亀山郁夫のレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    昔の文学なので読むのは大変。内容も登場人物の背景などもあり面白いか面白くないかでいえば面白くないかも...
    かなり脳内で保管しながら読むも、登場人物の関係図をなるべくネタバレを見ないように確認してしまった。(こう書いてくれれいいのに!とモヤモヤしながら読んでました笑)
    果たして、最後まで辿り着くことはできるか。

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    2024年05月18日
  • 未成年3

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    長かった。ストーリー的にもよくわからなくなった時もあった。時代背景等がわかればもっと読み進められたかもしれない。その意味で、巻末にある訳者の「読書ガイド」を先に読むことをお勧めする。2024.3.31

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    2024年03月31日
  • 罪と罰 2

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    ネタバレ

    主人公の行動の原点となる思想が明らかになる。「非凡な人間は法を超越し、革新への行程においては大量殺人さえも許される」という、ちょっと聞いただけでも危うさを感じる考え。主人公の痛々しいほどの高慢さと潔癖さが、これでもかと描かれる。ソーニャ一家や妹とのやり取りからは、高潔な人柄も垣間見えるものの、偏屈さがどうにも邪魔をしている。一番の見せ場は、弱みにつけこんで妹を支配しようとしている卑劣漢ルージンをやりこめるところ。

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    2024年03月27日
  • 磔のロシア スターリンと芸術家たち

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    スターリンが、ブルガーゴフ、マンデリシターム、マヤコフスキー、ゴーリキ、ショスタコーヴィッチ、エイゼンシュタインの芸術家を支配下に置いて芸術を作らせたかということである。ゴーリキ、ショスタコーヴィッチ、エイゼンシュタインが日本で最もよく知られているので、この3人でもいいかなというう気もするが、その3名でも具体的な作品が頭に浮かばないとこの話が生きてこない。
     学部生が読むにはきついであろうが、ロシア文学を専門にしている学生は読んでおく方がいいであろう。
     米原万里の紹介本である。

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    2024年01月29日
  • そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。 仕事も人生も成功するドストエフスキー66のメッセージ

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    亀山翻訳のカラマーゾフの兄弟はまだ読んでないので読んでみたい。しかし、人物同士の相関図、愛称をメモしないと理解が追いつかないので気楽に外では読めない。

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    2023年11月07日
  • 増補 『罪と罰』ノート

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    『罪と罰(本編)』より解説ノートの方が、難しかった(笑)
    ドストエフスキーのメモに、「スビドリガイロフを救えたのはソーニャ」と書いてあったらしく、衝撃的だった。スビドリガイロフは法を犯すギリギリのところを楽しむ人間だから、殺人は犯してないだろうというのが亀山先生の見解。
    亀山先生も、「圧倒的なリアリティには負ける」って書いてあって、細かく解釈したからわかるってことでもないんだろうなって。でも、面白かった!!

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    2023年10月26日
  • 新カラマーゾフの兄弟 上

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    私もカラマーゾフの兄弟の新訳かと思っていた一人です。舞台も日本で時代も現代になり、読みやすいかと思いましたが、難解でした。登場人物の関係性も複雑で、時間も前後するので、混乱しました。一読では理解不十分という感じで、下巻も読むか悩んでしまいます。原作はもっと大変なんだろうな。名作って難しいのね。

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    2023年10月02日
  • 罪と罰 2

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    4よりの★3です。眠くならなかったら★4でした。
    2部と3部の初めまでは。。読んでは眠くなるの繰り返し。腹の探り合いは疲れます。
    4部からスヴィドリガイロフとルージンのシーンは熱いものがあり、ルージンの思い上がりから突き落とされるシーンは気持ち良かったです。ルージンは俗世に生きる人そのものです。
    そしてソーニャのアパートでの会話。「ラザロの復活」の話から、ロージャの先行きも気になりますが、ロージャの言いまわしを借りれば、4部でいきなり脳天にがつんと一撃くらわせられました。

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    2023年09月17日
  • ドストエフスキー 黒い言葉

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    ドストエフスキーの著作を読んでないと理解が及ばないところが多々あるか。読みものとしてはまぁ楽しめた。

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    2023年08月03日
  • そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。 仕事も人生も成功するドストエフスキー66のメッセージ

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    カラマーゾフの兄弟の中から、生きる上での処世訓を訳者が選出したもの。学ぶべきことは多いし、難しい言葉もあるのでこの本だけでも理解ははるかに及ばない。

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    2023年07月09日
  • 賭博者

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    ▼「賭博者」ドストエフスキー。初出1866年ロシア。亀山郁夫訳、光文社古典新訳文庫。

    ▼ドストエフスキーさんの未読の小説だったんで、いつか読もうと思っていました。電子書籍が割引セールしていたので購入。ドストさんはここ数年の間に「罪と罰」「カラマーゾフ」を再読して超絶にオモシロかった。10代の頃に多分ほかに「貧しき人々」「虐げられた人々」「白痴」「悪霊」は読んだんですね。どれも忘れているのでいつでも再読したいと思っています。それにしても題名だけ読むとどれもこれも陰鬱ですね…。

    ▼罪と罰の後に書かれたものだそうで、中編です。総論、「なんだか設定がわかりにくかったんだけど、後半オモシロかった」ですね。

    ▼1866年前後の現代劇でしょう。多分、ドイツかどこかの保養地に、ロシア貴族ととりまき一行が泊っていて、そこはカジノが有名。主人公は、多分全然金持ちではなくて、貴族一家の家庭教師の青年。で、とにかくちょっと初期設定がわかりづらくて、でもそのままどんどん読んじゃったんですが、

