マーガレット・ミッチェルのレビュー一覧

  • 風と共に去りぬ 第1巻 無料試し読みブックレット

    購入済み

    最高
    映画で観たタラやアトランタの風景を思い浮かべながら読んだ。スカーレットだけでなく、全ての登場人物と南部という土地について、その魅力・欠点・醜さ・崇高さを生き生きと描き出している
    マーガレット・ミッチェルはこれ一作しか書いていないというのが残念
    他の小説も読んでみたかった

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    2025年11月05日
  • 風と共に去りぬ (一)

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    南北戦争時のアメリカを知ることが出来る。
    奴隷の中でも金持ちの家の屋敷奴隷は貧乏な白人を見下してるのを初めて知った。
    奴隷は酷使されていたと思っていたが、奴隷は大金をはたいて買った財産(奴隷から生まれる子供も)だから、病気にならないよう手当したりなど大切に扱われると書かれていて、衝撃的だった。このことから憶測で物事を考えるのは良くないと思った。

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    2025年11月03日
  • 風と共に去りぬ 第1巻

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    未だ読んだことの無かった名作。訳者との相性も良く楽しく読める。まだ1巻のみですでに面白い。スカーレットの凄さはまだまだ片鱗くらいにしか現れないものの、この先、力強く生きていくことを予感させるに充分。

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    2025年09月14日
  • 風と共に去りぬ 第1巻 無料試し読みブックレット

    購入済み

    映画のイメージが

    マーガレット・ミッチェルの原作の素晴らしは全く言うまでもないが、映画の方を先に見てしまったのでビビアン・リーとクラーク・ゲーブルのイメージがどうしても先入観を与えてしまう。それにしても「強い女」の代表とも言えるヒロインだが、幸せとはやや別物のように思える。

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    2025年05月06日
  • 風と共に去りぬ 第2巻

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    最終巻で感想を書く

    レット・バトラーの登場と南北戦争の激化で、物語は俄然面白くなる。
    いよいよ戦火がアトランタを囲む
    そして、スカーレットは……

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    2025年04月14日
  • 風と共に去りぬ (六)

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    レットが娘のボニーを溺愛し、甘やかしすぎてわがままになってしまったのは、スカーレットがレットと結婚した後もなお、アシュレーへの未練が残っていることが筒抜けだったことが原因であると思う。

    最終巻である本書は、スカーレットがレットとの過去を懐かしむ描写、「今までレットは自分を愛していなかったと思っていたが、実は愛していたのでは?」と思う瞬間、盲目的に肯定していたアシュレーへの不満が募るシーンが目立つ。

    また、スカーレットはここに来てようやくメラニーの大切さに気づくのが、グッとくる。メラニーが「もしかしたらスカーレットとアシュレーの関係性、気持ちに気づいていながら優しくしてくれていたら」と妄想し

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    2025年03月19日
  • 風と共に去りぬ (五)

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    アシュリーへの好感度が巻数を重ねるごとに下がっていく。そもそもメラニーと結婚した時、スカーレットが完全に諦めてくれるようにスカーレットを完全に拒むべきだったし、そうでなければスカーレットと結婚すべきだった。そして何より、メラニーほど優しい妻はいないのだから、メラニーを溺愛し、スカーレットを拒絶することだってできたはず。過去に囚われ前に進めないくせに男のプライドも完全に捨てられない、なよなよした性格に苛立ってしまう。そしてこのアシュリーに対する苛立ちはまた、レットの発言によってより強固にさせられるのである。

    もちろんスカーレットもアシュリーが自分のせいで苦しんでいるということになぜ気がつかない

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    2025年03月09日
  • 風と共に去りぬ (四)

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    ようやく戦争が終わり、待ち焦がれたアシュリーが遂に帰ってきた。しかし、アシュリーは以前のアシュリーではなく、「この世の美しさを傍観する平和な人」だったのだが、今や「戦争を通じて世の中の醜い部分に身を投じざるを得なかったことで、自分も醜い世界に組み込まれてしまった」ことに苦しむ人となってしまった。

