藤原緋沙子のレビュー一覧

  • 茶筅の旗(新潮文庫)

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    映像をみてるような感覚で読み進めることができました。茶道に関心があるのでこの本を手に取りましたが、 戦国武将とお茶のつながりが強いということは、生産者もその情勢に巻き込まれるということに初めて思い至りました。
    凛とした正義を貫く綸の姿勢に、憧れもあり、危うさも感じましたが、まぁ、そこは小説ですしね。
    上林、ペット茶を思い出しました

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    2022年04月09日
  • 冬萌え―橋廻り同心・平七郎控

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    橋廻り同心・平七郎控 シリーズ5

    上司・一色弥一郎の不手際を一身に負い、立花平七郎は、花形の定町廻りから、閑職の定橋掛かりに、配置換えさせられ、橋の破損の有無を見回っている。
    一方で、一色は、吟味役に昇進している。

    《菊一輪》
    昔世話になった主人の息子が、助けを求めて来た。
    女房を売ってまで、忠義を尽くしてきたお人好しの男が、とうとう金が足りなくなり、遂に泥棒を決意する。が、目的の店には、先客の泥棒がいた。
    《白い朝》
    浅草紙売りの少年が、恩のある両替商の主人の殺害現場を目撃した。
    少年は、その日から、口を閉ざしてしまう。
    《風が哭く》
    凶悪犯の捕物に協力した娘は、奉行所から褒美が出るとい

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    2022年03月09日
  • 夕立ち―橋廻り同心・平七郎控

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    橋廻り同心・平七郎控 シリーズ4

    立花平七郎は「黒鷹」と呼ばれた若手の有望株であったが、3年前、上司に濡れ衣を着せられ、定町廻りから、橋廻りに左遷された。

    江戸の橋を預かる、北町奉行所橋廻り同心の活躍を描く。

    〈優しい雨〉
    〈螢舟〉
    〈夢の女〉
    〈泣き虫密使〉

    軽━━く読める。

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    2022年02月14日
  • 竹笛 橋廻り同心・平七郎控

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    前作を読んでから1年ちょっと空いたシリーズ15作目。安定の内容だが、全体としては平七郎とおこうの関係も変わらず、停滞。このシリーズ最初の作品が出てから20年を過ぎたが、筆者は終わらそうとは思ってないのかしら・・・ 個人的には決着を付けて欲しいものだ

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    2022年01月17日
  • 竹笛 橋廻り同心・平七郎控

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    シリーズ第15弾。

    前巻との間が多少空いても特に支障なく読める、安定の当シリーズ。
    今回も悪い奴に騙されて(又は脅されて)困っている人を、平七郎を中心とした仲間たちが助けて、犯罪を解決するパターンの二話構成となっております。
    定町廻りから橋廻りにお預けというか、押し付けられていた工藤&亀井のダメ同心コンビが、正式に(?)定町廻りから外されて“定仲役”という助力業務に降格となってしまいます。
    まぁ自業自得といえばそうなのですが、橋廻り役のお手伝いを買って出るなど、以前とは別人のように心入れ替えて頑張っている様子で、やはり平七郎や秀太と共に働くのが居心地が良いのでしょうね。
    ところで、第二話「つ

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    2021年12月15日
  • 茶筅の旗(新潮文庫)

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    よみやすい。
    茶道検定の「茶業」のカテゴリーがなかなか理解しづらかったがこの本を読むと理解が深まる。
    ストーリーには深みが感じられなかった。

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    2021年08月16日
  • 藍染袴お匙帖 : 13 色なき風

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    シリーズ第十三弾。

    前作からかなり間があきましたが、安定の読み心地は相変わらずです。
    今回は「約束」「野分」「色なき風」の三話構成となっております。
    困っている人を見ると放っておけなくて、救いの手をさしのべる、菩薩のような千鶴先生ですが、同心の浦島さんに対しては何気に塩対応だったりするのが笑えます。
    そして、いつも助けてくれていた求馬さんが大坂に行ってしまっていて不在なのが寂しいですね。
    診療に関しては、圭之助さんが良い助っ人になってくれていますが、やはりここぞという時の求馬さんの存在は大きいので早く江戸にもどってきてほしいものです。

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    2021年07月08日
  • 藍染袴お匙帖 : 13 色なき風

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    シリーズ13作目。求馬が大坂に赴任し放しでとにかく物足りない。このシリーズは千鶴の話なので、そんなに重要じゃないとは思うんだけどねえ・・・ 3つの事件は、女性視点の事件で、他のシリーズとは一線を画すところはあり、いいと思う。でも、求馬に帰って来てほしい。と云うか、どうやってこのシリーズは終わりにするのか気になる

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    2021年07月07日
  • 藍染袴お匙帖 : 13 色なき風

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    第十三弾
    久しぶりに読む感じ
    三話構成、身分違いで別れさせられた二人の今後、しじみ売りの少年の父親は、商家の娘の恋の行方は?友人が明かす内容に

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    2021年06月10日
  • 秘め事おたつ三 青葉雨

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    第三弾
    生さぬ仲の父娘、脅していた者から助け、裏の真相も
    岡っ引きが犯人のいたち小僧の罪を着せられた清吉を助け、
    ついでに女郎の最後も看取り、切ないが
    また、吉次朗のの行方にたどり着けるのか

