小杉健治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
裁判員裁判とその裁判で明らかになる家族の問題、そして家族愛を描いた物語。
裁判員制度の裁判の進め方がとてもよく理解できます。
その課題や選ばれた裁判員の苦悩が伝わります。
ストーリとしては、ホームレスが盗み目的で住宅に侵入し、認知症の老女を殺害し逮捕されます。
裁判員制度でその裁判が始まり、その裁判の中で、裁判員によって明かされる真実といったところです。
ホームレスが起訴事実を認めている中、本当にホームレスが殺したのか?その動機は?
検察でもなく、弁護士でもなく、裁判員の質問から明かされる真実が秀逸。
その真実は家族を思う気持ちでした。
しかし、話がある意味きれいすぎる(笑)
さらに、 -
Posted by ブクログ
文庫書き下ろしで、シリーズ7作目
若き蘭方医宇津木新吾が松江藩の藩医に取り立てられるが、梅毒にかかっていた藩士3人の内2人が続けて殺され、新吾も何度も刺客に襲われる。
3人の藩士は、かつて料亭で手込めにした仲居が首をくくったために、その夫が復讐のために貸本屋となって近づき、同情した療養中の遊女の計略で梅毒をうつされ、顔見知りの「貸本屋」に殺されたものだった。
3人目の仇討ちで瀕死の傷を負った貸本屋を、新吾が初めての外科手術で救う。
松江藩に取り立てられたのは、師の幻宗がかつて藩医をしていたからではなく、藩主が気に入っていた高野長英の推薦によるものだということがわかるが、新吾を殺そうとする