湯道

湯道

小説・文芸
627円 (税込)

3pt

建築家として独立した三浦史朗だが、最近仕事がうまくいかない。実家の「まるきん温泉」は父亡き後、弟の悟朗が継いでいる。時代遅れの銭湯を畳んで、不動産で儲けようと考えた史朗は、父の葬式にも帰らなかった実家を久しぶりに訪れるが。犬猿の仲の兄弟、人気者の看板娘、そして常連客。彼らの人生を描いた、笑って泣いて心が整う感動の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    湯道
  • タイトルID
    :
    1280470
  • 電子版発売日
    :
    2022年12月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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湯道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    TOKYO FMの番組「SUNDAY’S POST」の企画がきっかけで生まれた作品、 ですね!

    小山薫堂さんの豊かな感性や温かさに溢れる一作だと思います。
    バラエティのようで、実はしっかりした芯が一本通っている。
    日本人の多くが大好きな「銭湯」
    昭和の遺物のようで、でも未来へも繋いでいきたい日本人の文化。
    このように軽妙で心地よい作品に仕上げてくれるのは、さすが「企画の大御所 薫堂師匠」の真骨頂ですね!
    映画も併せて鑑賞すれば「薫堂さんの世界」にどっぷり浸かることができると思います。
    「風呂で人を幸せにする」
    毎日のお風呂がこんなに貴重で温かく感じるとは思ってもいませんでした。

    映画も小説も最高に読後感が最高に温かいです。
    「お風呂って、いいな!」

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

     たかがお風呂、されどお風呂‥お風呂の魅力再発見と言える物語でした。
     入浴は、癒し・ストレス緩和・幸福感など、心身共に様々な効用をもたらし、温泉天国である日本では、入浴はもはや立派な生活文化だということに異論を唱える人は少数派でしょう。

     本書の作者は、米アカデミー賞外国語映画賞受賞作「おくりびと」の脚本、TV番組「料理の鉄人」の構成、ご当地キャラ「くまモン」の生みの親等、多岐に活動される放送作家・脚本家の小山薫堂さんです。
     また小山さんは、一般社団法人「湯道文化振興会」の代表理事・湯道初代家元の任も併せもち、本書を書き下ろし、この2/23に映画も公開予定になっています。日本の入浴文化を世界に発信しようと尽力されているようです。

     本書の詳細は割愛しますが、銭湯をバカにし建築家になるべく実家を出た長男、源泉掛け流し至上主義の温泉評論家も、最後は「湯は太陽」「湯に貴賎なし」の境地に辿り着くのですね。

     本書を読みながら、ヤマザキマリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」を思い出しました。日本の風呂文化を再認識する面白さがヒット要因だと思いましたし、入浴が理屈抜きに誰をも幸せにする、ということの大切さを改めて実感させてくれました。
     相田みつをさんの「しあわせは いつも 自分のこころがきめる」も、幸せは探し求めるものではなく、気付くものだと教えてくれているんですね。
     さあ、今日も湯船に浸かりましょうか‥。

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    人情味が溢れ心温まるお話だが、湯道がいちいち大仰でじわじわ面白い。

    結局は他人への想いやりをベースとして持ちながらも、自分の大切にしていることを曲げない、真摯に取り組むということが自分と周りを幸せにしていくのかなと思った。

    縁留、私もやってみたい(笑)

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    読み進めるうちに、物語というより銭湯の脱衣所に腰を下ろして、常連たちの話をぼんやり聞いている感覚になりました。
    人生に行き詰まった男が湯に戻されていく流れは王道ですが、湯気や床の冷たさ、無駄話の間がやけに生々しくて、不思議と嫌味がありません。
    一方で、人物や出来事が“整いすぎる”瞬間もあって、もう少し不格好な感情や救われなさを見たかった気もします。
    それでも、湯に浸かるだけで人は少しマシになる、という乱暴だけど優しい肯定が残りました。
    読み終えたあと、無性に近所の銭湯へ行きたくなる一冊でした。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    ひとつひとつの物語がまるきん温泉に繋がる。
    お風呂を舞台に色々な人間模様があって、笑顔があり感動がある。
    湯道を極めた家元でさえ、雑に入った風呂がやっぱいいなあと言う始末。礼儀云々より誰と入るかが一番大事なことだと教えてくれました。

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    ちょっと期待しすぎてしまっていて、大満足とまではいかなかったけれど良いお話でした。
    銭湯が時代遅れというのは世の風潮としてあるし、実際利益の出にくい厳しい商売だと思います。でもお風呂で人を幸せにしようと頑張る人が居て、お風呂に救われる人が居て…というのはとても素敵だなと。
    私も温泉やスーパー銭湯で丁寧にお湯を味わってみようかなと、ちょっと影響されました。

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    「湯を以て和を為す」

    「響桶」や「縁留」などの言葉が面白い

    史朗が知らなかった、悟朗が守ってきた実家の銭湯に集まる人達のそれぞれの想いが 史朗の気持ちを徐々にほぐしていく

    お風呂をもう少し丁寧にありがたみをもって入るか

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    「銭湯に入って来た時は暗い顔をしていた人も、出て行く時はどこかさっぱりした顔をしている」という内容に納得。
    風呂って入る前はめんどくさいけれど、気持ちいいしすっきりするから結果いいんだよなあ…と、しみじみ実感。


    実家の銭湯を受け継ぐ弟と、壊そうとする兄。
    銭湯に救われた女性。
    湯の道を極める者と、憧れを抱く定年間近のサラリーマン。
    銭湯で絆を繋ぐ親子、夫婦…

    結局映画ありきなので、普段の読書とは違う感覚。カットがどんどん切り替わる。
    その割に、下手な短編よりは登場人物が見えるのが面白かった。

    0
    2023年12月10日

    Posted by ブクログ

    きっと映画は笑いもあったろう。小説にしたこの作品は、笑いは起こらず、喜劇の叙述の難しさを感じながらも、銭湯の存続につながるストーリーはとても楽しく読めた。

    0
    2023年11月21日

    Posted by ブクログ

    銭湯を軸にした人間模様です。身も心も温まります。「湯道」なるものが在るのかと思いました。家元は薫堂さんですね。

    0
    2023年11月02日

湯道 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    湯道
  • タイトルID
    :
    1280470
  • 電子版発売日
    :
    2022年12月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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