切り絵図屋清七 ふたり静

切り絵図屋清七 ふたり静

628円 (税込)

3pt

3.8

絵双紙本屋の「紀の字屋」に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできない性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる……。『藍染袴お匙帖』の作者による、清新な時代小説書き下ろし新シリーズ誕生!

...続きを読む

切り絵図屋清七 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 切り絵図屋清七 ふたり静
    628円 (税込)
    絵双紙本屋の「紀の字屋」に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできない性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる……。『藍染袴お匙帖』の作者による、清新な時代小説書き下ろし新シリーズ誕生!
  • 切り絵図屋清七 紅染の雨
    691円 (税込)
    武家を捨て、町人として生きる決意をした清七郎改め清七。与一郎や小平次らと切り絵図制作を始めるが、絵双紙本屋「紀の字屋」を託してくれた藤兵衛から、世話をしているおゆりの行動を探ってくれと頼まれる。男と会って金を渡しているおゆりを見て動揺する清七だったが……。江戸の風景を活写する、人情細やかな書き下ろし時代小説シリーズ第2弾!
  • 切り絵図屋清七 飛び梅
    691円 (税込)
    江戸の町の切り絵図制作を始めて1年半。切り絵図が飛ぶように売れ、町人として充実した日々を過す清七だったが、ある日、勘定組頭を務める実の父が何者かに襲われる現場に遭遇。勘定所内部に大きな陰謀が進行しているのか──清七が実家に戻ることを望む父、店の主と仲間達、そしておゆりへの思いに揺れ動く清七は果たして。書き下ろし時代小説シリーズ第3弾!
  • 切り絵図屋清七 栗めし
    662円 (税込)
    まっ当な人々を救いたい! 正念場の人気シリーズ 小伝馬町の牢を出たばかりの男が殺された。調べを進める清七は勘定奉行に繋がる一本の糸に気付く。人気人情シリーズ第四弾。
  • 雪晴れ 切り絵図屋清七
    723円 (税込)
    父を救え! 消息を絶った父の行方を追って、清七は飛騨、そして伊豆へ。 江戸の切り絵図屋・清七を主人公に描かれる、書き下ろし時代小説シリーズ第5弾。 絵双紙本屋「紀の字屋」が軌道に乗り、町人として充実した日々を過ごしていた清七。 勘定組頭の父・長谷半左衛門が勘定奉行・谷田部貞勝の不正を暴くため、秘密裏に旅に出ていたが、2カ月が過ぎても戻らず、その身を案じている。 そんなあるとき、父が半月前に飛騨で何者かに襲われ、消息を断ったという報せが入る。 しかも父の護衛についていた弁十郎は命を落し、財布と遺髪が届けられていた。 父の無事を確かめられるのは自分しかいない。切り絵図屋は、仲間の小平次・与一郎・おゆりらにまかせ、供のものをつれて、清七は飛騨へ向かう。飛騨で、不正に伐採された山、背後に潜む材木商と役人の悪を目の当たりにした清七は、なんとか父の消息をたどろうとする――。 江戸を離れ、舞台は飛騨、そして伊豆へ。切り絵図屋のエピソードも並行しつつ、清七が自ら父を探し、また疎遠だった継母・実兄との関係を修復していく過程が描かれる、待望の第5弾!
  • 冬の虹 切り絵図屋清七
    719円 (税込)
    食うか、食われるか!? 「切り絵図屋清七」シリーズ全6巻、完結! 思いがけず新しい絵師も加わり、 長谷清七が跡を継いだ絵双紙本屋・紀の字屋は、ますます繁盛していた。 一方、それを恨む同業者の近江屋が、 悪徳商売で店の乗っ取りをはかっているという、良からぬ噂が聞こえてくる。 ついには仲間の与一郎が、身に覚えのない人殺しの罪を被せられ、 牢屋に入れられてしまう。 清七は真相を追っていくが――。 また、藤兵衛の病がいよいよ重くなり、 清七はある決断を迫られることになる。 大人気の書き下ろしシリーズ、堂々の完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

切り絵図屋清七 ふたり静 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月06日

    内容(「BOOK」データベースより)

    絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。清新な時代小...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月13日

    第一弾
    絵双紙本屋紀の字屋を引き継ぐことになった元武士の精七郎・精七と
    過去に問題のある仲間たちの出発の物語
    中心になろう小平次、与一郎の過去を題材にした短編二編と自分の幼い日を重ね合わせた忠吉の話で構成
    紀の字屋の主藤兵衛とその世話をする不思議な女おゆり等
    登場人物には事欠かない

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    主人公は絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・長谷清七郎。

    切り絵図というのがこのシリーズの切り口で、まだまだ題材はあるんだなぁ、と感心。

    作者の藤原さんはもともと脚本家だそうで、この本もなるほどの運びです。

    清七郎はじめ周囲の人物のことがある程度わかり、これからシリーズが始まっていく、という...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月31日

    発生する事件を解決していく、おなじみの形式の連作短編だが、主要人物の新事業を根底に敷いており、事件のみならずそちらの行方も気になる。
    主要人物の性格設定もよい。

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月21日

    いま時代小説がはやっているらしい。

    書店で平積みされた表紙とタイトルを見て思わず買ってしまった一冊。

    江戸時代のことを知りたい。
    日本人としてきちんと江戸時代を評価しておきたい。

    こんなたいそうな動機で小説をあさっています。

    本当は小説だけではいけませんよね。

    しかし、わたしにはもう残され...続きを読む

    0

切り絵図屋清七 ふたり静 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

藤原緋沙子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す