小杉健治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文庫書き下ろしで、シリーズ7作目
若き蘭方医宇津木新吾が松江藩の藩医に取り立てられるが、梅毒にかかっていた藩士3人の内2人が続けて殺され、新吾も何度も刺客に襲われる。
3人の藩士は、かつて料亭で手込めにした仲居が首をくくったために、その夫が復讐のために貸本屋となって近づき、同情した療養中の遊女の計略で梅毒をうつされ、顔見知りの「貸本屋」に殺されたものだった。
3人目の仇討ちで瀕死の傷を負った貸本屋を、新吾が初めての外科手術で救う。
松江藩に取り立てられたのは、師の幻宗がかつて藩医をしていたからではなく、藩主が気に入っていた高野長英の推薦によるものだということがわかるが、新吾を殺そうとする -
Posted by ブクログ
重いテーマの物語
児童虐待、犯罪被害者と重いテーマを重く描いてます。
ストーリとしては、担任した児童が親の虐待で死亡し、教師を辞めた主人公。そしてその恋人は娘への暴力を止められず、娘は児童保護施設でそれぞれ別れて暮らしています。
そんな二人の関係に、現れたアパートの隣に住む謎の男。
この翳のある男の正体は?
その男の過去にあった事件とは?
その秘密とは?
といったところで、なぜか、主人公がずんずんその男の過去と秘密を突き止めていきます(笑)
結局謎の男は、過去に奥さんと子供を未成年に殺された被害者。そして、癌に冒された自分の死期までに、犯人に復讐を果たすべく、犯人が出所するまでの9年もの間 -
購入済み
隠密同心一は序幕のようなもので余り興味を持って読むまでなりませんたが
二になって徐々に物語が進む連れて一の筋書きが生きて来てドンドン引き込まれて行って次頁をめくるのが楽しみになってきます。これからどの様な展開になっていくのか楽しみです。 -
購入済み
意欲作に違いないけれど
人の心が綾を織りなし、複数の人物の心理描写が絡み合って読む者の想像力をかき立てる。その部分ではかなり成功したといえる作品だが、全体にミステリーとしての魅力は中途半端な印象をぬぐえない。