藤原緋沙子のレビュー一覧

  • 藍染袴お匙帖 : 3 父子雲

    Posted by ブクログ

    時代劇ドラマ「桂ちづる診療日録」の原作、3巻目。
    シーボルト先生が登場する『父子雲』と、千鶴の父代わりである酔楽先生の隠し子が現れるという『残り香』。
    「男って……」と思いつつ、酔楽先生の懐の深さには感銘。
    千鶴と求馬の間にほのかな恋心も育ちつつあるようですが、そろそろ求馬さんの詳しいお家事情のエピソードが欲しいところですね。何げに最も謎の人物。

    0
    2010年10月14日
  • 藍染袴お匙帖 : 1 風光る

    Posted by ブクログ

    時代劇ドラマ「桂ちづる診療日録」の原作。
    数少ない女医で、武道の達人でもあって、それでいて女性らしさも失わない千鶴先生は女の目から見ても憧れる存在です。
    原作にはお兄ちゃんが登場せず、代わりにイケメン武士が登場しておりました。
    ドラマ化されているエピソードはわりとそのままなので、続刊も読んでみようと思います。
    求馬絡みの話がまるまる残っているので、気は早いですがドラマ続編を期待しちゃったり。

    0
    2010年10月14日
  • 藍染袴お匙帖 : 6 恋指南

    Posted by ブクログ

    第六弾
    三話の短編集、各話に特に繋がりはないが、いずれも悲しい女性に関することが底流にある。
    千鶴、お道、お竹もそれぞれの役割で健在、求馬も同様である。
    五郎八のような者が出てくる方が、なぜか話としてはほっとする。

    0
    2010年09月24日
  • 恋椿―橋廻り同心・平七郎控

    Posted by ブクログ

    木槌をもってコンコン江戸の橋を叩いて廻る橋廻り同心立花平七郎の人情裁きが楽しめるシリーズ。橋廻りとはちょっとなじみがないが(要するに左遷)また独特の視点から江戸情緒が伺える。しみじみ時代小説に浸りたい方にお勧め。

    0
    2011年09月17日
  • 藍染袴お匙帖 : 1 風光る

    Posted by ブクログ

    江戸は藍染橋の傍に住む女医者、千鶴さんのお話。
    南町奉行所の同心に相談されて奮闘する千鶴さんの男らしさ(違)に惚れ惚れします(笑。
    話の内容もなかなか面白くて私は好きです。
    読むのに時間がかからないのも、読みやすくていいかな。

    0
    2009年10月04日
  • へんろ宿(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    時代小説は本屋に多く並べてあるけれど、かなり年配の方が読むものと、今までスルーしてたので今回初めて読みました。
    また、短編はあまり好んで読まないんだけど、時代小説+短編はありかも。
    元武士で今は宿の店主として、そこに訪れた客の困難に立ち向かう。水戸黄門のような、毎回スッキリ系。

    0
    2025年09月07日
  • 馬駆ける 岡っ引黒駒吉蔵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    202405/人物描写や設定は面白いけど、1巻2巻とも同じ展開(殺人の目撃者が、人を救う為のお金欲しさに犯人を脅して金をゆすろうとするも殺される)だったりで物語的にはワンパターン系。

    0
    2024年07月27日
  • 岡っ引黒駒吉蔵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    202405/人物描写や設定は面白いけど、1巻2巻とも同じ展開(殺人の目撃者が、人を救う為のお金欲しさに犯人を脅して金をゆすろうとするも殺される)だったりで物語的にはワンパターン系。

    0
    2024年07月27日
  • 岡っ引黒駒吉蔵

    Posted by ブクログ

    これは新シリーズなのかな? いつものように読みやすくてスイスイ読めちゃう感じがいい。1話めの話はちょっと飛びすぎかなとも思うけど、まぁ、いいかな

    0
    2024年07月05日
  • 花の闇~隅田川御用帳(二)~

    Posted by ブクログ

    このシリーズを前後して読んでいる。今回は十四郎の絡んだ話が多かったかな?
    まぁ、いつもそうなのだけどお登勢の出番がイマイチ少なかったかな・・・

    0
    2024年04月10日
  • 永代橋~隅田川御用日記(二)~

    Posted by ブクログ

    前回読んだのでなんとなくまたこのシリーズを読んだ。読みやすくていいと思う。
    最後の最後に登場した肩を切られた大吉さんは、どうなったのかな・・・

    0
    2024年03月22日
  • 藍染袴お匙帖 : 2 雁渡し

    Posted by ブクログ

    藍染袴お匙帖 シリーズ2

    桂千鶴は、
    父東湖亡き後、その跡を継ぎ、藍染川沿いの屋敷で開業している、町医者である。
    外科も本道も習得して、更には
    長崎に留学して、シーボルトに教えを乞い江戸に戻ってからは、小伝馬町の牢屋の女囚たちの診療も請け負っている。

