小杉健治のレビュー一覧
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裁判員裁判の問題点を浮き彫りにする法廷ミステリー
こんなことが本当にあったら、辛い。
正直、裁判員にはなりたくないです....
出会い系サイトで知り合った女性とその母親を殺害したとされる裁判。被告の木原は裁判では一転無罪を主張。
その裁判の裁判員に選ばれたのは主人公堀川を含めた6人。
裁判官3人を含めて、9人は評決を迫られます。
死刑か冤罪か?
議論は紛糾、新たな仮説。
堀川は悩みながらも無罪を主張しますが..
9人の下した判決は多数決で有罪。
ほかのメンバで議論したら、ちがう評決になっていたかもしれない。
そんなことってあっていいの?
ここで交わされる議論は裁判員裁判の限界なのかもしれ -
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鶴見京介シリーズ
順番に読んでいないので、鶴見弁護士の女性関係がよく分からなくなってしまいます(笑)
相変わらずの2時間ドラマを意識したような、旅物とミステリーの合体ストーリ。
今回は、山中温泉にキーワードがありました。
ミステリーとしては、殺人の罪を償って13年ぶりに出所した石出。しかし、その部屋で女性が殺害され、石出は殺人容疑で逮捕、起訴されます。
石出は容疑を否認。
鶴見は無罪を勝ち取ることができるのか?
殺害された女性は、石出の祖母のホームヘルパー。
13年前の殺人事件では、石出はそのホームヘルパーの女性の身代わりとして服役したのか?
13年前の事件の真相と今回の事件の真相を鶴見 -
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18年前、一人暮らしの女子大生の岡林さやかが、自室で殺害される事件が起きた。 警察の懸命な捜査にも関わらず、何の手掛かりも得られずに18年が過ぎ去ってしまった。 さやかの両親は、娘が住んでいた最寄りの駅前で18年間、事件を風化させないためと犯人逮捕への協力をお願いするチラシを配り続けていた。
その両親の前に、私がさやかさんを殺害しましたと、梶川と名乗る男が現れる。
そして梶川は警察に自首し、さやかさんに対してストーカー行為の果ての殺害だったと、自らの犯行を自供した。
逮捕後の再度の警察の捜査でも、梶川による犯行と断定でき得る証拠を固めた後、梶川を検察に押送して起訴を待つばかりとなった。
検察で -
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鶴見弁護士シリーズ6作目
阪神淡路大震災が絡みます
また、旅としては赤穂浪士の赤穂が出てきます。
旅と事件とプラスアルファはいつものパターンですね。
隣人の男を包丁で殺害したとして逮捕された森塚。
その森塚を弁護することになった鶴見。
凶器は隣人が持ってきて、もみ合っているうちに刺したとして殺意を否認する森塚。
さらに、二転三転する森塚の供述に、鶴見と検察は振り回されます。
森塚のDVから逃れている女性の存在。
その女性が隣人の男に森塚の殺人を依頼したのか?
森塚の自己中心的な供述にうんざりしますが、鶴見はその本心、そして過去を解き明かし、真相を明らかにしていきます。
そして明らかになっ -
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これは、ちょっとどうなの?って思ってしまう物語
少年法で守られた加害者に対する被害者の父親、家族の慟哭の物語 なのですが...
この父親恭一郎の行動に共感できません!
被害者の父親恭一郎が加害者の母親はつみと関係をもって、深くなっていくって、そんな展開ある?
加害者家族と被害者家族の苦しみを描きたかったのかもしれませんが、この展開はいただけません
自分の息子を殺した犯人の少年が反省の言葉もなく、法律で守られ、家庭裁判所に送られ少年院にいっても3年で出てきてしまうという理不尽。
さらに、悪いのが息子や父親というようなマスコミの展開。
そんな社会や犯人に対して、怒り心頭、許せない!復讐してや -
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鶴見京介シリーズ2作目
今回は、熊本がらみで、裁判員に選ばれた鳴沢の過去と、今回の事件の容疑者との関係が明らかになっていく物語
被告人の保窪は妻の郁子を保険金目的で殺害したとして裁判へ。
本人は無罪を主張するも、過去2回、結婚歴があって、同様に当時の奥さんが不審死を遂げて、保険金を手に入れている設定。
なので、今回も保険金目的で殺害したのでは?
その裁判で裁判員で選ばれた鳴沢は祖父母に育てられ、自分の両親との関係を探している。
そんな、二人が裁判で被告と裁判員として出会ったところから...
保窪が隠している真実
鳴沢の父親の消息、死んだ母親との関係
法廷の中で明らかになる真相
という -
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鶴見弁護士シリーズ9作目。
四日市の公害訴訟が絡みます。
仲間の男性を撲殺したとして逮捕されたホームレスの岩田。
無罪を主張するも、状況証拠、目撃証言から起訴されますが、鶴見はその目撃証言を崩します。
その岩田を知っていた人物からの岩田の身分査証疑惑。
岩田を名乗る人物は、かつて四日市の公害訴訟で勝訴を勝ち取った英雄。しかしその裁判後に失踪。いったい何があったのか?
鶴見はその過去を追います。
四日市訴訟で起きた事件。
なぜ岩田を名乗るようになったのか?
なぜ頑なに過去を隠し続けるのか?
最後の最後で明らかになるその真相。
という展開です。
哀しい事実が隠されていたわけですが、正直あ