小山薫堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画「おくりびと」の脚本や大学教授、放送作家など様々な肩書きを持つ筆者の考え方や具体例について書かれている。
・ 受付をパン屋にする
・ブランド、企画について
・神様にフェイントをかける
・断水に怒るのはもったいない
・いつもベストの道に進んでいると考える
・アイディアを考える訓練としての「勝手にテコ入れ」
・COPS 価値のない情報を価値のある情報に変える
・その彼はどこでもドアが目の前にあったのに開けなかった
この本を読んだだけでいかに筆者が楽しく仕事をしているかがわかる。「仕事は苦行」と、なんとなく刷り込まれてきて今まで過ごしてきたが、おそらく筆者に言わせるとその発想自体こそがもった -
Posted by ブクログ
思いがけない出会いを大事にする。幸運の始まりはそんなことだったりする。
小山さんは、DIMEに載っているコラムをいつも読んでいて大ファンになりました。
映画「おくりびと」のプロデューサーなども務めて、本当にたくさんの場で活躍している人。
この人の文章にはとっても温かみがあります。
ビジネス書に多いガツガツしたり、ピリピリしたりする感じが全くない。
「別に話題豊富というわけじゃない、オイシイ話をもってきてくれるわけじゃない、
見た目がカッコイイというわけでもない。
だけどあの人っていると疲れないし、なごむよね・・・・・一緒にいたいのは、そんな人です」
これって僕の理想の100% -
Posted by ブクログ
<本の紹介>
いつも一つのことだけに集中する、すぐビジネスに結びつける、締切は必ず守る、思いついたことは必ずメモする、オンとオフはしっかり分ける…では、突き抜けたアイデアは生まれない。ガチガチ頭で考えることをやめれば、ひらめきは必ずやってくる。数々の人気テレビ番組を手がけ、スランプ知らず、ストレス知らずで「アイデア」を仕事にしてきたクリエイターが、20年のキャリアをとおして確信した、逆転の発想法。
これは、職場の仲間が貸してくれた本。
ちなみにきっかけは、『「続ける」技術』に乗ってた「ポイントカード」を俺なりにアレンジして遊びで始めた、kjポイントカードでした。
ポイント欲しいって、この本貸 -
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Posted by ブクログ
5人の小説家の短編と、2人のクリエイティブディレクターのアンソロジー
テーマは九州の特別列車「ななつ星」に乗り込む乗客の物語だ
列車はたくさんの人を一度に運ぶけど、乗客の一人一人はそれぞれ特別な想いを持って列車に乗り込む
5人の作家さんが寄せたとても短い物語には人生という長い長い想いが乗っていることに気が付く
恩田陸さんの「お姉さん」が仕組んだ、複雑で切ない物語も時間の長さと、生きようとする想いの深さが音楽に乗ってやってくる
個人的には小山薫堂氏の言葉が圧巻だった
人から人へ繋ぐ想いが言葉となって、香り高く温かみを持って伝わってくる
「共感」という到達点はその気持ちを理解しようとする意識の -
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