小杉健治のレビュー一覧
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鶴見京介シリーズ
順番に読んでいないので、鶴見弁護士の女性関係がよく分からなくなってしまいます(笑)
相変わらずの2時間ドラマを意識したような、旅物とミステリーの合体ストーリ。
今回は、山中温泉にキーワードがありました。
ミステリーとしては、殺人の罪を償って13年ぶりに出所した石出。しかし、その部屋で女性が殺害され、石出は殺人容疑で逮捕、起訴されます。
石出は容疑を否認。
鶴見は無罪を勝ち取ることができるのか?
殺害された女性は、石出の祖母のホームヘルパー。
13年前の殺人事件では、石出はそのホームヘルパーの女性の身代わりとして服役したのか?
13年前の事件の真相と今回の事件の真相を鶴見が明らかにしてきます。
しかし、今回は、ちょっと強引。
ちょっと無理がありすぎるのでは?
2時間サスペンスドラマの終わり方じゃん。 -
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鶴見弁護士シリーズ6作目
阪神淡路大震災が絡みます
また、旅としては赤穂浪士の赤穂が出てきます。
旅と事件とプラスアルファはいつものパターンですね。
隣人の男を包丁で殺害したとして逮捕された森塚。
その森塚を弁護することになった鶴見。
凶器は隣人が持ってきて、もみ合っているうちに刺したとして殺意を否認する森塚。
さらに、二転三転する森塚の供述に、鶴見と検察は振り回されます。
森塚のDVから逃れている女性の存在。
その女性が隣人の男に森塚の殺人を依頼したのか?
森塚の自己中心的な供述にうんざりしますが、鶴見はその本心、そして過去を解き明かし、真相を明らかにしていきます。
そして明らかになった真相は...
ちょっと無理があるのでは?(笑)
いや、笑うところではなく、感動するところなんだけど、裏表紙には
「償いとは何かを、犠牲者たちへの祈りを込めて描く、号泣ミステリー」
と煽っていますが、号泣ミステリーではなかったです。
なんとも、哀しい真相でした。 -
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これは、ちょっとどうなの?って思ってしまう物語
少年法で守られた加害者に対する被害者の父親、家族の慟哭の物語 なのですが...
この父親恭一郎の行動に共感できません!
被害者の父親恭一郎が加害者の母親はつみと関係をもって、深くなっていくって、そんな展開ある?
加害者家族と被害者家族の苦しみを描きたかったのかもしれませんが、この展開はいただけません
自分の息子を殺した犯人の少年が反省の言葉もなく、法律で守られ、家庭裁判所に送られ少年院にいっても3年で出てきてしまうという理不尽。
さらに、悪いのが息子や父親というようなマスコミの展開。
そんな社会や犯人に対して、怒り心頭、許せない!復讐してやりたいっていう思いは理解できます。
そこから、その息子を育てたその母親に復讐してやろう!っていう気持ちもまぁわかります。
でも、さらにそこから、深い仲になっちゃうのはなんで???
関係持って溺れて行ってしまうのは納得ができません。
そんなところ被害者家族と加害者家族の関係で葛藤していても、共感できません!
奥さんや娘さんがかわいそうすぎる!
人間の業なのかなぁ -
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鶴見京介シリーズ2作目
今回は、熊本がらみで、裁判員に選ばれた鳴沢の過去と、今回の事件の容疑者との関係が明らかになっていく物語
被告人の保窪は妻の郁子を保険金目的で殺害したとして裁判へ。
本人は無罪を主張するも、過去2回、結婚歴があって、同様に当時の奥さんが不審死を遂げて、保険金を手に入れている設定。
なので、今回も保険金目的で殺害したのでは?
その裁判で裁判員で選ばれた鳴沢は祖父母に育てられ、自分の両親との関係を探している。
そんな、二人が裁判で被告と裁判員として出会ったところから...
保窪が隠している真実
鳴沢の父親の消息、死んだ母親との関係
法廷の中で明らかになる真相
という感じです。
真相はやはり哀しくもあり、しんみりしたモノでした。
それがこのシリーズの魅力かなっと
裁判員裁判での判決に至る過程に詳しくなります(笑) -
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鶴見弁護士シリーズ9作目。
四日市の公害訴訟が絡みます。
仲間の男性を撲殺したとして逮捕されたホームレスの岩田。
無罪を主張するも、状況証拠、目撃証言から起訴されますが、鶴見はその目撃証言を崩します。
その岩田を知っていた人物からの岩田の身分査証疑惑。
岩田を名乗る人物は、かつて四日市の公害訴訟で勝訴を勝ち取った英雄。しかしその裁判後に失踪。いったい何があったのか?
鶴見はその過去を追います。
四日市訴訟で起きた事件。
なぜ岩田を名乗るようになったのか?
