小山薫堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者のアイデアには驚き、いい意味でそんな身近なところから簡単に企画が生まれていくのか、と思った。
お金を使うことは拍手をすること、という言葉にハッとした。
人とのご縁を大切にしながら、相手のために、それでいて見返りを期待しないような上質な浪費をしていけるようになりたい。
また、アイデアを出すには知識と五感から入ってくる新たな情報の化学反応、とあったように、私自身まずは知識を増やしていこうと思った。
正直、年齢的に読むには早すぎたかもしれない。作品中で出てくるものの価値が、自分にはまだ完全に理解しきれていないような気がした。10年後、20年後にでも、読み直したら違った目線で読み直せるかな。 -
購入済み
日本語の美しい響き
半分以上、初めて知ることばたちでした。
そしてのそのことばは、あらゆる想像を掻き立ててくれる、淡くて切なくて、そして美しいことばたちでした。
年齢を重ねたとき、そのことばたちの味わいもきっと変わるでしょう。時おり、またそのことばたちを味わうために捲りたい本です。 -
購入済み
面白いようなそうでないような。
「 気宇 」の説明は、粋だなと感じた。一度ぐらいなら使えるかも。でも何度もとなると、愛想を尽かされることになる。
ベースはショートショートの体裁をとっているのだが、ショートショートに必須の切れ味がなくエッセイ的なふんわりとしたしみじみ的な雰囲気。
それはそれでいいがやや物足らない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小山薫堂さんが、自分の経験に基づいて、アイデアが生まれた過程を書いた本。内容は軽めなので読みやすい。
「何のためにその仕事をするのか、目的をはっきりさせることが大事。そのミッションで一番大切なことをまず見極めて、それを成就させるためにどうすればいいかを自分なりにつかむ。いいアイデアというものは、その上になりたつものだと思います。」とのこと。
また「成果主義ではなく、相手を楽しませようとする方が良いアイデアが生まれる。」何かを経験した時に、「自分だったら、こうするのに…」を勝手にアイデアを考えることも効果的。
>「ここをこうやったらもっとよくなるのに」と感じることは、何か発想したり思 -
Posted by ブクログ
『考えないヒント』というわりには、
序盤のように「勝手にテコ入れトレーニング」といって、要は勝手に"考えましょう"と謳っているのには違和感があるし。
また、あんまり方法論を伝えることなく、ご自分のいままでの仕事がいかに優れているか紹介しているのがメインなので、そこもやや違和感がある。
ただし、「一つのことだけやっていてはダメ」として、一見関係のないモノや人をつなぐとアイディアになるというのは、そのとおりだと共感。
いつも同じようなところから刺激を受けているのでなく、「いろいろなところから思いもよらない刺激を受けていたほうがよい」というのも同じく共感。
そのほか、アイデア