小山薫堂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小山さんの本を初めて読みました。
普段から「自分だったら、こうするのには」という目線で物事を捉えるクセがアイデアを作る習慣、という本。
色々されている企画の話も出てくるのですが、結局何をしているのかわからない、という印象。きっと面白い事をしているのでは、と思うですが、レストランしたりホテル改装したり、TV番組作ったり。
ただ内容には、その企画組み立てシーンは多いもののそこからのマネタイズ面についてはほぼなし。
この方がどのように生計を立てているかは不明のまま。
以下抜粋
--------------------------------
・自分が家を作るなら、3畳ほどの書斎でいい。
発想の量 -
Posted by ブクログ
放送作家、脚本家、ラジオパーソナリティー、企業の顧問等幅広く活躍される小山薫堂氏による一冊。「アイデア」はこうして生まれる。というサブタイトルに惹かれて読んだ。筆者の生き方・価値観が伝わってきて、アイデアを生み出すヒントを与えてもらえた気がする。日常からいろんなことを感じる姿勢が大切なんだと思った。
・アイデアは頭からではなく体から生まれる=アイデア体質(P18)
・そのために、「勝手にテコ入れ」(P19)「偶然力をつける」(P20)
・旅行者の気分で日常を見直す(P47)
・いろんなチャンネルを持っていることでアイデアの化学反応(P52)
・満たされてしまうとひらめかない(P116)
・「 -
Posted by ブクログ
現在、コラム・小説の執筆、脚本家、ラジオパーソナリティーなどのほか、
企業の顧問やブランドアドバイザーなど多彩な活躍をしている著者の発想法が書かれている一冊です。
小山薫堂さんは私も良く見ていた伝説の深夜番組「カノッサの屈辱」の放送作家であり、
映画「おくりびと」の脚本も書かれたという多彩な才能を持った方。
また、大人気のゆるキャラ「くまモン」の生みの親としても有名で、
楽しくて独創的なアイデアを次から次へと世の中に送り出している方でもあります。
小山薫堂さんの多彩ぶりは多岐に及んでいますが、
その源は何事も「もったいない」と思うことから始まったり、
相手を楽しませたいなと思うところから始 -
Posted by ブクログ
帯タイトルは、
「まじめに働き、真剣に恋をする。
だけど、
うまく行かないときだってある――。」
帯タイトルと装丁に魅かれて購入しました。
10の短編集。
『おくりびと』の脚本を書いている放送作家さんでもあるんですね。
知らなかったー。苦笑
短編ですが、
登場する人はほとんどが40代以降の男性。
仕事で成功してる人や、失敗してる人。
だけど、
何かが足りなくて
過去にそれを探しにいくお話。
「男の仕事にとって、
女の涙ほど鬱陶しいものはない。」
なんて言葉が登場すれば、
「男は過去のいい時間にすがって生きる。
女は未来のいい時間を求めて -
Posted by ブクログ
本を読むと、さあ行動に移さなきゃって気持ちになることが多いけど、この本には急かす感じがなく、優しい気持ちになれました。
自分にとってハッピーなことをしていく。たまに周りの人にも分けてあげる。心に止まったメッセージを、ときどき読み返して、心を癒したいと思います。
自分がどうこの仕事で役に立てるか考えてみて適任がいると思ったら譲る。
仕事は誰かの人生を変えるきっかけにもなる。
続けることは偉大。
仕事の原点は人を喜ばせること。
いいことをして自分をほめる。
アイデアに行き詰まったら、誰かになりきる。
山川草木、時の流れに身をゆだね、自然と共にただ、あるがままに生きる。
素の自分をよりよくして、飾 -
Posted by ブクログ
・☓「何か儲かることないかな」→◯「何か面白いことないかな」
・アイデアは呼吸するように、常に何かを考えている姿勢が大事。
・「自分ならこうする!!」が、発想の基本。
・アイデア体質の作り方→「勝手にテコ入れトレーニング」。
ex. レストランのメニューを見て自分なら…
・「人生はすべて、いい方に、いい方に、向かっているんだよ」という考え方。
・金谷ホテル→名刺の裏にお気にSPOT写真で客に「集めて~」、古い部屋のりバースをタイアップ連載。
・アイデアの科学反応を大切に。関係なそうな2人を組み合わせる喜び!!
・「広く浅く」はいつも第三者目線で、面白いものを探していたいことの表れ -
Posted by ブクログ
「考えないヒント」の続編のような感じ。
アイデアを自分で考え抜くというより、日々の生活や人生のなかなからアイデアを見つけていこうという点については「考えないヒント」と同じだが、本書では更に新しい発見もあった。
ひとつは、「異質なものを組み合わせて新しい価値を創る」ということ。
全く関連性がない二つの物(モノ)を掛け合わせることによって、新たな価値や魅力を引き出すという考え方。
もうひとつは、著者のPRに関する手法。
宣伝そのものにリソースを使うのではなく、宣伝自体が一人歩きしていくような仕組みづくりにリソースを使う。
仕組みさえできてしまえば、後は周囲の人が勝手に見に来てくれるor口コミし -
Posted by ブクログ
ネタバレ本来なら行くはずのない場所に行くと、必ず何か摩擦が起こる。
⇒摩擦は一振りでも平凡な日常の味わいをがらりと変えて
くれるスパイス。
不毛なネガティブな感情に時間を奪われているのはもったいない。
⇒ネガティブ・スイッチを切り替えること
いつもベストの道を進んでいると考えること
⇒早く失敗した方が次に進めるのでいい。
失敗を悔しがっているなんて、もったいない!
目次
プロローグ 「受付しかしない受付嬢」はもったいない
第1章 企画って何だろう?
第2章 ネガティブ・スイッチを切り替える
第3章 小山薫堂式アイデアのつくり方
第4章 幸せの閾値を下げる
エピローグ 地下鉄日比谷