小山薫堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ小山薫堂さんが、自分の経験に基づいて、アイデアが生まれた過程を書いた本。内容は軽めなので読みやすい。
「何のためにその仕事をするのか、目的をはっきりさせることが大事。そのミッションで一番大切なことをまず見極めて、それを成就させるためにどうすればいいかを自分なりにつかむ。いいアイデアというものは、その上になりたつものだと思います。」とのこと。
また「成果主義ではなく、相手を楽しませようとする方が良いアイデアが生まれる。」何かを経験した時に、「自分だったら、こうするのに…」を勝手にアイデアを考えることも効果的。
>「ここをこうやったらもっとよくなるのに」と感じることは、何か発想したり思いついたりするのに、一番いいモチベーションになる…確かに、私も、そう感じることが少なくありませんので、それをメモしたりして自分にフィードバックしたいと思います。
小山薫堂さんは、「ありとあらゆる仕事について、どうすればもっとよくなるか、考えている。」とのことです。組織の中にいると、考えても行動に移しにくいですが、少なくとも自分でコントロールできることは、カイゼンしたいものですね。 -
Posted by ブクログ
『考えないヒント』というわりには、
序盤のように「勝手にテコ入れトレーニング」といって、要は勝手に"考えましょう"と謳っているのには違和感があるし。
また、あんまり方法論を伝えることなく、ご自分のいままでの仕事がいかに優れているか紹介しているのがメインなので、そこもやや違和感がある。
ただし、「一つのことだけやっていてはダメ」として、一見関係のないモノや人をつなぐとアイディアになるというのは、そのとおりだと共感。
いつも同じようなところから刺激を受けているのでなく、「いろいろなところから思いもよらない刺激を受けていたほうがよい」というのも同じく共感。
そのほか、アイデア帳を持ち歩こうとか、マーケティングでなく皮膚感覚による「偶然力」による仕事とか、
アイディアを話してもらえる(譲ってもらえる)人間関係を築こう、というのも印象に残った。
読み易くて、一見読み終わっても学びが大きくなさそうでいて、意外に心にしみわたっている内容が多かったと後で気づかされた、そんな珍しい一冊。 -
Posted by ブクログ
小山さんの本を初めて読みました。
普段から「自分だったら、こうするのには」という目線で物事を捉えるクセがアイデアを作る習慣、という本。
色々されている企画の話も出てくるのですが、結局何をしているのかわからない、という印象。きっと面白い事をしているのでは、と思うですが、レストランしたりホテル改装したり、TV番組作ったり。
ただ内容には、その企画組み立てシーンは多いもののそこからのマネタイズ面についてはほぼなし。
この方がどのように生計を立てているかは不明のまま。
以下抜粋
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・自分が家を作るなら、3畳ほどの書斎でいい。
発想の量や質と環境の広さは比例しない
・偶然力
・銭湯通い
・お金で叶えられる夢なら叶えたほうがいい。
(26歳でポルシェ) -
Posted by ブクログ
放送作家、脚本家、ラジオパーソナリティー、企業の顧問等幅広く活躍される小山薫堂氏による一冊。「アイデア」はこうして生まれる。というサブタイトルに惹かれて読んだ。筆者の生き方・価値観が伝わってきて、アイデアを生み出すヒントを与えてもらえた気がする。日常からいろんなことを感じる姿勢が大切なんだと思った。
・アイデアは頭からではなく体から生まれる=アイデア体質(P18)
・そのために、「勝手にテコ入れ」(P19)「偶然力をつける」(P20)
・旅行者の気分で日常を見直す(P47)
・いろんなチャンネルを持っていることでアイデアの化学反応(P52)
・満たされてしまうとひらめかない(P116)
・「覚える力」よりも「忘れる力」(P128)
・実際に自分がいける場所とか、手に取って見ることができるとか、実態のあるもののほうが、強い(P131)
・今目の前にあることは、すべて未来への貯金なんだと思って、1つひとつを大切にしていく(P146)
・一年に一つ、人生足跡を残す (P191) -
Posted by ブクログ
現在、コラム・小説の執筆、脚本家、ラジオパーソナリティーなどのほか、
企業の顧問やブランドアドバイザーなど多彩な活躍をしている著者の発想法が書かれている一冊です。
小山薫堂さんは私も良く見ていた伝説の深夜番組「カノッサの屈辱」の放送作家であり、
映画「おくりびと」の脚本も書かれたという多彩な才能を持った方。
また、大人気のゆるキャラ「くまモン」の生みの親としても有名で、
楽しくて独創的なアイデアを次から次へと世の中に送り出している方でもあります。
小山薫堂さんの多彩ぶりは多岐に及んでいますが、
その源は何事も「もったいない」と思うことから始まったり、
相手を楽しませたいなと思うところから始まるんだそうです。
~受付がパン屋さんのオフィス~
小山薫堂さんの会社があるのは港区のオフィス街。
色々な人をワクワクさせたいと思っている小山さんにとっては、
最近流行の自動受付のような味気ない会社の入り口にはしたくないと考えていました。
かと言って、少数精鋭の会社では受付嬢を雇って座らせておくのは「もったいない」。
そこで訪れた人がワクワクしながらも周囲の会社にも役立つことを考えて、
受付を本物のパン屋さんにしてしまいました。
受付嬢はパン屋さんの店長。
自分の給料を自分で稼いでもらいながら、
訪れた人に「ここが本当にオフィスの入り口?」と驚いてもらっています。
パン屋さんで来訪を告げると秘密の扉のような入り口からオフィスに案内され、
訪れた人はいきなり入り口からワクワクしてしまうという仕組みです。
楽しそうですよね。
~ただのカレーでは誰も食べない~
大学で講師も勤めている小山さんは、
ある日の講義で市販のカレールーで作ったカレーの鍋を教卓に置いて、
「このカレーを食べたい人」と聴講生に尋ねます。
当然、誰も特別興味を示さず手をあがりません。
そこで小山さんは一人の女性を登場させて会話を始めます。
「この方がカレーを作ってくださったかたです。いつも作っているんですか?」
「はい、次男が私の作ったカレーが大好きですので」
「お子さんの職業は何ですか?」
「野球選手をやっています」
教壇に登場した女性は大リーグで活躍しているイチローのお母さんだったんです。
そのあと、「このカレーが食べたくなった人?」と問いかけると、
今まで見向きもしなかったカレーに全員が「食べたい!」と手をあげる。
そうやってプランディングの重要性とサプライズの大切さを伝えました。
「もったいない」と思う気持ちと「相手を喜ばせたい」と思う気持ちをミックスして、
独創的なアイデアを次々と打ち出している小山さん。
他にも「お店を有名にするよりも料理人自身を前面に出そう」と考えて、
あの有名な「料理の達人」を考え出したのもそんな感が方があったからでしょうね。
今回ご紹介している本名はノウハウが書かれたり順序立てて解説してあるわけではなく、
小山さんがいままで携わってきた仕事やご自身の周囲の出来事が書かれている一冊ですが、
読み薦めていくうちに小山薫堂流のアイデア発想術が分かってくる一冊です。