小山薫堂のレビュー一覧

  • もったいない主義 不景気だからアイデアが湧いてくる!

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    放送作家でくまモンの発案者である小山薫堂氏によるアイデアについての本。

    同じ幻冬舎新書の「くまモンの秘密」のはじめの方で、本書を先に読む事がオススメされたので、こちらを先に読みました。

    小山氏アイデアスタイル「もったいない」ということについて書かれている。基本的に1つの事柄だけで終わるのはもったいないので、せっかくだから色々組み合わせてプラスアルファを目指すって感じでしょうか。

    ※2015年の本なので、2025年に読むとノリにオジサンを感じます。若い人より30代以上の方が読みやすいかも知れません。

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    2025年08月26日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ななつ星にまつわる小説やエッセイ集。ななつ星乗ってみたいけど、一緒に行く人を選びそう。
    糸井重里の”帰るところがあるから旅人になれる”というのは私も昔から思っていたことだから共感できた。

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    2025年04月06日
  • 恋する日本語

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    恋に関する情緒のある美しい日本語35選。
    役立つかという視点で言えば知らなくても困らない、あまり使う機会がなさそうな言葉も多くあるけど、ただ眺めるだけでも癒されます。
    言葉の状況を表す短い恋物語がそれぞれ挟まれているのですが、いくつかは無理やり恋愛に結びつけているように感じてしまいました。
    一番気に入ったページは、
    「相生」、、、夫婦が一緒に長生きすること
    です。

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    2024年12月22日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    贅沢な列車に、贅沢な名前の並ぶ小説

    それぞれの物語がとてもあたたかい気持ちになる

    そこに乗車するそれぞれが
    何らかの思いを一緒に乗せて旅に出る

    誰かを大切に思って
    大切な人を誘って
    願い叶わなかった列車の旅になっても
    「その人を思い出すこと」が供養にもなる

    1話目の
    さよなら、波瑠/井上荒野
    一見、芯もあって強くて…こういう人の気持ちが
    苦しくて苦しくてね
    思わず感情移入、涙が出た

    糸井重里さんの
    「帰るところがあるから、旅人になれる」
    当たり前なんだけど
    そんなふうに考えたことなかったからね
    さすがだな、
    糸井さんの言葉だな、って思った

    静かな気持ちで読めるキレイな本でした

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    2024年11月19日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    川上弘美さん、三浦しをんさん、糸井重里さんと好きな作家さんのラインナップに惹かれて手にとった。本のデザイン素敵だなーと思ったら、クラフト・エヴィング商會だった。
    九州の豪華寝台列車「ななつ星」にまつわるお話。寝台列車の旅って憧れがあるけど、なかなかなお値段。それでも抽選になるぐらいだから、きっと素敵なんだろうな。
    途中のイラストも小山薫堂さんの「旅する日本語」も素敵で、眺めているだけでほわっとした気分になった。

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    2024年09月30日
  • 妄想浪費

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    興味深い場所や物事は色々知れた。
    影響力はあるんだろうなぁ。


    巻き込み圧とでもいおうか、、
    嫌いな人も多そう。敵を作るタイプ。
    なんとなく、なんとなくですけどね。

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    2024年07月31日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私にしては珍しく良かった

    休日午前の緩やかな時間帯の読書タイム。本書は、ギラギラしないシルバー夫婦等のななつ星とか言う高級電車旅をテーマにしたアンソロジーだ。

    冒頭の井上荒野作品、初めて良かったと感じた。苦手だったんだが、このふんわりした幽霊ものは良いな。本書一番作品かな。

    さらに、アイデアというか恩田陸作品の驚きのなぞなぞに仰天し、あまりよく知らない川上弘美作品のアイデアに脱帽。

    うん、なかなか良い休日をスタートできそうだ。

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    2024年04月07日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    非日常で密室に近い豪華寝台列車で、身近な関係ながらも普段は気付けない気持ちに反応する、それは旅ならではなことなのだろうと感じました。

    「はて、ななつ星はいくらくらいなのだろう」とインターネットで調べてみたら、私の予想よりゼロが一つ多くて、目を剥くほどでした。

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    2024年02月09日
  • 湯道

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    「銭湯に入って来た時は暗い顔をしていた人も、出て行く時はどこかさっぱりした顔をしている」という内容に納得。
    風呂って入る前はめんどくさいけれど、気持ちいいしすっきりするから結果いいんだよなあ…と、しみじみ実感。


    実家の銭湯を受け継ぐ弟と、壊そうとする兄。
    銭湯に救われた女性。
    湯の道を極める者と、憧れを抱く定年間近のサラリーマン。
    銭湯で絆を繋ぐ親子、夫婦…