    ・実はご主人様もそんな金はなく、親戚の遺産を当てにしている
    ・取り巻きの一人であるロシア娘に主人公は恋をしているが
    ・ロシア娘は弄ぶタイプではっきりしない。
    ・そこにみんなが遺産を当てにしている、瀕死のはずのロシア老女が全快で登場して
    ・制止を振り切ってカジノで遊んでひと財産すってしまう。
    ・主人公が惚れている相手はフランス人とくっついて
    ・主人公はカジノで大フィーバーで一気に大金持ちになり、別の女とパリに去るが
    ・やがて無一文に戻ってギャンブル中毒、カジノで下働きまで身を落とし、生きていく。

    みたいなお話でした。

    ▼で、なんだか基本的な前提がよくわかんないんですけれど(笑)、とにかくギャンブル場面が、アツい。ものすごい濃度です。カラマーゾフで、長男ミーチャの放蕩場面もすごかったんですが、こういうのドストさんすごいですね。体の奥から、精神から焼かれるようなギャンブルの魅力と怖さが、なんと言ってもハイライトでした。

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    2023年05月27日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    著者が最初に注釈していた意味がようやくわかった。最初は退屈だよと。とはいえ、ほんとに兄弟が生まれる前のところまでだろうと思っていたけど、なかなか2までも、読みづらく。
    物語として動き出した!と思える3だった。
    ミーチャが愛おしく感じる。勇み足で感情的で自分でも自分をもて余しているつらさがとても伝わった。

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    2023年05月03日
  • 悪霊 3

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    ネタバレ

    そもそもこの本を読み始めたきっかけは『ゴールデンカムイ』のキャラクター・尾形の死だ。彼が毒で朦朧として、過去の自分との対話する形で気づきがあり自殺する描写が本書・『悪霊』のようだというから読んだ。読んだけど、その要素は2巻の描写かなあ?3巻にはそれっぽいところは見受けられなかった。
    というかこの本、かなり読みにくいと思うのだけど、尾形とドストエフスキーを結びつけられる人(或いはそれに納得できる人)がSNSでかなり多くいるらしくて吃驚している。

    ストーリーは今までの3冊の中で1番面白い。
    お喋りで倫理観なさそうだな、と思っていたピョートルが殺人まで躊躇しないのには驚いた。酷い理屈でばんばん殺っていく。ドストエフスキーはもう面倒になってキャラクターを次々片付けていったのか?とも思ったほどだ。

    ヴェルホヴェンスキーは世間ズレし過ぎていて、ずっとこいつはなんなんだ?と思っていた。聖書売りの女との会話では意識が飛び飛びみたいな描写が不穏だったし。ただ、彼を探しに来たワルワーラ夫人の剣幕は凄かったし、聖書売りの女もあったばかりで支離滅裂な彼の世話をずいぶん焼いているのを見ると、女性が放っておけないタイプの人物なのだろうとは思う。

    読書ガイドやあとがきも読んだけど、どうも何が言いたいのか解りかねてしっくりこなかった。

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    2023年04月29日
  • ドストエフスキー 父殺しの文学 (下)

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    上巻と同じスタイルの講義である。当時の爆弾あるいはテロ事件、テキストの概要、筆者の説明、筆者のドストエフスキーの足跡をたどる旅行である。
     ドストエフスキーの文学を卒論にするのであれば必読書であろう。

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    2023年01月10日
  • ドストエフスキー 父殺しの文学 (上)

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    筆者のドストエフスキーを再体験する旅行の文章も入れている。スタイルは小説の要約とそれに対する筆者の意見及びドストエフスキーの履歴との関係で、父殺しというテーマを一貫して解説している。
     上では1~6つの講義である。大学のテキストに使えるようになっているのかもしれない。

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    2023年01月10日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    登場人物がまた増える。それぞれが個性豊かで外見の描写も細かく面白い。この物語を傍らで見て語っている誰か…語り手が心情を織り込ませてくるたびにこちらもふと我に返って全体を見渡す。

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    2022年12月26日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    人が人の話を聞くこと、聞かせることの難しさを想う。常に自分の思考に都合がいいように話を聞き、理解したつもりでいる、一方でまったく話が伝わらないと嘆いている。物語の登場人物が気性の激しい人ばかりだから?いや、結構実生活でも普通にある。サラサラと流れていかない、脱線したりつんのめったりするところが嫌にリアルで引き込まれる。

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    2022年12月22日
  • 未成年2

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    ロスチャイルドになる理想が、いつしか無為に贅沢な暮らしと賭博にはまる。一方父親への不信、恋に没我。未成年の内面はずたずたになっていく。物語が複雑でわかりづらい。ドストエフスキーの他の作品の多くのように再読しないと主題を掴めそうにない。2022.12.19

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    2022年12月19日
  • 罪と罰 1

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    全く何の話をしているのか分からないときと、わかる!!!みたいなときがあって、自分はこれを読み終えれるのか!?みたいになっていた 読み終わってから数ヶ月経ち、続きが読みたいと思うようになった

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    2022年12月09日
  • 白痴4

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    『罪と罰』『カラマーゾフ』に続いて五大長編に取り掛かったが、一番読むのがつらかった。途中何度も挫折しそうになったが何とか読破。
    結びの前の結末まで読み進めた時、ここまで読んできて良かったと思えた。
    主人公のムイシキンには全く感情移入ができなかった。[完全に美しい人?]自分の価値観では、空気の読めない八方美人としか…

    結婚式の際のナスターシャ、さぞ美しかったんだろうなぁ。

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    2022年11月29日