    短編のせいか、内容が薄い。
    そのかわり、サクサク読める。

    0
    2024年01月27日
  • 藍染袴お匙帖 : 14 雨のあと

    Posted by ブクログ

    シリーズ第十四弾。

    久しぶり過ぎる新刊。
    今回は第一話「ほととぎす」、第二話(表題作)「雨のあと」の二話構成となっております。

    ここ数年、忘れた頃に新刊が発行される、このシリーズ。
    登場人物がうろ覚えでも、何とかなってしまうお馴染みの展開なので、まぁ安心して読めるといった感じです。
    相変わらず困った人を放っておけない千鶴先生が、偶々関わる事になった問題や事件を解決していく流れで、頭は切れるし腕っぷしは強いしで、安定の万能感は健在です。
    それに比べて、同心の浦島さん&岡っ引きの猫八コンビの使えなさっぷりが酷くてイライラ。
    毎回千鶴先生に頼ってばかりのクセに、何かお礼をするわけでもなく、それど

    0
    2023年12月14日
  • 絵師金蔵 赤色浄土

    Posted by ブクログ

    絵師広瀬金蔵、絵金の生涯。身分制度の厳しい土佐で町民として生まれたが、絵師としての才能を見事に開花させる。才能を妬まれもしたが、彼を助ける人々にも恵まれて自由自在に絵を描けたことが後世のわたし達を楽しませてくれる。
    こういった人物の歴史物は読み物として面白いのはもちろんだが、知らなかった絵の世界を見せてくれるのでとても楽しい。

    0
    2023年09月24日
  • 絵師金蔵 赤色浄土

    Posted by ブクログ

     読みやすいですね〜

     幕末から明治へと時代が変革していくとき、多くの人から助けられ、手を差し伸べられて、時代を生きぬく、絵金の筆をとる姿が見えてきます。

    1
    2023年07月29日
  • 絵師金蔵 赤色浄土

    Posted by ブクログ

    藤原さんの新しいシリーズものかと思ったら歴史小説やった。幕末の土佐の話なんで、今やってる朝ドラの「らんまん」の世界と重なったとこあったな。あと、今話題の広末さんを思い出した、「龍馬伝」・・・ 大森半平太、奥さんは奥貫さんやったね・・・

    0
    2023年06月20日
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

    Posted by ブクログ

    昔の家族はいつも助け合って生きてきた,現在は家族もいろいろな形があり、難しい時代です家族で会って家族でないよう家族って何? 昔には戻らない。今は令和だから。

    0
    2023年04月05日
  • 百年桜―人情江戸彩時記―

    Posted by ブクログ

    人情物の短編5つ。

    この作家さんは何作も読んでいるが、さらっと読みやすいものが多い。

    どうも今ひとつ物足りない。
    そんな読後感でした_φ(・_・

    0
    2023年01月08日
  • 藍染袴お匙帖 : 3 父子雲

    Posted by ブクログ

    シーボルトに教えを受けた際に尽力してくれた役人の息子がならず者達と共にいる姿を見た千鶴。
    なんとか救おうと奔走するが、そんな折シーボルトが江戸へ来ることになり…。
    女医師千鶴の活躍を描くシリーズ二弾。
    亡父の友人醉楽に子供が現れる話もある。
    変わらず面白い。

    0
    2022年12月05日
  • 永代橋~隅田川御用日記(二)~

    Posted by ブクログ

    「隅田川御用帳」の続きとなるセカンドシリーズ「隅田川御用日記」の第二弾。
    縁切寺「慶光寺」の御用宿〈橘屋〉を巡る人情中編二話が収録されています。

    第一話「永代橋」:〈橘屋〉に上方から出てきた酒問屋の内儀が離婚希望で訪れます。主人が江戸で妾を囲っているのが理由のようで。さらにその翌日、〈橘屋〉の主・十四郎は幼馴染の想い人を探しに江戸に出てきたおなつが絡まれているのを偶々助けますが・・。
    第二話「米屋の女房」:兄の仇を討つために剣術に励み、家族を仇討ちに巻き込まない為に離縁を望んで〈橘屋〉にやってきた、元武家の米屋の女房おみさ。巷をザワつかせている似非祈祷師が、その仇のようで・・。

    十四郎とお

    0
    2022年10月09日