    結局映画ありきなので、普段の読書とは違う感覚。カットがどんどん切り替わる。
    その割に、下手な短編よりは登場人物が見えるのが面白かった。

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    2023年12月10日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ななつ星、いつか私も乗りたい!
    特急の列車で日帰り旅行をよくするけど、近くの席の人達を見ながら、この人はどこの駅から乗ってきてどこまで行くんだろう?とか、着物着て京都で降りるということはお茶会か何か?とか想像することがあります。
    この物語を読んでその列車に乗っている人の数だけ物語はあるよなぁと思いました。
    ななつ星だったらなおさら。

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    2023年12月10日
  • 湯道

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    きっと映画は笑いもあったろう。小説にしたこの作品は、笑いは起こらず、喜劇の叙述の難しさを感じながらも、銭湯の存続につながるストーリーはとても楽しく読めた。

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    2023年11月21日
  • 湯道

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    銭湯を軸にした人間模様です。身も心も温まります。「湯道」なるものが在るのかと思いました。家元は薫堂さんですね。

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    2023年11月02日
  • 湯道

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    建築家が上手くいかなくなった三浦史朗は、実家「まるきん温泉」の土地を売って儲けようと葬式にも帰らなかった実家へ帰る。
    「おくりびと」の脚本家が書く銭湯に関わる人達の物語。

    表紙に惹かれて。映画のノベライズのようです。
    脚本家の方が日本の入浴文化振興のため「湯道文化振興会」なるものを提言されているそう。
    茶道のように温泉の作法「湯道」があるって設定なんだけど、掛け湯の流れ方の良し悪しとか、ちょっとよくわからなくて想像が難しかった。
    定番の展開なんだけど文章で読む分にはあまり山場がないというか、盛り上がりに欠ける感じ。

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    2023年10月26日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車(ななつ星)の話である、それぞれ色々な人生とその人達の思い出を乗せて走る、ななつ星 一度でいいから乗って見たい本を読み、素敵な旅をしているような気持ちになった。ますます (ななつ星)に乗りたい。

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    2023年10月21日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私は三浦しをん熱がまだ冷めないので、本屋に行くと、「三浦しをん」を探してしまう。
    題名を見て「きみはポラリス」を思い出したこともあり、本書を購入。
    でも、開けて読み始めると、JR九州のクルーズトレインを巡る7人の作家の短編集だった。北斗七星之ではない。表紙をよく見れば電車だったし、帯にもそう書かれている。すぐにカバー掛けてもらっなので気が付かなかった。
    因みに、文春文庫では「甘い罠」「妖し」などをテーマに豪華な顔ぶれでアンソロジーを出している。(この本がそうであるように、初出はオール読物かもしれない)

    私は、中でも川上弘美の「アクテビティは太極拳」が良かった。母親が子育て中の娘に手紙でななつ

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    2023年08月16日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車『ななつ星』を題材にしたアンソロジー。
    読めば自分も乗車しているかのよう。
    亡くなった誰かのことを思い浮かべながら旅をしているものが多く、パターンが似ているものが多く思えた。
    ちょっと想像していたものと違ったかも。

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    2023年05月31日
  • 湯道

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    映画が面白そうで、そのノベライズがあると知り先に読んだ。浅い内容だけれどテルマエロマエ的な感じで見たら面白そうだと思った。

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    2023年05月26日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    「ななつ星」という一つの列車の中に、いろんな想いをもった人たちが同じ時間を過ごすのだと思うと、不思議だなぁと感じた。アンソロジーだからよりそう感じたのか。

    この本は、乗客目線でかかれているけれど、クルー目線の作品もあればおもしろいなと思った。

    三浦しをんさんと糸井重里さんの作品が特に好き。
    憧れの豪華列車の旅。乗ってみたい気持ちがもっと強くなった。

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    2023年05月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    恩田陸目当てに購入。
    「ななつ星」を舞台にした短編集。
    豪華クルーズトレインなだけに、登場人物は年齢設定が高め。
    人生の節目の岐路に立っている人たちの旅を覗き込んだみたいだった。
    そしてなんとなくちょっと重めだったかな。
    それぞれ素敵な旅だったのだけど。
    井上荒野の「さよなら、波留」が、一番好きだった。

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    2023年05月01日
  • 湯道

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    建築家として独立した三浦史朗は、最近、仕事がうまくいかなくなっていた。実家の「まるきん温泉」は父なき後、弟の吾朗が継いでいる。史朗は、時代遅れの銭湯を畳み、マンションを建てる計画を企て、父親の葬儀にすら帰らなかった実家を久しぶりに訪れる。
    そこで生じる吾朗と史朗の対立、住み込みバイトで看板娘の秋山いづみや銭湯を愛する様々な常連客の人生を楽しく感動的に描くというストーリー。
    映画化されるだけあって、ドタバタあり、笑いあり、涙ありという内容。             「湯道」というのは風呂好きの著者か2015年から提唱しているもので、華道、茶道、書道などと同様、入浴にも日本独自の伝統文化、精神があ

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    2023年03月16日