藤原緋沙子のレビュー一覧

  • 初霜 橋廻り同心・平七郎控
    内容(「BOOK」データベースより)
    幼い頃、父母の喧嘩が元で顔に火傷を負ったお花。親に捨てられ奉公先でも揉め事に巻き込まれて、今は御茶問屋「山城屋」の女中をしていた。絶品の御茶を淹れるお花だが、店の奔放娘の後始末を押しつけられる。娘が逢い引き相手に祝言の事実を告げるや、逆上されたのだ。男は旗本家次...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 11 あま酒
    内容(「BOOK」データベースより)
    往診帰り、梅香る浅草寺境内で怪我をした老爺を救った桂千鶴。その老爺平蔵は手相をみる評判の掃除人で、意に添わぬ占いに激した若者に手を上げられたのだった。今後を案じる千鶴に、平蔵はかつて大店の主だった頃に美人局に引っ掛かった過去を打ち明ける。一方、大番入りを果たした...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 10 雪婆
    内容紹介
    女医の千鶴のもとに重い下痢を訴える商人三人から立て続けに往診の依頼が入る。
    流行病かと思いきや、全員、両国南の茶漬け屋『花井』の女将おつるから
    売りつけられた"霊水"を飲んでいたことが判明。
    嘘泣きまじりで潔白を主張する妖艶なおつるの姿に鼻白む千鶴。
    やがて、おつるの背後に蠢く乱倫な男関係...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 9 貝紅
    作品紹介・あらすじ
    新大橋近くで旅の侍が何者かに襲われた。偶然行き合わせた女医桂千鶴は旗本の菊池求馬と共に助け出すが、手当の甲斐なく侍は息を引き取る。遺されたのは高価な熊胆と、おふみという女の居場所を告げる謎の文。死の直前、侍から熊胆を託された千鶴は、その無念を晴らすべく真相に迫っていく。父の遺志を...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 8 月の雫
    内容(「BOOK」データベースより)

    軽微な罪で入牢していたおまちという女が、娑婆に出てまもなく、本所堅川の土手で無残な遺体となって見つかった。検死に立ち会った女医桂千鶴は、堅川土手には咲いていない一輪の花をおまちの遺体から発見する。さらには草履の底に星のような白い砂が付着していた。医学館の教授方...続きを読む
  • 雪晴れ 切り絵図屋清七
    内容紹介

    江戸の切り絵図屋・清七を主人公に描かれる、書き下ろし時代小説シリーズ第5弾。

    絵双紙本屋「紀の字屋」が軌道に乗り、町人として充実した日々を過ごしていた清七。
    勘定組頭の父・長谷半左衛門が勘定奉行・谷田部貞勝の不正を暴くため、秘密裏に旅に出ていたが、2カ月が過ぎても戻らず、その身を案...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 7 桜紅葉
    内容(「BOOK」データベースより)

    江戸で大評判の伽羅油「花の露」を扱う桔梗屋の主、吉蔵が多額の借財を残して姿を消した。心労で倒れた内儀のおすずのもとに駆けつけた女医者の桂千鶴は、かつて繁盛していた桔梗屋の変わり果てた様子を目の当たりにし、吉蔵捜しを買ってでるが…。父の遺志を継いで女医者となった...続きを読む
  • 切り絵図屋清七 栗めし
    内容(「BOOK」データベースより)

    切り絵図屋の店先で倒れた身重の女性。小伝馬町の牢にいる夫を案じる様子を見かねて何かと力になる清七たちだったが、夫は出牢から三日後何者かに殺められてしまう。事件を調べる中で浮上した同心の名から、もう一つの殺し、そして勘定奉行の関わる大きな陰謀との繋がりが見えてき...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 6 恋指南
    内容(「BOOK」データベースより)

    牢医師を務める千鶴は、子殺しの罪で小伝馬町の牢に入っているお勝から、娑婆に一人残してきた娘の暮らしぶりを見てきてほしいと懇願された。御法度と知りつつも、千鶴がお勝の娘を捜し始めようとした矢先、馬喰町で味噌醤油屋を営む大崎屋平兵衛の倅、源八の水死体があがり…。父...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 5 漁り火
    内容(「BOOK」データベースより)