    現代でも起こっている、戦争神経症のようなものなのかもしれないが、とりわけアシュリーの悩みは違うベクトルで複雑な気がする。

    訳者解説にあった、女性の社会的地位の変化の話を見て思い出したのは、『赤毛のアン』にも確か数学が得意な女の子が登場していたということだ。スカーレットは読書が嫌いだが、数学は得意だ

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    2025年03月07日
  • 風と共に去りぬ 第1巻 無料試し読みブックレット

    購入済み

    世界に入り込める

    この作品は映画版の作品しか知らなかったけれども小説をたまたま見つけ読んでみたら小説の世界に入り込むことができたので映画版もぜひみてみたいです

    #共感する

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    2025年03月05日
  • 風と共に去りぬ (二)

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    前巻に引き続き、後書きや注釈が良い。マミーを固有名詞と捉えて読んでいたが、偶然黒人乳母の名前がマミーであったのではなく、普通名詞をあたかも固有名詞のように、「もの」のように扱っている当時の黒人に対する向き合い方が滲み出ていることに気づけなかった。アマルガメーションについてあえて触れていないのは、物語の本筋ではなかったからなのか、触れたくなかったからなのかはわからない。

    レット・バトラーが南部の人々を常に馬鹿にしたような振る舞いは、既に南北戦争の結末を知っている我々にとっては単にムカつく男だとは捉えにくい。むしろ、先見の明があるという魅力を感じてしまうので、彼を無意識に高く評価してしまう。

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    2025年02月17日
  • 風と共に去りぬ (一)

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    男子には好かれるが、女子からは嫌われる代表例のようなスカーレット・オハラ。スカーレットは、当時の女性の一番の目標は結婚であると言わんばかりに、男に好かれる振る舞いが自然に出来ていた。

    しかし実際のスカーレットは、レディの気質の下に隠しきれない、おしとやかではないアイルランド人の父親の性質を備えていた。だからこそアシュリーは、スカーレットを「自分とスカーレットは水と油のようなもので、愛だけでは結婚生活はうまくいかない」と冷静に拒否したのだ。

    ここで、スカーレットの父親ジェラルドと母親エレンが30歳ほど歳の差があり、アイルランド人とフランス系上流階級という奇跡のような結婚もまた、水と油のような

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    2025年02月10日
  • 風と共に去りぬ 第5巻

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    この先、人生の佳境を迎えた時に、何度もスカーレットのこと、この小説の場面を思い出すんだろうなと、心から思った。控えめに言って最高。

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    2024年11月29日
  • 風と共に去りぬ 第5巻

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    ネタバレ

    5巻もあるお話を、こんなに一瞬で読み終えるとは思ってなかった。レット・バトラーとスカーレットが魅力的すぎて、のめり込んでしまった。
    私は、レット・バトラーに一体どんな策略があってスカーレットと結婚することにしたんだろうとずっと疑っていたし、酔っ払ってメラニーに泣きつく場面でもなんて演技が上手いんだろうと感心していたくらいで、最後の最後までレットがスカーレットをそんなにも愛していただなんて、全然分からなかった…なんて思っている私は、スカーレット並みに人の気持ちが分からない人間なんだろうか笑
    他の人が書いたものらしいけど、続編もあるようなので気になる。
    あと、お話全体を通して、スカーレットからも、

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    2024年11月07日
  • 風と共に去りぬ 第5巻

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    マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』最終巻。これまでスカーレットにとって嫌いとはいえないまでも好きではなかったメラニーとの関係を中心に描かれる。スカーレットにとって最も理解し難くとはいえ、見捨てられない存在であったメラニーが最も大切な存在であることに気がつく。鴻巣さんが言っているように、スカーレット=赤とメラニー=黒という色もどこか象徴的だ。
    そして、タラ。南部の大地がもたらす力。しかしそれは古き良き南部ではなく新南部でもあってそれを象徴するのがスカーレットという存在なのだ。
    南北戦争前後のアメリカ。現代のトランプにつながるアメリカ文化を理解する上で必読の作品と言えるだろう。

