あらすじ
アメリカ南部の大農園〈タラ〉の愛娘スカーレット・オハラは16歳。輝くような若さと美しさを満喫し、激しい気性だが言い寄る男には事欠かなかった。しかし、想いを寄せるアシュリがメラニーと結婚すると聞いて自棄になり、別の男と結婚したのも束の間、南北戦争が勃発。スカーレットの怒濤の人生が幕を開ける――。小説・映画で世界を席巻した永遠のベストセラーが新訳で蘇る! 文庫版刊行を記念して、試し読み増量版を先行配信!※当コンテンツは新潮文庫Star Classics名作新訳コレクョン『風と共に去りぬ 第1巻』の第2章まで(文庫版88頁まで)お読みいただけます。
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最高
映画で観たタラやアトランタの風景を思い浮かべながら読んだ。スカーレットだけでなく、全ての登場人物と南部という土地について、その魅力・欠点・醜さ・崇高さを生き生きと描き出している
マーガレット・ミッチェルはこれ一作しか書いていないというのが残念
他の小説も読んでみたかった
映画のイメージが
マーガレット・ミッチェルの原作の素晴らしは全く言うまでもないが、映画の方を先に見てしまったのでビビアン・リーとクラーク・ゲーブルのイメージがどうしても先入観を与えてしまう。それにしても「強い女」の代表とも言えるヒロインだが、幸せとはやや別物のように思える。
世界に入り込める
この作品は映画版の作品しか知らなかったけれども小説をたまたま見つけ読んでみたら小説の世界に入り込むことができたので映画版もぜひみてみたいです
匿名
感情に迫る作品
その持ち前の激しい性格さゆえにインパクトを受けるヒロイン・スカーレットが過ごす、当時の国の環境に巻き込まれた運命を描いた作品です。「もし争いがなかったら、彼女はどのような人生を送っていたのか?」という想像が尽きませんし、読者から主人公への感情移入がしやすいと感じます。古のベストセラー作品ですが、特に心情面において優れた描写があると思いました。