マーガレット・ミッチェルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アメリカの南北戦争の時代。南部のタラやアトランタが主な舞台。
世界史で南北戦争の経緯や結果を知っていながら、スカーレットを取り巻く人生の細かな描写を読み進めていく。
歴史で取り扱う南北戦争は2行にも満たないかもしれないけれど、この作品には、今の自分と何ら変わらないほどの濃い1日1日が豊かな表現で綴られている。
とにかくスカーレットの自己肯定感の強さには多少羨ましい気持ちもあるけれど笑、メラニーの芯からの優しさや柔らかさがもっと評価されてもいいのにと思わずにはいられなかった。
5巻まであり、長旅を始める前の覚悟と同じような腹括りがなかなか出来ず、やっと読み始めたものの意外に読みやすく、面白くて -
Posted by ブクログ
ネタバレ嘘でしょ…。まさかの終わり…。
スカーレットに感情移入していたから、絶望。
全てを失ったじゃない!それでも「明日考えよう」なのね。
初期のスカーレットの世界は風と共に去ってしまったんだ。あのキラキラしていたスカーレットも。
多分彼女の変化は仕方なかった。でも、「明日考えよう」が良くなかったのかなあ。
メラニーとレットという素敵な2人に出会いながら、孤独になるなんて…。
この結末を迎えるお話が世界中で人気なの面白い。
作者とは別の方が続編を書いたみたいだけど、無い方が良くない?衝撃的だけど素晴らしい終わり方。
風と共に去りぬはフェミニズム的な観点で見ると偉大だし、黒人差別の歴史を知る上でも興味 -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2人がもう少しでも素直だったら、別れることは防げたはず。特にスカーレット。好意を持ってるなら「好き」、何かしてもらったら「ありがとう」、自分に非があったなら「ごめんなさい」。何かしら友好的な反応をしていたら、レットは愛されていないと思い悩むことを防げた。
まあ両者ともプライドが高くて素直さに欠けていたからできなかったのだろうけど。この小説では似た者同士だけが安定した結婚生活を送れる論を推すけど本当か?似た者同士は似たような短所をもつことも意味する。共通の短所を原因とした問題が発生したときにうまく対処することができない。スカーレットとレットはその際たる例。
作者はこの作品に10年かけた。長 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの話はスカーレットとメラニーのダブルヒロインですな、というくらいメラニーの存在感がすごい。そして魅力的。
もし私が女優で、どちらの役をやりたいか、と言われたら、メラニーを選ぶかな。
スカーレットもやっと自分の本当の気持ちに気がついて、一気に大団円に行くかと思ったらすれ違い……。
それにしてもスカーレットの子供に対する愛情のなさはすごい。
ボニーじゃなくてエラが死ねばよかったのに、くらいなこと言ってるし。
これはつまり、その子たちの父親を全く好きじゃなかったというところにつながるのかな。
アシュリへの愛のさめ方がウケる(笑)。 -
-
-
Posted by ブクログ
スカーレットからみたアシュレとレットの比較が、克明に記載されていて面白い。
アシュレとレットは、実は勝ち目のない戦争に巻き込まれている現状を把握できている似たもの同士なのだが‥レットは憤然と周囲に立ち向かうけど、アシュレは諦め半分に運面に流されていく夢追い人‥
そのことを考えるとスカーレットは訳が分からなくなるのだ。
しかし、なんといっても2巻の、スカーレットの燃え上がるような強さは、読んでいてスカッとする。戦争の外にいるアウトサイダーであるのに、自分のこと、自分の希望、ひいてはアシュレへの想いを第一に考えながら、メラニーを守り、プリシーをこき使い、タラのみんなを取り仕切っていく。
相変わ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ出産後、ウエスト20インチ(約50cm)で太いだなんて(笑)
スカーレットは考えなければならないことでいっぱい。
その場で感情で言葉を発すると相手を傷つけたり。
「明日考えよう」今考えると潰れそうになるから。
そして、ちゃんとその時その時で反省して考えなかったからこんなことに…感情に任せて突っ走りすぎた。
自分のための行動だと行動力があるのに、周囲の人たちのことについては無視して行動しない。
メアリーが感謝していることについても、表面は助けていたように見えるが、結局スカーレットは自分のためにしたことだ。
(それでも大変な目にあってたのだからスカーレットはよく頑張った。メアリー以外の人にはわ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレスカーレットが間の恋だのは脇へ避けて、今度は金!
スカーレットは現実的だけど、周りからの目は冷たい。
バリバリ商売することは、女のくせにはしたない!というわけ。
妊娠すら恥ずかしいことなんて、今の時代ならばっかばかしい!
レットも現実を見据えているけど、スカーレットの突っ走りについては諫めることもできる。
最初は憎たらしいしか思わなかったけど、違う。
憎たらしいところもあるけどかなり魅力的に見えてきた。
人種差別についても考える。
解放しながら、南部の人間と違い偏見をあからさまに持っている北部のヤンキー。
奴隷になっていた黒人たちは解放されて自由になっても、今まで奴隷として働いてきたか -
-
Posted by ブクログ
ネタバレとうとう最終巻。
えー、ここで終わり!?と思ったが、その先は確かに不要かも。読者の想像に任されたということで。
スカーレットが、自分は間違っているのかも…とだんだん気づいていく。レットとの新婚生活は満ち足りていて、お金の心配もなく、好きなものに好きなだけお金を使えるのが何より幸せ。
でも、アシュリとの抱擁を見られたり、スカーレットが階段から落ちて…という事故があったりで、レットとの夫婦仲はおかしな方へ向いてしまう。極めつけに、ジェラルドを思い起こさせる娘の落馬事故。そしてメラニーの死。
ここまで来て、スカーレットはようやく「自分にはもう頼れる人が誰もいなくなってしまった。でもそうさせたの