    神田川沿いで岡っ引の彌次郎の刺殺体が引き上げられた。彌次郎は、足抜けした女郎を折檻死させた女衒の八十助を追っていたという。前科者の八十助が腕の入れ墨を消すため、町医者の所に現れると踏んだ定中役同心の小森伝一郎は、助力を求めるため桂治療院を訪れるが…。父の遺志を...続きを読む
  • 切り絵図屋清七 飛び梅
    内容(「BOOK」データベースより)

    江戸の切り絵図制作を始めて一年半。町人として充実した日々を過す清七だったが、ある日、勘定組頭を務める実の父が何者かに襲われる現場に遭遇。勘定所内部に大きな陰謀が進行しているのか―清七が実家に戻ることを望む父、店の主と仲間達、そしておゆりへの思いに揺れ動く清七は...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 4 紅い雪
    内容(「BOOK」データベースより)

    女医者千鶴の助手をしているお道の幼馴染み・おふみが、許嫁の松吉にわけも告げず、吉原に身を売った。真意をただそうと、おふみの両親のもとに出向いた千鶴とお道だったが…。医学館の教授方だった父・桂東湖の遺志を継いで医学の道を志した千鶴の活躍を描く、書き下ろし時代小説...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 3 父子雲
    内容(「BOOK」データベースより)

    長崎でシーボルトの警護役を務めていた井端進作が、役目の上の不手際で自害した。藍染橋の袂で治療院を構える桂千鶴は、かつて長崎でシーボルトの薫陶を受ける際、井端にずいぶんと世話になっていた。折りしも、シーボルト一行が上府することになり…。医学館で教授方だった父東湖...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 2 雁渡し
    内容(「BOOK」データベースより)

    押し込み強盗を働いて捕らえられた男が牢内で死んだ。牢医師も務める町医者千鶴の見立ては、烏頭による毒殺というものであった。南町奉行所同心の浦島亀之助は、千鶴の治療院に出入りしている御家人の菊池求馬の助けを得て探索をはじめる。医学館で教授方だった父東湖の遺志を継い...続きを読む
  • 切り絵図屋清七 ふたり静
    内容(「BOOK」データベースより)

    絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。清新な時代小...続きを読む
  • 藍染袴お匙帖 : 1 風光る
    内容(「BOOK」データベースより)

    藍染橋の袂に診療所を開いている千鶴のもとに、身元の分からない白骨が持ち込まれた。二年前に神隠しにあった小間物屋の徳蔵と思われたが、確たる証はなく困り果てた南町奉行所の同心、浦島亀之助が助けを求めてきたのだ。千鶴は復顔術を試みるが…。医学館の教授方であった父桂東...続きを読む
  • 浄瑠璃長屋春秋記 雪燈
    内容(「BOOK」データベースより)

    やはりそうか…志野は江戸か。蘭学者の父を看取った志野は、母の美也を探しに深川へ向かったという。さらに幼い頃通っていた塾の恩師、澄代のところに一年ほど身をよせていたと知った新八郎は、妻に会えると確信をもつ。徐々に足取りが掴めてきたとき、いつも気遣ってくれている八...続きを読む
  • 浄瑠璃長屋春秋記 紅梅
    内容(「BOOK」データベースより)

    北町奉行所同心見習いの長谷啓之進に従っていた岡っ引の仙蔵が突然姿を消す。同じ長屋のおくまは「十日前に色白で綺麗な女が訪ねてきた」と言い、二人は不釣合だったと笑った。元巾着切りの仙蔵とその女は一体どんな仲なのか?隣に住む青柳新八郎は心配で行方を追っていく。すると...続きを読む
  • 浄瑠璃長屋春秋記 潮騒
    内容紹介

    陸奥国平山藩をあとにしてからというもの、いまだ行方が知れずにいる妻を探すため、昼夜を分かたず、江戸の町を歩く青柳新八郎。口入れ屋の金兵衛から、大御番衆の娘を取り戻す仕事を請け負ったはいいが、そこには意外な人物が!


    平成30年3月12日~14日
  • 藍染袴お匙帖 : 1 風光る
    ふと手に取った本だったけど、面白かった。
    江戸時代に活躍する女医さんの話。
    自立した、生き生きした女性はかっこいいね✨

    内容(「BOOK」データベースより)
    藍染橋の袂に診療所を開いている千鶴のもとに、身元の分からない白骨が持ち込まれた。二年前に神隠しにあった小間物屋の徳蔵と思われたが、確たる証は...続きを読む