湯道

湯道

627円 (税込)

3pt

3.3

建築家として独立した三浦史朗だが、最近仕事がうまくいかない。実家の「まるきん温泉」は父亡き後、弟の悟朗が継いでいる。時代遅れの銭湯を畳んで、不動産で儲けようと考えた史朗は、父の葬式にも帰らなかった実家を久しぶりに訪れるが。犬猿の仲の兄弟、人気者の看板娘、そして常連客。彼らの人生を描いた、笑って泣いて心が整う感動の物語。

...続きを読む

湯道 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月12日

    TOKYO FMの番組「SUNDAY’S POST」の企画がきっかけで生まれた作品、 ですね!

    小山薫堂さんの豊かな感性や温かさに溢れる一作だと思います。
    バラエティのようで、実はしっかりした芯が一本通っている。
    日本人の多くが大好きな「銭湯」
    昭和の遺物のようで、でも未来へも繋いでいきたい日本人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月15日

     たかがお風呂、されどお風呂‥お風呂の魅力再発見と言える物語でした。
     入浴は、癒し・ストレス緩和・幸福感など、心身共に様々な効用をもたらし、温泉天国である日本では、入浴はもはや立派な生活文化だということに異論を唱える人は少数派でしょう。

     本書の作者は、米アカデミー賞外国語映画賞受賞作「おくりび...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月10日

    「銭湯に入って来た時は暗い顔をしていた人も、出て行く時はどこかさっぱりした顔をしている」という内容に納得。
    風呂って入る前はめんどくさいけれど、気持ちいいしすっきりするから結果いいんだよなあ…と、しみじみ実感。


    実家の銭湯を受け継ぐ弟と、壊そうとする兄。
    銭湯に救われた女性。
    湯の道を極める者と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月21日

    きっと映画は笑いもあったろう。小説にしたこの作品は、笑いは起こらず、喜劇の叙述の難しさを感じながらも、銭湯の存続につながるストーリーはとても楽しく読めた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    銭湯を軸にした人間模様です。身も心も温まります。「湯道」なるものが在るのかと思いました。家元は薫堂さんですね。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月26日

    建築家が上手くいかなくなった三浦史朗は、実家「まるきん温泉」の土地を売って儲けようと葬式にも帰らなかった実家へ帰る。
    「おくりびと」の脚本家が書く銭湯に関わる人達の物語。

    表紙に惹かれて。映画のノベライズのようです。
    脚本家の方が日本の入浴文化振興のため「湯道文化振興会」なるものを提言されているそ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月26日

    映画が面白そうで、そのノベライズがあると知り先に読んだ。浅い内容だけれどテルマエロマエ的な感じで見たら面白そうだと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月16日

    建築家として独立した三浦史朗は、最近、仕事がうまくいかなくなっていた。実家の「まるきん温泉」は父なき後、弟の吾朗が継いでいる。史朗は、時代遅れの銭湯を畳み、マンションを建てる計画を企て、父親の葬儀にすら帰らなかった実家を久しぶりに訪れる。
    そこで生じる吾朗と史朗の対立、住み込みバイトで看板娘の秋山い...続きを読む

    0

湯道 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小山薫堂 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す