小杉健治のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
父子の深い絆を描いた感動のミステリーとのこと
銀座のホステスが殺害され、その担当検事は秀哉に。
秀哉の父親は元刑事。名刑事と言われた父親は家庭を顧みない人だった。そんな父親が嫌いだった秀哉。
いまや父親は余命半年。
秀哉は銀座ホステスの事件を追っていくうちに、20年前の父親の迷宮入りした事件にもかかわっていきます。
20年前の事件で何が起きていたのか?
徐々に明かされる、父親の知らざる一面..
今回の事件と、20年前の事件が徐々にリンクしていきます。
都合いいなぁ(笑)
20年前の事件
今回の事件の真相が明らかになります。
そして、秀哉がとった「決断」
なるほどと思いました。
知らされ -
ネタバレ 購入済み
う〜ん
物凄い、出生の秘密が有った!現将軍の異母弟で、尾張藩の、次期当主になるという話を、蹴って、今のままの未分をも捨ててただの三味線弾きに、なりたいとは!?これから、どういういきかたを、するのやら?ある意味、清々しいというか、無謀というか……
-
ネタバレ 購入済み
あの✕✕?
あの御方って?謎が有りそうだな~栄次郎は、困っている人や泣いている人を、放っておけない。皆に笑っていてもらいたいって、お節介焼きは、亡き父親に似ているらしい。華やかさは、無いけれど、人情味が有るな~
-
Posted by ブクログ
ノンフィクション作家の草下彰は、中学のときに両親を殺害され、未だ容疑者の特定すらされていなかった。
ある日、男の死体を見つけ…
その男が、15年前両親が殺害される前に家に来たことがあり、5年前のノンフィクション大賞の受賞パーティーでも声を掛けられていたことを思いだす。
そして、亡くなる前にも草下のマンションを尋ねていた形跡があった。
この男のことを調べれば両親が殺害されたこともわかるのではないかと男の足取りを辿る。
亡き母が遺してくれた「母子草」〜花言葉は『いつも想う』
このことを知ったとき…
そこには、思いもしなかった真実があった…。
無戸籍のことにも触れているが、ヒューマンミステリー -
Posted by ブクログ
裁判員裁判の問題点を浮き彫りにする法廷ミステリー
こんなことが本当にあったら、辛い。
正直、裁判員にはなりたくないです....
出会い系サイトで知り合った女性とその母親を殺害したとされる裁判。被告の木原は裁判では一転無罪を主張。
その裁判の裁判員に選ばれたのは主人公堀川を含めた6人。
裁判官3人を含めて、9人は評決を迫られます。
死刑か冤罪か?
議論は紛糾、新たな仮説。
堀川は悩みながらも無罪を主張しますが..
9人の下した判決は多数決で有罪。
ほかのメンバで議論したら、ちがう評決になっていたかもしれない。
そんなことってあっていいの?
ここで交わされる議論は裁判員裁判の限界なのかもしれ -
Posted by ブクログ
鶴見京介シリーズ
順番に読んでいないので、鶴見弁護士の女性関係がよく分からなくなってしまいます(笑)
相変わらずの2時間ドラマを意識したような、旅物とミステリーの合体ストーリ。
今回は、山中温泉にキーワードがありました。
ミステリーとしては、殺人の罪を償って13年ぶりに出所した石出。しかし、その部屋で女性が殺害され、石出は殺人容疑で逮捕、起訴されます。
石出は容疑を否認。
鶴見は無罪を勝ち取ることができるのか?
殺害された女性は、石出の祖母のホームヘルパー。
13年前の殺人事件では、石出はそのホームヘルパーの女性の身代わりとして服役したのか?
13年前の事件の真相と今回の事件の真相を鶴見