、昔の勤め先から、けんもほろろにあしらわれた吉兵衛。
昔の同僚の番頭芳之助から、娘にと、紙人形と千代紙を貰ったが・・
《風よ哭け》
偶然捕まえた、巾着切りを働いた少年・仙吉は、昔、平七郎が定町廻り同心だった頃、取り調べた男、喜久蔵の息子だった。
喜久蔵は、賊と間違えて主人の弟を刺し殺し、八丈島に -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ 13
かつて上司であった、一色弥一郎の責任を被り左遷され橋廻り同心となった、立花平七郎は、秀太と二人、
今や、定町廻りの連中よりも、難しい事件を解決している。
《ちゃん》
侍から子供を助け、右腕を切られた仙治。
医者に連れて行った、平七郎は、診療所の弟子から、仙治の着物の襟に、どこかの間取りらしき図が書かれた紙が縫い付けてあった・・と知らされた。
《初霜》
別れ話が元で、逆した侍から、奉公先の娘・お鶴を守ろうと、侍に怪我を負わせた、お花。
主人夫婦は、優しく甘い言葉で、お花を侍の元に、謝罪に行くように言いつける。
定町廻同心の厄介者・亀井市之進と工藤豊次 -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ12
立花平七郎は、黒鷹と呼ばれる程の凄腕の定廻り同心であったが、ある事件で、上司の一色弥一郎の落ち度でありながら、責任を取らされ、閑職と言われる橋廻り同心となった。
相棒の平塚秀太と共に、十手の代わりに、木槌を携帯し、橋の傷を点検して回っている。
しかし、腕を買われて、北町奉行・榊原主計頭忠之から「歩く目安箱」として、密命を受け、密かに、事件を解決している。
《冬の野》
竜閑橋袂で、美人と愛嬌と絶品茶漬けで繁盛する「紅葉屋」の娘が、攫われた。
犯人が、房次郎という浪人を捜していることが、判明したが、その房次郎は「紅葉屋」女将の別れた夫であった。
《名残の雪 -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ10
定廻同心・立花平七郎は、大鷹と言われた父親に負けぬようにと精を出し、黒鷹と呼ばれるようになったが、上役の一色の失態を被り、橋廻同心となった。
《ご落胤の女》
京 一条家のご落胤と名乗る者が、大奥の御用達に推薦するた騙して、商家から金を巻き上げる事件が起き、その一行と共にいた女が死体となって、真福寺橋に流れ着いた。
《雪の橋》
新し橋と竹森稲荷で発見された二人の死体は、富山の薬売りの引き札を持っていた。裏に書かれた男の人相書きが、上村左馬助の道場で会った、薬売りに似ていた。
《残り鷺》
「茶道具 骨董 ほてい屋」に、人助けをする、頭の良い、看板犬がいる -
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ9
当番寄力・一色弥一郎の失敗の責を背負わされ、平七郎は、閑職と言われる、橋廻りにされた。
しかし、奉行・榊原主計頭忠之から「歩く目安箱」
としての密命を受けている。
《彩雲》
かつて、千葉道場で、一緒に稽古に励み、青雲の志をぶつけあった仲の、瀬尾鹿之助が、人殺しの容疑で取り調べを受けていると聞いた、平七郎は、もう一人の道場仲間・左馬助と、鹿之助の無実を暴く。
《麦湯の女》
切り放ちで、戻って来ない、科人・沢木富三郎を探して、麦湯屋をしている、昔馴染みの娘・お馬を見張ってると、何と、そこに現れたのは、吟味方与力・一色弥一郎だった。お馬と楽しげにしている一色を