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    2021年05月21日
  • 秘め事おたつ 細雨

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    シリーズ第一弾
    恩ある藩主の側室の子供を探すために市井の金貸しに
    身投げをはかった娘に係り、その父を引き合わせ、二話目では別れた息子が意外な所から、人情物はハッピーエンドで楽

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    2021年05月07日
  • 秘め事おたつ二 鬼の鈴

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    シリーズ第二弾
    訳あって市井で金貸しを営むおたつ、助けた浪人のから実の娘の行方を、藩を抜けることになった疑いも晴れ、娘は旧藩に養母と共に
    世話になっている薬種屋の旧恩ある主筋の悪たれ息子、無事に改心させるハッピーエンド

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    2021年05月07日
  • 秘め事おたつ二 鬼の鈴

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    おたつシリーズ2。
    おたつの探し人に関する情報が出てきたり、潰れたお店の跡取り息子を助けたり、情の厚い金貸しおたつが活躍する。
    金貸しというと悪どいとか、ケチな印象だけど、おたつは貸したお金はきっちり返してもらうものの、困り事や悩み事を聞いたら助けずにはいられないお人好しでもある。気っ風のいい老女が主役なのは珍しいんじゃないかな。続編読まなきゃ。

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    2021年05月01日
  • 秘め事おたつ 細雨

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    長屋住まいで烏金貸しをして暮らしているおたつ。決して悪どいことはしないが、貸した金は必ず期日には返してもらう事を信条に、今日も庶民達に金を貸している。貧しい暮らしの人々も、金貸しでありながらも情に熱いおたつを何かと頼りにして、困ったことが起きるとおたつを訪ねる。そんなおたつにも、隠している過去があり…。
    江戸の町に暮らす人々の、貧しいながらも逞しい暮らしを描いている。おたつがとにかく気っ風のいい人で、読んでいて嫌味がない。続編も是非読みたい。

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    2021年04月22日
  • 隅田川御用日記 雁(かり)もどる

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    2018年に18冊目で完結した「隅田川御用帳」シリーズの5年後を描く新シリーズ。まあ、基本的には同じテイストなので、正直新鮮味はないなあ・・・ ちょっと残念

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    2021年04月07日
  • 隅田川御用日記 雁(かり)もどる

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    「隅田川御用帳」の続きとなるシリーズ。本書は新シリーズ「隅田川御用日記」の第一弾となります。

    前シリーズから5年経ち、お登勢と十四郎の間にお幸という娘が生まれていて、多忙ながらも幸せそうでなによりです。万吉少年も17歳になり、橘屋の若い衆が頼もしく成長している様子です。
    今回は「五年目の秋」「雁もどる」の中編二話構成でした。二話目の「雁もどる」では、女性が幸せになるための縁切りのはずが、その後残された家族が崩壊していて、縁切りという選択が良かったのだろうか・・と考えさせられる話でした。ただ、ラストは丸く収まって爽やかな読後感でした。
    シリーズ再始動は嬉しく、続きが楽しみですが、もうちょい刊行

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    2021年02月21日
  • 風よ哭け 橋廻り同心・平七郎控

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    シリーズ第14弾。

    定町廻りから押し付けられた、工藤&亀井のダメ同心コンビが加わり、4人となった橋廻りメンバー。
    ちょいと不安もあるものの、確実にこの二人が“いい奴化”してきていて、意外と4人で楽しそうにやっている感じです。

    今回は2篇の話が収録でしたが、どちらの話も、親を信じる子どもの思いが本当に健気でグッときました。

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    2020年04月14日
  • 冬の虹 切り絵図屋清七

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    シリーズ完結。

    切り絵図が好評の紀の字屋を妬む、同業の近江屋が卑怯な罠を仕掛けてきます。仲間の絵師・与一郎が無実の罪を着せられる等、大ピンチ・・。
    このシリーズもいよいよ完結という事で、色々ありましたが、ラストは“新たなスタートへ・・”と、希望に満ちた爽やかな感じで読み終えました。
    個人的には、清七(清七郎)の兄・市之進の改心ぶりが驚きで、あれほどクズでこじらせまくっていた市之進が、清七が“戸惑う”程にいい奴に!これも含めて、良かったね!清七。と祝福したいです。

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    2020年02月28日
  • 青嵐 見届け人秋月伊織事件帖

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    シリーズ完結。

    今回は「見返り川」「青嵐」の二話構成です。
    どちらも安定の人情噺ですが、「青嵐」は“生き別れの母と息子”という鉄板の設定という事もあり、思わずホロリとさせられました。
    そして、いよいよ秋月家に戻る伊織様。お藤さんとどうなるのか、というところですが、他の方も書いておられるように、まぁ落としどころといいますか、現実的(?)な選択になったのかな。という印象でした。
    目付けになった伊織様の活躍も、番外編等で読んでみたいですね。

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    2020年02月20日
  • 笛吹川 見届け人秋月伊織事件帖

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    シリーズ第七弾。

    今回は第一話「笛吹川」、第二話「飛鶴」の二話構成となっております。
    どちらも、哀しい背景がありながらも、最後は優しい気持ちになれる人情噺です。
    そして、伊織様が秋月家に戻らなければいけない件ですが、縁談まで持ち出されて、これ以上お茶を濁し続けるのは難しい模様です。どうする、お藤さん・・。

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    2020年02月10日