小山薫堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あそびっぽいけど、本気な薫堂さんの考え方がもともと好きです。
誰かがよろこぶことをされていらっしゃるからですよね。
僭越すぎだけど、自分とちょっと似ているから、まして成功されていらっしゃるから惹かれるのかも。
地下鉄日比谷線の実話とか「わー!わかる!!!」って共感MAXでした。
ラジオでお話されているのを聴いているかのような感覚で、さくさく読めます。これも、きっとわざとそうされているのでしょうね。
薫堂さんのところで働きたいな☺︎
【本文より】
よく僕は、「男と女の関係はラダリングがいい」と言います。夫婦もお互いに高め合うのが一番理想的です。だからビジネスでもそういうパートナーを -
Posted by ブクログ
…こういったプロデューサー?ディレクター?的な方と言うのは、私の世代だとついついバブル臭漂う、嫌味でギラギラした人を思い浮かべてしまうのだが、この方の風貌、話し方、文体は、実に嫌味が無くて親しみやすいと思う。
存在は以前契約していたWOWOWでの映画解説で知ってはいた。一風変わった名作、珍作、佳作をつぎつぎと紹介してくるあたりは、なかなかの風流人だという印象だった。
実際、ご本人はこれまで放送作家、先に書いたディレクター的な事、等々、実にさまざまなカルチャー、に嫌味なく関わっておられる様である…
そして何よりこのエッセイ集的な書物の中で、私などから見るとかなりハイソサエティな世界で催され -
Posted by ブクログ
著者が日々色々考えていることがよく分かる。改善案やどうすればよくなるか。こういうトレーニングを積んでいるとのこと。
第三者の目線は強力な武器である。
一つのことをしていてもダメである。
アイデアは情報のインプットが必要。ただインターネットだけではく、経験や人と会うことが大切。
プライベートでも一所懸命考える。何か面白いことないかな。と考え続けている。
著者の新しい仕事を始める条件
1.誰もやっていない。
2.誰かを幸せにする。
3.自分にとって面白い。
また、名刺になる仕事。とお金をいただく仕事。を考えている。これは自分には新たな気付き。
偶然や寄り道、何が役に立つかはその時は分からない -
Posted by ブクログ
これは最近読んだ中で一番素敵な本。
何がそんなに自分の心をとらえたのだろう。
たぶん、目のつけどころが自分のそれと被る部分があって、共感出来たのが大きい。だから、「ああ、自分もこの人のように楽しく人生を送れるのかもな…」とワクワクしながら読めた。
あとは、論理を捏ね回すところは全く無く、小山さんの感性がそのまま内容(彼の仕事や価値観)として立ち上がっていた。だから最近別の本の影響でサイエンスとアートのバランスに悩んでいる自分には、「考えすぎなくて良いよ」と気分を楽にさせてくれた。
こういうアーティストとかクリエイターとかの考え方を学んで、しなやかに生きられるようにしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本からエネルギーが
ぶわーっと噴出してくる本だよね。
こういう本って珍しいのよね。
彼がすごいところは
新しいことに挑むことを
まったく怖がっていないこと。
周りの束縛に固執しないから
あっ、というアイデアがあっという間に出てきちゃう。
ブランドというものの強みも
ここで知ることができました。
ちゃんと人が持つ承認欲求をくすぐることで
売り上げにつなげちゃうのがさすが。
だからキャンペーンの仕方も
「その場所に長く影響のある宣伝」
を念頭に入れたほうがいいわよね。
これから始まるであろう、オリンピックも
海外に日本をプロモーションする
いいチャンスでねえですかね?