なぜ頑なに過去を隠し続けるのか?
最後の最後で明らかになるその真相。
という展開です。
哀しい事実が隠されていたわけですが、正直ありがちなパターン(笑)
ちょっと盛り上がりに欠けます。
しかし、その真相にたどり着くまでの鶴見の行動や想いがポイントなのでしょうね。 -
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被告人の木原一太郎は、30歳間近の弱々しい男だ。
木原が起訴された事件とは、出会い系サイトで出逢った美人の並河留美子と、その母親の富子の二人を刺殺したことだった。
これまで女性と一度として付き合った経験がなかった木原は、優しく接してくれた留美子に好意を寄せる。
そのうちに留美子から50万円、150万円を工面してくれと頼まれ、木原はそれに応える。
そして3回目の要求額は300万円となり、木原は300万円を用意して母親と同居している留美子宅へ向かった。
そこで何らかのトラブルが起こったのか、木原は親子を刺殺した犯人として逮捕、起訴された。
警察の取り調べでは犯行を自白していたにもかかわらず、法定の証言台で「私は殺していません」と涙を浮かべながら訴え、一変して犯罪を否認した。
木原は無罪なのか有罪なのか、物語は進んで行くのだが、事件の内容は意外とシンプルで、ミステリー好きの読者には舞台裏を想像するのは容易いかも知れない。
だがそこは小杉健治氏が綴った裁判員裁判の物語だ。 主題はこの裁判員裁判の制度に焦点を当てた内容となっている。
小杉氏は、裁判員の一人である堀川恭平に、裁判員制度の矛盾と問題点を体験させている。
判決後は、疑わしい事案が明らかになっても微動だにもしない裁判所、検察の実態を描いている。
無実を主張する被告人は、控訴して新たに審議を要求する以外に道はないのだ。 堀川恭平は、自分たちが下した納得のいかない判決に対して、徹底して事件の真相を追い求める。 読者が求める事件の真相解明を、正義感溢れる堀川が読者に代わって真犯人を追い詰めるのだ。 -
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土地家屋調査士なる主人公尚一郎が不動産がらみでの謎を解いていく物語。
8編からなる短編連作で、大きな謎を明らかにしていく物語。ヒロインも出てきて、恋愛要素も盛り込みながら、土地家屋調査士の仕事の内容が理解できます(笑)
■隣の家
隣家との境界問題から明らかになる殺人事件。
尚一郎が追う石橋の行方。明らかになった殺人事件の被害者は石橋ではなかった
■十年
隣家の土地を10年占有したことから始まる物語。
ここで、ヒロイン雨季子が尚一郎の補助者へ。
■恋敵
雨季子に対して、陽子の登場
さらに、尚一郎の奥さんも行方不明の状態
どうなる、この関係(笑)
■迷信
三角形の土地はよくないとのこと。今回初めて知った。
そこで起きた事件の真相は?
■高い塀
隣家どうしで暮らしている義兄弟の間の高い壁。
二人のわだかまりを解いていきます
■抜かれた杭
この辺からだんだん犯罪色が強い状況へ
境界の杭が抜かれたところで発見された死体。
なぜ杭が抜かれていたのか?石橋が絡んでいるのか?
■過失
土地の権利証の受け取りを巡っての成りすまし。
こういうの気を付けないといけないね。
■再会
明らかになる尚一郎の奥さんの行方、石橋失踪の真相
かなり強引な感じがあるけど...
淡々と終わってしまった(笑) -
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鶴見弁護士シリーズ13作目
今回は、訪問場所は再び北海道。12作目で出てきためぐみとの距離が縮まります。
ストーリとしては、
妻の殺害容疑で逮捕された夫の有原。
しかし、有原は犯行時刻に、呑み屋で相席となった男と話をしていたというアリバイを主張。
しかし、状況証拠は有原に不利。
鶴見は有原のアリバイを証明するため、呑み屋で相席となった男を探し出します。
会話したきっかけとなった男が持っていたアイヌのムックリという口琴。
しかし、その男は証言を拒否。
さらに、その男は姿を消します。
なぜ、男は証言を拒むのか?
その男の過去を探るため、京介は北海道へ。
一方、犯行を認めた有原は京介を解任。
京介は解任されながらも、自費で真相を明らかにしていきます。
ムックリの男の過去とは?
有原はなぜ犯行を認めたのか?
殺人事件の真犯人は?
といった展開です。
それぞれの過去が解きほぐされていきます。
今回も、その調査力、行動力にはびっくりで、いろいろ都合よく真相が明らかになりますが、それはそういうモノと認識しました(笑)
さて、ムックリって何?ってググって動画を見ました。
びょーーん、びよんという音が奏でられるのですね。
初めて知りました。
今回もお勧め
旅も含まれるんだから、2時間ドラマでやればいいのに(笑)