小池昌代のレビュー一覧

  • たまもの

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    幼なじみ男性の生まれたばかりの子ども山尾くんを生活費とともに未婚の女性がひとりで預かるがいっこうに引き取りにこないまま山尾は小学生になる。なかなか想像しがたい物語のスタートではありましたが、山尾くんは読書が好きな男の子で手がかからない様子であり、預かった方も、不規則な生活に落ち入りがちな校正の仕事からせんべい工場勤務に転職し、山尾くんと一緒にいる時間を確保するようなごく普通の配慮をした母親役でした。淡々とお話は進み、どちらもこの生活に不満がなく
    むしろ満たされた空気に包まれており、むしろこの先山尾くんが自立するときが来たら、ふたりの心のバランスが崩れてしまいそうに感じました。

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    2015年03月29日
  • たまもの

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    読売新聞の小泉今日子さんの書評を読んで読みたくなった。著者は詩人と知りうなずいた。装画も描かれたようだ。

    ある日突然山尾という一歳未満の子を渡される。不思議な名前と思ったが、百人一首の柿本人麻呂の「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ」が由来。その山尾も11歳になった。最後に山尾がわたしに「なにびびっているのさ」と言う。

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    2015年01月15日
  • 悪事

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    8編の短編を一冊に纏めたもの。「悪事」というタイトルにピッタリの当たり屋を描いた作品もあるが、悪意・本人は意識していない心に沈殿した澱のようなものを感じる作品集。

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    2014年12月26日
  • たまもの

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    血のつながりなんてさほど関係ないのかもしれない。
    預かった男の子をこれほど愛情深く育てられるんだもの。

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    2014年11月02日
  • ことば汁

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    タイトルからして何やら淫靡な響きを持つ幻想的な短編集。非日常的なシーンに意外な小道具や人間模様が交わって官能的でさえある情緒を醸し出す。

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    2013年11月10日
  • ことば汁

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    2013/05/02
    濃密で官能的な短編集。
    ことば汁というタイトルがとてもよく合っていると思う。
    ピース又吉がオススメなのも納得。

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    2013年05月02日
  • ことば汁

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    感光生活がめちゃくちゃよかったので、読んでみた。ことば汁、ことばしる、ほとばしる…かなぁとか思いました。感光生活のほうが好きです。

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    2012年11月16日
  • ことば汁

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    ヴィレッジヴァンガードで、手にとった作品。
    本の帯は「ピース又吉」がコメントしていて、そのコメントと【ことば汁】というどろっとしたタイトルに魅せられて購入。
    6つの物語で構成されていて、どれも人間の欲望や欲求などが、艶めかしく・獣のように書かれている。
    個人的には【女房】と【つの】が好き。

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    2012年05月27日
  • ことば汁

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    一つのきっかけを元に狂って歪んでゆく物語集。
    妄想の毒々しさがタイトルに現れていると思います。
    「ことば汁」…タイトル買いでした。秀逸なタイトル。

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    2012年03月12日
  • ことば汁

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    嫌いじゃないけど、読み終わった後になんとも言えない淋しさだけが残る。
    女にとって歳をとることって、ただ辛いだけなの?
    大人のおとぎ話としては、なかなか面白い。

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    2012年03月09日