小山薫堂のレビュー一覧

  • つながる技術

    Posted by ブクログ

    小山薫堂さんの、「楽しませ名人」な一面が実態として本になっています。

    著者が「奇跡の瞬間に出くわすようなスゴイ人」から教えて貰った、偶然に出会うコツ。
    偶然は人を選ぶから(らしい)、偶然に選ばれる人になるには....人間力を高めるコト!それってズバリ....見返りを期待せず、社会に貢献すること!

    なるほど。人間力の根本はそこですか!とストンと腹に落ちました。
    読後感スッキリ。
    一瞬で読めちゃう本です。

    0
    2013年03月01日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    断絶状態にあった父の遺品に未現像のフィルムが見つかり、現像するかどうか悩む主人公とその結末を描く表題作『フィルム』をはじめ、10編の話が収められた短編集。

    全体的に男のロマン(?)的な雰囲気がにじみ出る。
    女性が読むと「男って馬鹿だね」みたいな感想をいただけそうな気がするし、男性が読むと「あぁ、こういうこと考えるよね」と苦笑しながらも、共感するところがあると思う。

    最先端を取り入れてきたレストランプロデューサーが自分のやり方に壁を感じて思い悩む中、「最先端」を意味する『アウトポスト・タヴァーン』という酒場に訪れる話、都心のタクシー運転手が鎌倉までの客を乗せる『鎌倉の午後三時』あたりが好み。

    0
    2013年02月19日
  • もったいない主義 不景気だからアイデアが湧いてくる!

    Posted by ブクログ

    読み進めつつ、五木寛之さんのお寺巡りの本に出てくる故事をおもいだします。中国寧波の港で回想する、栄西と中国の坊さんとの出会いのシーンであります。仏性と言うものは、日々の何気ない出来事の中に潜んでいる、でしたか。この本もまた、日々の出会いを大切に、という著者の気持ちが伝わって来ます。

    0
    2013年02月11日
  • つながる技術

    Posted by ブクログ

    一人の人のために仕事をする。迷ったらやってみる。など最初の一歩を踏み出すきっかけとなる言葉を掛けてくれる本。

    0
    2013年01月26日
  • つながる技術

    Posted by ブクログ

    面白い本です。読み始めはさらさらとした文章で薄っぺらい内容だと感じていましたが、読み進めると体に染み込むものを感じます。日本人が忘れかけつつも忘れられない『つながり』を様々な角度で表現しているので、誰が読んでも響くものがあると思います。私は『幸せは探すものではない。気づくものである。』で読む手が止まりました。今ふつうに出来ていることを冷静に見れば何でも幸せなんです。これからも幸せを見つけていきたいと思います。

    0
    2012年09月16日
  • 考えないヒント アイデアはこうして生まれる

    Posted by ブクログ

    オレンジ・アンド・パートナーズ社長、「料理の鉄人」「おくりびと」などを手がけた放送作家。ほかにも、コラム・小説の執筆、ラジオパーソナリティー、企業の顧問やブランドアドバイザーなど。

    「アイデアの出しかた」の解説書などというよりも、クリエイティブな仕事に対する著者の取り組み方を書いてある。普段からアイデアの種を探し、ポケットに入れておく。種を植えるべき時、場所を見計らって的確に植える。など。

    0
    2012年09月09日
  • もったいない主義 不景気だからアイデアが湧いてくる!

    Posted by ブクログ

    内容は以前見たNHKの「仕事学」に薫堂さんが出ていたときと同じものが20%くらい。

    ・「もったいない」が閃きの原点
    ・ドリフの「もしも○○だったら」
    ・「頼る」のが上からロープをたらしてもらって、自分の両腕の力で這い上がろうというイメージだとしたら、「利用する」のは相手を踏み台にして上って行こうとする感じ。
    ・人の人生に足跡を残す
    ・人を喜ばせる
    ・過去の失敗をそのままにしておくのはもったいない。
    ・勝手にテコ入れ
    ・お節介なお見合いババア的発想法
    ・すべてをメディアととらえる
    ・プチハッピーのミルフィーユ

    0
    2012年09月07日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    小山薫堂さんの文章が好きだったので、手に取った。短編はあまり好きではないのだけれど、『フィルム』に収められたストーリーはどれも素敵だった。短編もいいな、と思えた。

    全体に、過去にしがみつく男性の弱さと未来を見つめる女性の強さが描かれている。

    0
    2012年08月06日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    どことなくオシャレでテンポのよい短編集。各主人公の気持ちの描写が丁寧で、その言葉の選び方がいい感じなのかな。その点はさすがに放送作家的なセンスかもと思いました。ただ、驚くような感動はなく、星4つです。