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    2024年04月23日
  • 風と共に去りぬ 第1巻 無料試し読みブックレット

    匿名

    購入済み

    映画が有名ですが、ミッチェルの原典を読まずに人生終えなくてよかった。
    良き作品を創ることに男女も年齢も関係ないと教えてくれる。名作中の名作。

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    2024年03月01日
  • 風と共に去りぬ 第5巻

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    読書会で取り上げられてなかったら、読まなかっただろう。読書会での発表を意識して読んだお陰で、訳されている言葉の適不適であったり、表現されている意味を考えながら読む事が出来た。

    また、読書会参加者の視点を得る事で、新たな気付きや新鮮な考え方に触れる事が出来た。

    特に自分自身が年齢や経験(今回の場合はアトランタ在住経験も)を重ねてきた事で、頭の中の理解だけでなく実生活を通した感覚を持って読む事が出来たと思う。

    後半になるに従いスカーレット自身の登場場面が少なくなると共に、今まで美しく見えていた彼女の力強さが、今度は醜くく変幻してきている様に思えてきた。

    訳の良さもあってか(細かい点において

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    2023年12月21日
  • 風と共に去りぬ 第1巻

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    読書会での課題本。

    大学時代に一応読んだハズだが、ほとんど覚えていないので新たな気持ちで(新たな訳で)読む。翻訳本にありがちな、読み返しをほとんどしなくて良いので楽に読み進められるし、第一自分が住んでいたアトランタの事だから、書かれている自然描写や匂いまでが具体的に感じられる。

    若い頃に、多くの本を読破したという方々がいるが(特に天才系の方々)、人生経験を積んで初めて深いレベルで理解出来る事って結構あると思っている。そういう意味では、丁度良いタイミングでの再読の機会となったと思っている。



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    2023年07月11日
  • 風と共に去りぬ (六)

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    「風と共に去りぬ」が長い間愛され続けているのが分かります。 知らぬ間にこの物語に感情移入していたことが読み終わって気づきました。この一冊の中にたくさんの出来事があり、私自身がアトランタでスカーレットたちと暮らしているかのように感じました。読み終わった余韻もすばらしく、また苦みもあります。
    これで物語は完結ですが、これからのスカーレットの人生やレットとの関係がもっと読みたいです。
    これはほんとうに素晴らしい壮大なロマンス作品です!

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    2023年06月23日
  • 風と共に去りぬ 第3巻

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    ああ楽しかった。
    素晴らしい読書体験だった。
    スカーレットの人生が気になりすぎてページを捲る手が止まらなかった。
    第3巻までしか読んでいないのに、私の心の中にはスカーレットがもう住み着いている。
    これが本と友達になるっていうことなのかな。

    アシュリ推しの私は248〜251Pを何度も何度も繰り返し読んで身悶えてた。スカーレットと一緒に「やっぱり、わたしのこと愛してるじゃないの!愛してるんでしょう!言葉にして!」って心の中で叫んでたよねww
    まあでもこの二人は結婚できない(しない)んだろうなぁ…もうフラグ立ちまくりだもんなぁ…
    それでも、アシュリから愛してるの言葉を聞けたしキスシーンもあったし、

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    2023年04月30日
  • 風と共に去りぬ 第2巻

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    感動という言葉以外の何物でもなかった。
    一巻だけを読んだ人からすれば、この「風と共に去りぬ」は単なる恋物語で、スカーレットのこともわがままで子供っぽいお嬢様、というイメージで終始しただろうと思う。
    実際私もそうで、スカーレットのアシュリーへの思いも、あの自由奔放な性格も本当に本当に愛しているし大好きなんだけど、この第二巻はまたそれとは全然違った魅力があってもうずーっと感動のため息をつきながら読んでいた。
    何より、スカーレットという女性の強さ。
    勇敢さ。
    壮絶な経験をしながら少女から女性へと成長していく、彼女の姿に胸を打たれない人などいるの?
    本当に、今でも十分有名な小説だけどもっともっと有名に

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    2023年04月03日