あらすじ
人と人との出会いは不思議です。何気ない偶然の出会いが思わぬ深い結びつきになることも。そんな出会いの不思議は、努力でなんとかできるものではない。ないけれど自分が何もしなければ何も始まらない、と著者は言います。では、つながりの糸をどう紡ぐか? そこにはちょっとしたコツがあるし、つながるための心のあり方、考え方も大事になります。放送作家から映画の脚本、ホテルのプロデュース、大学教授として学生を指導したり、絵本を手がけたりとマルチな力を発揮する著者の仕事ぶりは、人とのつながりを大事にしてきたことから生まれています。そこに下心や損得といった打算はありません。本書はそうした人と人がピュアにつながる力をどう身につけ、どう発揮するかを心温まる体験とともに綴った1冊です。読むと誰かに話したくなる本です。
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Posted by ブクログ
出会ったことのない人と繋がりをもち、いかに関係性を深めていくか。
その上で大切なことが、余すことなくこの本に書かれている。
(あらかじめ述べておくが、この本に出会ったのは、つい最近である。)
話し下手な私でもできる。
周囲とうまくコミュニケーションを取っている皆さんだったら、もっとできるはず。
Posted by ブクログ
思いがけない出会いを大事にする。幸運の始まりはそんなことだったりする。
小山さんは、DIMEに載っているコラムをいつも読んでいて大ファンになりました。
映画「おくりびと」のプロデューサーなども務めて、本当にたくさんの場で活躍している人。
この人の文章にはとっても温かみがあります。
ビジネス書に多いガツガツしたり、ピリピリしたりする感じが全くない。
「別に話題豊富というわけじゃない、オイシイ話をもってきてくれるわけじゃない、
見た目がカッコイイというわけでもない。
だけどあの人っていると疲れないし、なごむよね・・・・・一緒にいたいのは、そんな人です」
これって僕の理想の100%で、この文章を読んだ時には射抜かれた感じがしました。
まるまるこういう人ってなかなかいないんですが、それでも80点こういう人っていうのは
周りにもいて、確かに僕は癒されています。
自分は運がいいと信じていると何があっても
「これはいいことの前ぶれだ」と笑っていられます。
これも間違いないです。
ここ2年ぐらい、僕もこういう気持ちでいます。
最初はなかなか前向きにとらえられない時もありましたが
こういうのは癖で、悪いことがあった時や失敗した時に
もっと悪くなる前に気がついてよかった・・・・と考えると気分は確かにホクホクしてきます。
小山さんの本は、そんなちょっと温かくなれるような言葉がちりばめられています。
きっと何度も読み返したい本というのは、こういう本なんだと思います。
Posted by ブクログ
放送作家の小山薫堂氏によるコミュニケーション指南書。HowTo本のようなガツガツした感じがなく、読みやすい。特に、出会いの"続き"を作る、というポイントが気に入りました。
Posted by ブクログ
小山薫堂さんの、「楽しませ名人」な一面が実態として本になっています。
著者が「奇跡の瞬間に出くわすようなスゴイ人」から教えて貰った、偶然に出会うコツ。
偶然は人を選ぶから(らしい)、偶然に選ばれる人になるには....人間力を高めるコト!それってズバリ....見返りを期待せず、社会に貢献すること!
なるほど。人間力の根本はそこですか!とストンと腹に落ちました。
読後感スッキリ。
一瞬で読めちゃう本です。
Posted by ブクログ
面白い本です。読み始めはさらさらとした文章で薄っぺらい内容だと感じていましたが、読み進めると体に染み込むものを感じます。日本人が忘れかけつつも忘れられない『つながり』を様々な角度で表現しているので、誰が読んでも響くものがあると思います。私は『幸せは探すものではない。気づくものである。』で読む手が止まりました。今ふつうに出来ていることを冷静に見れば何でも幸せなんです。これからも幸せを見つけていきたいと思います。
Posted by ブクログ
20160511
小山薫堂さんの本は2冊目。
感性で仕事をしている人だけに、イメージとしてなんとなく使えそうな考え方が何カ所かあった。
エッセイ的な感じでサラッと読めたのでついつい付箋を用意せずに読んでしまったので具体的にあまり頭に残らなかった。
Posted by ブクログ
小山さんの心持ちはとても尊敬するし、教訓をたくさん頂きました。
でも、『つながり』に限定しなくて良かったのでは、と思います。
編集さんが当時の流行り言葉を意識しすぎたか?という感じ。
Posted by ブクログ
出会いに「続き」を作る
何かが始まるきっかけは、人が連れてくるもの
自分から何かを発信しなければ、自分がここにいることは伝わらない
やらない、ならチャンスはゼロ。迷ったときは、とりあえずやってみる
勇気をだして声をかけてみると、人生に奇跡が起こることもある