    0
    2012年05月20日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    実家に置いてあったので暇潰しに手に取った割には、当たりな本でした。
    さらっと読みやすくて、べたつくこともなく、ちょっと幸せな気持ちになれるような小説が続く。
    出てくる料理がことごとく美味しそうで、気になるところでしたが。あ、あと酒が出てくる率も高かったかな?(笑)
    作者のことも何も知らない本を手に取って、十分に楽しめる良い出会いでした。

    0
    2011年12月12日
  • 考えないヒント アイデアはこうして生まれる

    Posted by ブクログ

    著者は「料理の鉄人」を企画などで有名なクリエイター。
    自分とは全く違うフィールドで全く違う仕事(遊び)をしている著者の日頃の習慣や思考方法などが書かれており、非常に面白く読めた。
    普通のサラリーマンには、こういう発想はなかなかできない。
    本のタイトルの捻りも個人的に好感度アップです。

    0
    2013年08月09日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひとつひとつの小説が心温まるやさしいお話で
    気持ちが暖色系の毛糸で包まれるよう
    短編じゃなくって、もう少し長いお話にしたらいいのではと
    思えるものばかりなんだけど、それがまたいいのかもしれない

    0
    2011年09月09日
  • 明日を変える近道

    Posted by ブクログ

    小山薫堂(こやまくんどう)さんって「おくりびと」の映画脚本を書かれた方なんですね〜
    力みのない文章が心に響きます(^^)
    『山川草木』を読んだとき、こんな生き方が、何気なくできたらしあわせだと思いました。

    0
    2017年01月08日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    放送作家の方らしい、映像が鮮やかに思い浮かぶ短編集だった。上品なTVドラマを見ている感覚かな。いずれもさりげなく食べ物の話題が盛り込まれているのもわたし好み*初めての著者だったけど、他の作品も読んでみたい、と思った。

    0
    2011年07月15日
  • もったいない主義 不景気だからアイデアが湧いてくる!

    Posted by ブクログ

    ▼2009/5/23
    <本の紹介>
    少しデザインを変えるだけでグンと便利になる日常品。人を喜ばせるチャンスをみすみす逃しているお金の使い道。次に生かされないまま忘れられていく失敗。世の中の至るところで、引き出されないまま眠っているモノやコトの価値。それらに気づき、「惜しい」「自分だったら」と思うことこそ、アイデアを生む最大の原動力だ―オールラウンドのクリエイターとして活躍する著者が、自らの「もったいないセンサー」を開陳。無尽蔵に広がる発想と創作の秘密を明らかにする。

    この本を紹介してくれたのは読書家Wたるさん。
    「kijiに合いそうだから」って、いつもいろんな本を教えてくれる。
    ありがとです

    0
    2020年01月12日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    三十年も音信不通だった父親の訃報が山梨の老人ホームから届き、遺品の整理に出かける。
    父親は居ないものとして顔も忘れて育った主人公だったが、遺品にあった一本のフィルムが父親との関係を考えるきっかけになる。

    0
    2010年04月10日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    最近読んだ作品の中でほっこりと温かくなりました。
    脚本家の作品だけあって、映像が目に浮かぶ…これは誰に演じてほしい、なんてことも思わず思う私でした。

    こんなの物語の中だけだよ、っていう偶然の積み重ねも、もしかすると東京のどこかにあるのかもしれない。と、いうか、自分も案外こんな風に一日の中のどこかの物語の中に組み込まれているのかなぁなんて思わせてくれる軽快な物語。

    「セレンディップの奇跡」は是非映像で観たいなぁ。
    それから「青山クロッシング」の若い恋人たちの気まずさに共感して、「アウトポスト・タヴァーン」と「パイナップルラプソディ」「スプーン」の男と女のもめごとはにどきりとする。

    きっと日

    0
    2010年03月28日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    普通の人々の、色んな感情が丁寧に描かれた短編集。
    「鎌倉の午後三時」では、仕事に疲弊してた時に読んだから、励まされたし、少し背中を押してもらった。
    「セレンディップの奇跡」には、人の繋がりが生み出す素敵な一面をみて、ほっこりした。

    何となく購入した割に、良い登場人物に出会えて、良い時間でした。

    0
    2010年02月13日
  • 明日を変える近道

    Posted by ブクログ

    コンビニで偶然出会って、手にとって、即決購入した本(笑)
    短い言葉に色々なエッセンスがぎゅぎゅっと詰まっています。
    「現在は過去からのプレゼント」が一番のお気に入りです♪

    0
    2010年02月12日
  • フィルム

    Posted by ブクログ

    映画「おくりびと」の脚本家の短編集。仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをを描いている。
    普段の何気ないこと。偶然に起こることをもっと大切にしていこうと思った。

    0
    2010年01月07日