【感想・ネタバレ】闇仕合(上) 栄次郎江戸暦16のレビュー

あらすじ

平穏な江戸に忍び寄る凶々しい殺気の闇が侵しはじめた!

軽格ながら直参三人の斬死体が発見された。
怨みか? 内輪揉めによる立ち合いの果ての悲劇なのか?

田宮流抜刀術の達人矢内栄次郎は、八丁堀与力の崎田孫兵衛から、奇妙な連続斬死事件を聞かされた。「最初は霊巌寺裏で、次は万年橋近くの大川辺。そして今日は鉄砲洲稲荷だ。三人共直参で、刀を抜き合わせ、立ち合いの末に斬られており、相手はかなりの手練と思われる。なぜか三人共印籠を盗まれている。立ち合いの理由も印籠持ち去りの理由もわからない……」

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悪趣味

闇仕合は、終わっていないって、どういう事なんだろう?もっと大きな闇が有るのか?生死をかけて、人を戦わせて、その勝敗を賭けて、見物して楽しむ。なんという悪趣味な話だ。気分が悪くなる。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

剣の腕がたつ武士が次々と惨殺遺体で発見された。
栄次郎も探りをいれるがなかなか真相が判明しない。
剣術が大好きで、武士になろうと江戸に出てきた長吉。
仲良くさせてもらっていた浪人が同じような遺体で発見される。

そこには武士の気概を発奮させようと真剣での試合を提唱していた大物が。いつしか大金持ちの賭けにされていたのだった。

平和が長くなって、いつしか剣の腕も実際は役に立たぬとされていた時代。人の命のあまりに軽んじられる風潮に栄次郎は断じて究明の手を緩めないと誓う!

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2019年04月30日

Posted by ブクログ

第十六弾
次々とあがる幕臣の惨殺体、浪人の仕業で決着が?
次いで次々とあがる浪人の惨殺体
背後に幕閣の要人、大金持ちの道楽による決闘を強いる催し?
栄次郎の活躍で決着がついたに見えたが?
やはり背後に悲しき女と、町人の影?

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2017年03月09日

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